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くせ 23

category: くせ  

ユノは 血の繋がりのない僕に育てられたけれど


小学校でも中学校でも いじめられたことはなかった


それは ひとえにユノの明るい性格によるものだと思う


小学生の頃は 心配で仕方なかったけれど 


今ではもう いじめの心配はしていない


ユノには そんな卑怯な行動には決して屈しない強さがあった


そして 何があっても この子は大丈夫という確信が 僕にはあった





この先 ユノはどんな男に成長していくのだろう


がっしりと 僕に抱きついて眠っているユノの頭を撫で


閉じたままの瞳に被さる長い睫毛を眺めた


そろそろ 起きなくちゃ


朝ごはんの準備をしないと ユノが学校に遅刻してしまう


瞼にチュッとキスをして 起き上がろうとしたその時


ユノが バチっと目を開けた


「わっ・・・」


『チャンミン』


何故かしら 僕は 凄く驚いて ドキドキしてしまった


黒く 円らな瞳が すぐ近くで僕を見つめたことに加え


ユノが 急にむぎゅうっと抱きついてきたから・・・





「ユノッ」


『チャンミン まだ 起きないで』


「起きてたの?」


『せっかくチャンミンの匂いを嗅いでたのに チャンミンが起き上がろうとするから』


「だって 朝ごはん」


『僕にチュッってしてくれたでしょ ありがとう』


「ひどいな 知ってたの?」


『前にもあった? それとも僕が寝ているときは いつもしてくれてるの?』


「してないよっ」


『嘘だ 知ってるよ 俺』


「・・・」


『チャンミンに愛されてるって思えて 凄く嬉しかった』


「ユノ・・・」


『僕のたった一人のチャンミンだからさ 嬉しくて』


「僕にとっても 大切なたった一人の息子だからね」


『チャンミン もう一回して?』


「えっ?」


抱きつきながら 僕の顔の目の前で 鼻を擦り合わせながらそんなことを言うなんて


いったいユノはどういうつもりなんだ?





妙に ドキドキしてしまう僕も 少しおかしい


どうしたんだろうか・・・?


ユノとは今でも毎晩のように一緒に寝ているし


相変らず スキンシップも多いし


一緒にお風呂にも入る


なのに なんで 今 こんなに緊張するのだろう・・・


相手は まだ子供なのに・・・





『チャンミン 早くぅ~』


僕に 無邪気に抱きつき 笑って目を閉じたユノ


はぁ 僕はいったい 何を考えているんだ?


