紫色の誘惑 40
category: 紫色の誘惑 (終了)
お店の名前を見て
サリーのことを 思い出した
ユノさんが 来てくれて
すっかり 忘れていた
今朝の サリーの言葉・・・
”好きになっちゃいそう・・・”
ダメだ
ダメだよ
サリー
ユノさんは ダメだ
言い用のない 焦燥感に
きっと 困った顔をしていたんだろう
「チャンミン?
どうしたの? なんか 難しい顔して」
「えっ? 何でもないです」
「なら いいけど・・・
医者は 何て?」
「今晩一晩だけ 様子を見て
何も変化がなければ 明日退院していいそうです」
「そう? 良かったー!
ホント 良かったな? 安心したよ」
「ありがとうございます
俺も ほっとしてます
皆さんに 迷惑かけちゃったから」
「気にするなって」
ユノさんと 会話をしているときも
サリーの言葉が
頭から 離れなくなってしまって
どうしたらいいのか?
これから
ユノさんやサリーと
どう接すればいいのか?
焦っていた
もし サリーが 告白して
ユノさんが アッコさんをフッて
サリーと付き合うことになったりしたら・・・?
ああ だめだだめだ
俺 女々しすぎる
考えないようにしようとしても
サリーの女性としての魅力を考えれば
ユノさんだって
きっと 惹かれるはず
サリーが いい女であることは 間違いないから・・・
この時ほど
自分が 男であることを呪ったことはない
”ユノさん 好き”って
素直に その胸に飛び込めたら
どんなに 気が楽だろうか・・・
「はぁ・・・」
「チャンミン? やっぱり さっきから変だよ?
何か 考え事?」
「あ 本当に何でもないです
ごめんなさいっ」
ユノさんが 心配そうに
俺の顔を覗き込むから
また 赤くなった
「何でもないなら いいんだけどさ
心配事があるなら 俺に言えよ?
遠慮しなくていいからさ」
そう言って
俺の頭を くしゃくしゃとなでた
「なんか チャンミン見てると
触りたくなるな・・・
構いたくなるっていうか・・・」
恥ずかしいけど 嬉しい
「俺 ペットじゃねーですよ?」
「ハハハ
そうだよな ごめんごめん
チャンミン 可愛い顔してるから
ついね」
「ユノさん・・・」
「チャンミン見てると 飽きなくてさ
カッコいいのに 可愛いとか・・・
そのギャップな!
お前さ モテるだろ?」
「全く モテないわけじゃあ ないです
けど・・・」
「けど? モテるんだろ?」
「カッコいいのに 可愛いのは
ユノさんの方ですよ」
「俺? まあ カッコいいとかは
正直 言われたことはあるけれど
可愛いなんて 言われたこと
一度もないけどね!」
充分過ぎるほど 可愛いけどな・・・
「そうなんですか?
アッコさんにも 言われないんですか?」
「アッコ? 言わないね
あいつは ただ 好き好きーって
自分のことしか 考えてないから」
アッコさんのことを 話すユノさんは
”俺のモン” について
話している 自信満々の彼氏みたいで
軽く 落ち込む
聞かなきゃ良かった・・・
でも これからも ユノさんのこと
もっと知りたいから
アッコさんの存在は
避けては通れない
アッコさんの存在を 認めてでも
ユノさんに もう少し近づきたい
その思いのほうが 強かった
だって ”友達” になったなんだから・・・
俺は生物学的には 男だから
アッコさんだって
警戒は しないだろうし・・・
ユノさんへの 叶わぬ思いを封印してでも
ユノさんの近くにいたい
もっと 知りたい
サリーがユノさんのこと
好きでも構わない
俺も 好き
3人で ユノさんを 好きになるなんて
どんだけ モテるんだよ!
目の前にいる 笑顔の素敵な
ユノさんに しばらく 見とれていた