ユノは 単純に 父親代わりの僕の愛情を求めているだけなのに


変に意識してしまった自分が恥ずかしくなり


「何 言ってるの もう起きるよ」


ユノを剥がして 起き上がろうとした


でも


「あっ・・・」


『チャンミン お願い もう一度だけ ちゅってして?』


ユノの力の前に 僕は 起き上がれなかったのだ


僕の上に 乗っかるように 抱きついてきたユノは 


『お願い そうしたらさ 俺 勉強も凄く頑張れると思う』


「ユノ・・・」


『はい』


また 目を瞑って 僕の唇の前に 顔を突き出した


「仕方ないな・・・これも絶対に人に言ったりしてはダメだよ?」


『言わないよ チャンミンと俺だけの秘密だもん』


「・・・」


このままでは 一生起き上がれそうにない


チュッ・・・


仕方なく ユノの瞼にキスをした


「ユノ いい子だ そろそろ起きよう」


『ありがと チャンミン 大好きだよ うん 本当に大好き』


「はいはい ほらっ 朝ごはん無くなっちゃうよ」


上機嫌のユノを見ながらベッドから這い出した





『あ・・・』


「ん?」


『ううん 何でもない・・・』


「じゃ 先に起きてるよ ユノも着替えてね」





気づいてた


自分の真ん中が 固く勃ち上がっているのを・・・


そして ユノも 固くなっていたし


起き上がる時 一瞬だけど 僕の股間にユノの視線が注がれたことも・・・


「朝だからだよな」


一人ごちて トイレを済ませ 簡単に顔を洗う


今朝は時間が押している


着替えもせずに


僕は 簡単な朝食の準備に入った





寒い朝は 温かいスープに限る


ユノは 僕の作った野菜スープを 美味しい美味しいと言いながら 全部飲み干し


慌てて出て行った





「ふぅーっ」


ユノが学校へ行き


僕は 着替えをしようと パジャマ替わりの長袖のTシャツを脱いだ


さっきバタバタと出て行ったユノが蹴とばした 僕の靴が玄関で引くりかえっている


それを直そうと 玄関に向かうと 


ドンドンと ドアを叩く音


そして インターフォン 


『チャンミン開けてー忘れ物』


玄関にいる僕にはユノの声がはっきりと聞こえた


「どうした?」


開けると 息を切らしたユノが 


『サッカー 練習あるから』


リビングのソファーを指差した


練習着を忘れていたようだ


「大切なユニフォームだろ はい」


ユノに渡すと 玄関の中に入って来たユノがドアを閉めた


『チャンミン 裸で 外に出ちゃダメだからね』


いきなり 上半身裸の僕に抱きついて 僕の乳首にキスをした


『じゃ 行って来まーす』


満面の笑みを浮かべて


ユノは 慌ただしく出て行った





僕は 一瞬なにが起こったのか わからなかった





㊗️ ㊗️ ㊗️ ㊗️ ㊗️

アルバム【XV】 

オリコンもビルボードも1位獲得です❗️

16万枚超えたのは久しぶりですよね

あちこちのCD SHOPで売り切れが相次いでいるそうです

皆さん 追いXV をしているのでしょう

ハイタッチ会への一次申し込みの期間が延長されたことで

更に買おうとした人も増えてるような気がします

やはり 一次で当てたいですものね♪

チングが 新大久保の有名な神社で仲間の名前を書いて

ハイタッチ会当選祈願の絵馬を奉納してきてくれました(涙)

申し込んだビギさんが全員1回ずつ行けることを願ってやみません

当たれー🎉🎉🎉

今日は 即位礼正殿の儀 

仕事はお休みです

今日お仕事の方もそうでない方も ファイティン!

期間限定公式Twitterがやっと呟いた😂





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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2019_10_22

くせ 22

category: くせ  

「温かくなった?」


『うん 気持ちよかった』


「いくら試合があるとはいえ 寒いのにこんなに遅くまで大変だよな」


『うん でもしょうがないよ』


「お腹 空いただろ? 早く食べよ」


『うん』


ジャージの上下に着替えた お風呂上りのほかほかしたユノが 目の前に座る


『うわぁ 美味そう!』


特製のキムチチゲは 僕の自信作だ


実家にいた頃 冬になると母がよく作ってくれたものだ


丁度 僕が今のユノと同じくらいの年頃に 料理に興味を持って


母に強請って 作り方を教えてもらった


でも 母手作りの味噌が隠し味に入っていたせいか


あの味と 全く同じというわけにはいかなかった





『チャンミンの料理は 本当に世界一美味い!』


「ユノは 今でも 世界一が口癖だね」


微笑ましく思いながらそう言うと


『なんだよ 子ども扱いして・・・』


「だって本当のことなんだから 仕方ないだろ?」


『ほんとのことを言っただけだよ』


「ありがと 本当に子どもの頃から そう言ってご飯を食べてくれるから
僕も作り甲斐があるよ」


『・・・』


スプーンを口に入れたまま 僕をじっと見る


やっぱり 少し いつものユノと違う


背が伸びたせいか 顔が少しほっそりとした


おしゃれには 全く興味がないようだけれど


髪には 気を遣うようになった


この間も 床屋でカットしてもらった後に 短く切り過ぎたって ずっとぼやいていたし・・・





「もうすぐ 3年だね
部活はいつまであるの?」


『ん? 夏休みまではあるよ
夏の地区大会が3年生の引退試合なんだって』


「そうなんだ」


『秋季大会は出ないみたい 
受験勉強しないといけないもんね』


「そうだね」


『俺さ・・・あまり成績良くないけど 
高校は 東方高校にしようと思ってる』


驚いた


そんなことを考えているなんて・・・


ユノが口にしたのは 僕の母校だ


そして 公立の高校では このあたりではトップ校なのだ





確かに 何処の私立でもどうぞというわけにはいかないけれど


何も無理に東方高校じゃなくてもいいのに・・・





『俺さ チャンミンの出た高校行きたいんだ
チャンミンに恩返しをして 大人になったら俺がチャンミンを守る番だからさ
部活が終わったら 東方高校に入れるように がむしゃらに頑張るよ』


ユノが言うと 何でもできそうな気がしてくるから不思議だ


「わかった その調子だね 応援するよ
でも 正直 今のままでは厳しいぞ?」


『わかってるよ だから これから頑張るんだろ』


少しむくれたユノが可愛い


ご飯のお代わりを渡すと 左手に持ったスプーンで 大きく頬張った





「ユノは 将来の夢とか あるの?
サッカー選手とか?」


『無理だよ そんなの
今のところは別にないよ』


「3年になったら 個人面談とかあるよね
進路についても ユノとちゃんと相談しておかないとと思って」


『嫌だなあ 面談とかさ』


「全員するんだよ」


『そうだけどさ~』


「ユノはさ 自分のしたいことをすればいいと思うよ
何か 進みたい方面があるなら そういう学校に行ってもいいし
お金のことは あまり気にしなくていいんだよ」


『そういうわけじゃないけどさ
俺は チャンミンの高校に行きたいだけ』


そう言うと 目の前のチゲを美味しそうに食べ続けた





僕は ユノの将来のために少しずつ貯金をしてきた


あまり贅沢もせずに 貯金をしたおかげで 


ユノが 私立を選んでも 3年間通わせられるだけの蓄えはできていた


これからも 貯金に励み 大学にも行かせたい


そして 両親を亡くしたという境遇をものともせずに 堂々とした社会人になってもらいたいのだ





その晩は やはり一緒に眠った


最近は ユノの身体も大きくなったから


正直 ベッドがとても狭い


そろそろ 部屋を分けないといけないかな・・・


でも引っ越すとなると大変だし


かと言って 部屋が2つあるわけでもない


でも これからは ユノの部屋も必要だろう


僕は 引っ越しを視野に入れて この先の事を考えた





『チャンミン・・・』


ユノはよく寝言を言う


無意識に 僕に抱きついて 名前を呼ぶ


瞳は閉じているのに その顔を見ていると


無性に 抱きしめたくなる


綺麗な顔をしている


思春期でも ニキビは殆どないし


サラリとした髪は とても艶があって綺麗だ





今日 帰りが遅かったのも もしかしたら 


あの女の子と付き合っていて 家まで送って行ったのではないか?


だとしたら 早々に ユノとは部屋を分けなければいけないだろう


もうすぐ15歳になろうかというのに


父親と一緒に寝てるなんて 彼女にばれたら絶対に嫌われる


最近 自分のことを "俺"と言うようになったユノが


一つ 青年への階段を上ったのではないかと思うようになった


その成長を邪魔しないように 春休みに引っ越しも視野に入れて部屋を探そう





心の中で 僕なりに結論を出して眠りについた


朝 目が覚めたら ユノががっつり僕に抱きついていた





💖 💖 💖 💖 💖

アルバム 絶好調ですね💖

この調子ならオリコンウィークリーチャート1位もかたいでしょう❣️

皆さまはハイタッチ会への申し込みは済ませましたか?

私もようやく😌

ドキドキします💓

できれば申し込んだビギが全員1回ずつ当たるようにしてほしいと思います

重複当選はなしにして

そして やっぱりね

一般の方々よりもビギを優先してほしいと思っちゃうんですよ💦

ポイントもね ビギは5じゃなくて10ポイントで一度応募できるようにしてもいいんじゃないかしら?

なんたって天下の東方神起のハイタッチですからね🤚

マイページ のマイルなんてややこしいことをせずに

アルバムについているシリアルだけで一度申し込みができるというようにした方が不公平はなかったかもしれませんね(シリアルをメルカリで売る輩も減ったかも)

きっとスタッフが一生懸命考えてくれたアイディアなんでしょうけれど残念ですね

私たちはワチャワチャ楽しめましたけれど

確かにSHOPが近くにない方もいらっしゃいますものね😔

行きたい人が行ける企画であるといいなあ🥰

コメントや拍手をありがとうこございます😊

Hさん は○○○さん

お話 少しずつですが楽しんでくださいね♪





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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2019_10_21

くせ 21

category: くせ  

疲れた


久しぶりに走った


全力疾走なんて 殆どしないし


いくら自宅で筋トレをしているとは言っても


走ることにには慣れていない


息切れが暫く収まらなかった


ユノが帰って来てしまったらどうしよう・・・


ユノよりも先には帰れたけれど


額に噴きだす玉のような汗


真冬だと言うのに どう見てもおかしい





僕は ユノに気づかれないようにと 


サッと顔を洗い 服を着替えた


まだ 赤い頬に お湯で絞ったタオルをあてて


なんとか 普段通りに戻す





水を飲み ようやく 胸の動悸が収まったころ 


ソファーに置きっぱなしのユノのマフラーに気づいた


外に出たことがわからないように こっそりと でも慌ててしまい


外出前と全く変わらない状態に 家の中を戻した





変わらない 見た目は・・・


でも 僕の頭には ユノと恐らく同級生だろうと思われる女の子が並んで歩く様子が


チラチラと浮かんでは消え なかなか消し去ることができなかった


この 言いようのない寂しさは 何なんだろう


世の中のお父さんやお母さん 娘が嫁ぐ日とか こんな感じなのかな?