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サリーのことを 思い出した
ユノさんが 来てくれて
すっかり 忘れていた
今朝の サリーの言葉・・・
”好きになっちゃいそう・・・”
ダメだ
ダメだよ
サリー
ユノさんは ダメだ
言い用のない 焦燥感に
きっと 困った顔をしていたんだろう
「チャンミン?
どうしたの? なんか 難しい顔して」
「えっ? 何でもないです」
「なら いいけど・・・
医者は 何て?」
「今晩一晩だけ 様子を見て
何も変化がなければ 明日退院していいそうです」
「そう? 良かったー!
ホント 良かったな? 安心したよ」
「ありがとうございます
俺も ほっとしてます
皆さんに 迷惑かけちゃったから」
「気にするなって」
ユノさんと 会話をしているときも
サリーの言葉が
頭から 離れなくなってしまって
どうしたらいいのか?
これから
ユノさんやサリーと
どう接すればいいのか?
焦っていた
もし サリーが 告白して
ユノさんが アッコさんをフッて
サリーと付き合うことになったりしたら・・・?
ああ だめだだめだ
俺 女々しすぎる
考えないようにしようとしても
サリーの女性としての魅力を考えれば
ユノさんだって
きっと 惹かれるはず
サリーが いい女であることは 間違いないから・・・
この時ほど
自分が 男であることを呪ったことはない
”ユノさん 好き”って
素直に その胸に飛び込めたら
どんなに 気が楽だろうか・・・
「はぁ・・・」
「チャンミン? やっぱり さっきから変だよ?
何か 考え事?」
「あ 本当に何でもないです
ごめんなさいっ」
ユノさんが 心配そうに
俺の顔を覗き込むから
また 赤くなった
「何でもないなら いいんだけどさ
心配事があるなら 俺に言えよ?
遠慮しなくていいからさ」
そう言って
俺の頭を くしゃくしゃとなでた
「なんか チャンミン見てると
触りたくなるな・・・
構いたくなるっていうか・・・」
恥ずかしいけど 嬉しい
「俺 ペットじゃねーですよ?」
「ハハハ
そうだよな ごめんごめん
チャンミン 可愛い顔してるから
ついね」
「ユノさん・・・」
「チャンミン見てると 飽きなくてさ
カッコいいのに 可愛いとか・・・
そのギャップな!
お前さ モテるだろ?」
「全く モテないわけじゃあ ないです
けど・・・」
「けど? モテるんだろ?」
「カッコいいのに 可愛いのは
ユノさんの方ですよ」
「俺? まあ カッコいいとかは
正直 言われたことはあるけれど
可愛いなんて 言われたこと
一度もないけどね!」
充分過ぎるほど 可愛いけどな・・・
「そうなんですか?
アッコさんにも 言われないんですか?」
「アッコ? 言わないね
あいつは ただ 好き好きーって
自分のことしか 考えてないから」
アッコさんのことを 話すユノさんは
”俺のモン” について
話している 自信満々の彼氏みたいで
軽く 落ち込む
聞かなきゃ良かった・・・
でも これからも ユノさんのこと
もっと知りたいから
アッコさんの存在は
避けては通れない
アッコさんの存在を 認めてでも
ユノさんに もう少し近づきたい
その思いのほうが 強かった
だって ”友達” になったなんだから・・・
俺は生物学的には 男だから
アッコさんだって
警戒は しないだろうし・・・
ユノさんへの 叶わぬ思いを封印してでも
ユノさんの近くにいたい
もっと 知りたい
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好きでも構わない
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Comments
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2015-03-13 21:05
Re: タイトルなし
鍵コメ Nさんコメントありがとうございます!
Mステ出演決定で
少々取り乱しているminkです

描写 浮かびますか?
嬉しいです
その場の様子が わかるように
書いているつもりなので

京セラは 17日だけ
急遽参戦することになりました!
Nさんは 全部参戦ですか?
きっとまた 素敵な2人に
ノックアウトされちゃいますね!
楽しんできてください!
mink
mink URL 2015-03-13 22:15