今まで手塩にかけて育ててきた子供が 自分から離れていく


僕もまだ8年とは言え ユノを育ててきた


別に 決まったわけでもないのに ユノが 僕の手から飛び出そうとしているように見えて


わけもなく 寂しくなってしまう・・・





きっと 寒い中 顔を真っ赤にして帰って来るだろう


暖かい料理で 身体を温めてあげよう


ユノは 本当にいい少年に育った


そして 今は少年と青年の中間のあやふやな時期


人生において とても大切な多感な時期だ


思春期と言ってもいいだろうし 異性にも興味が出てくる頃だろう





彼女のことを相談されたりしても 僕には 女の子と付き合った経験がない


そのうち ユノから 何か話をされるだろうと思うと 憂鬱になった


僕が 男しか愛せない人間だと知ったら ユノは 僕を軽蔑するかな・・・


買ったばかりのお玉で鍋の中をかき混ぜながら 苦笑いをした


気持ち悪がって 距離をおくようになるかな・・・


ユノに拒絶されたら 僕は・・・


自然に 溢れる涙に 


自分が 如何にユノに依存して生きているのかを悟った


決して ユノに悟られてはいけない


それらしきものは 全て処分したし ユノが大人になって 


下宿か就職か はたまた結婚かで この家を出て行く その時まではせめて


僕は 自分の性癖を隠さなければならないのだ


いや できるならば 一生 


そんなことはわからないほうがいい


その方が いいのだ





幸い ユノとの生活が本当に幸せで この8年間 特別な相手もいなかった


そういう類の店に顔を出すこともなかったし


もっぱら ユノが不在の時間帯に 一人で吐き出すくらいだった


これからも それは守り続けていかなければならない





大切なユノのため 


たった一人の心を許せる 家族のため


僕は 君を守り続けるためなら なんだってする


もう ユノなしの生活なんて 本当に考えられなくなっている自分


全ては ユノが幸せな人生を送れるように


僕の生きる張り合いは はっきりと そこにあった


だからまだ この時の僕は


この気持ちが 純粋に父親としての子供にたいする愛しさだと


信じて疑わなかった





食事の支度も終え すっかり冷えも収まり


もう いつユノが帰宅しても大丈夫になったというのに


ユノは なかなか帰って来なかった


僕が帰宅してから 1時間ほど経った頃


ユノが 寒そうに帰宅した





『ただいま』


「おかえり」


思わず遅かったねと言いそうになったが


迎えに行ったことは 内緒にするつもりだったから


「今日は練習が 長引いたの?
寒いのに大変だね」


と言ってみた


『うん』


なんだか少し煮え切らないユノ


きっと 親には言いにくいこともあるんだろう


「顔 真っ赤だよ
寒そうだから 先にお風呂に入って温まってきたら?」


『そうだね そうしようかな
じゃあ ご飯 少し待っててね』


そう言うと 一人荷物を置いて 風呂場に入っていった


いつもなら ご飯は何か?って しつこいくらいに聞いてくるのに


今日のユノは 静かだった





きっと 何かあったんだな・・・


とりあえず ユノがお風呂からあがるのを待って


一緒に食事をしよう


僕は 別に見るつもりもないテレビのスイッチを入れた





💛 💛 💛 💛 💛

やっと アルバム聴きました♪

凄く大人っぽいアルバムという印象です

本来の東方神起の持ち味を生かしたまま

少し大人っぽく仕上げたと感じました

相変らず 一般ピーポーには 歌うの難しそうだな・・・

まだ 一度しか聴けてないですが 耳に残る歌詞やメロディー

凄くいいです!

一度曲を聴いた感じでは 今回はヨジャダンサーいないのかな?

なんて思いました←願望か?!

ライブの中で 流れるVCRにヨジャが絡んでくるのかしら?

色々と妄想が膨らみますね

また じっくり聞きたいと思います

昨日 1つ追いXV をしたのですが 某店舗ではもう特典がなかったです

凄く売れてるって!

嬉しいですね~♪

ウイークリー1位 是非取りたいですね

ではまた~







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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2019_10_19

くせ 20

category: くせ  

狭いベッドで 僕たちはくっついて眠った


ユノは 僕のモノに手を伸ばし 


ムニムニと握ると 安心して眠った


その顔は 中学生とは思えないほど無垢で


この世で 自分がユノにとって 唯一安心できる相手なのだということのしるしに他ならないと知らされたようで


いつまでも ユノが不安など一切感じなくてもいいように


ずっと 見守ってやりたいと 改めて思わされた


そう たとえ ユノが 誰かと幸せになっても・・・


血は繋がってなくても 僕たちは正真正銘の戸籍上の親子なのだから・・・





ユノは 部活で本当に忙しくしていた


サッカー部は 試合も多く その前には練習に次ぐ練習で


早朝練習がある日もあったし


午後の部活もほぼ毎日となって 帰って来るのは夕方6時過ぎ


冬は その時間でも 外は真っ暗で 


僕は ユノが帰って来るまで心配で堪らなかった


世の中のお母さんはこんな感じなのだろうか・・・?


真夏はまだ良かったけれど


この季節は 日が暮れるのが早い


練習の終了時間が 夏よりも1時間は早くても


それでも暗く寒い季節は 心配だった





『ただいまー』


「あ ユノお帰り」


『いい匂い~ 今日はシチュー?』


「うん そうだよ 外での練習で身体も冷えただろ?
温かいものを食べて」


『やったー 楽しみ
チャンミンのシチューは冬しか食べられないからね』


見れば 頬が真っ赤


今日は 気温も低かったから 寒かっただろう


「もうできてるけど 先にお風呂に入る?」


『うん ちょっとあったまってくる
夜はまた チャンミンと一緒に入るね』


「オッケー」


ユノは 練習着を洗濯機に放り込み お風呂に入った


そんなに広い家ではないから オイルヒーター一つで十分暖かい


エアコンは 喉にきつく 肌も乾燥するから


僕は 冬はいつもオイルヒーターを使っていた


コンセントを差し込むから 停電になると困るのだけど


オイルを足したり入れ替えたりする必要もなく スイッチ一つでタイマーも使える優れものだ


強さも選べるこの暖房器具を 僕はずっと愛用していた


ユノが 風邪をひかないように 部屋の中はいつも暖かくしてある





『湯船で温まったから もう寒くない』


今度は 寒さではなく お風呂で温まって頬を紅潮させたユノが


美味しそうに シチューを頬張る


『うめー おかわり』


「たくさん食べて」


『うん ほんとに美味しい
給食のシチューはあまり美味くないんだ』


ユノが通うのは 近所の公立中学校


給食があるから お弁当はいらないので僕は助かるけど


どうも 味がイマイチらしい・・・


「お腹 空くよね
帰りに買い食いとかしてるの?」


『うん 先生にばれないように こっそりコンビニでパン買ったりしてるコもいるけど
僕は チャンミンの美味しいご飯が待ってるから食べないよ』


「あまりにお腹が空いていたら我慢しなくてもいいんだよ」


『我慢じゃないよ チャンミンのごはんが食べたいんだもん』


もうすぐ中学3年生になるというのに


小学生みたいなことを言ってくれる


「じゃあ もっと張り切って作らなくちゃね」


『ありがとう』





翌日もユノは練習だった


天気予報では 夜から冷え込みが強くなり


雪が降るかもしれないということだったし


玄関を見たら ユノの傘が置いてあったから ああ持って行かなかったんだなと思い


たまには 迎えに行こうと思った


窓の外を見ると 既に真っ暗で チラチラと小雪が舞っていた


「これは寒いな 傘と大きなマフラーを持って迎えに行くか・・・」


その日は 僕も早めに夕飯の支度が済んだので 


手袋もして 外に出た





中学校は歩いて15分くらい


道も平たんで真っ直ぐだから すれ違うことはない


時間を見ると もう練習も終わっているはずなのに 


ユノが戻って来る気配はなかった


途中 何人か 同じ学校の生徒にすれ違う


サッカー部と思しき生徒もいたから ユノもそろそろ歩いてくるかと思っていたけれど


会わないまま 結局学校に着いてしまった





グラウンドは 下級生だろうか 練習の後片付けをしている生徒が数人


ユノは 見当たらない


正門は閉められているので 横の通用門に回ってみる


他の部活の生徒たちも続々と帰って行くところだった


みんな 遅くまで頑張っているんだな・・・





ユノと すれ違っっちゃったかな・・・


心配になったけど 他の子に聞くわけにもいかない


大の男が聞いたら きっと不審者扱いされるだろうから・・・


ふと 体育館の横の部室が並ぶところに目を向けた


すると ユノと思われる生徒が こちらも向かって歩いてくるのが見えた


「あ ユノ・・・」


ホッとして 頬を緩めたとき ユノの隣にもう一人 人影が見えた





「・・・」


スカートが揺れていた


ユノの隣には 女の子がいたのだ


そうか そうだよな 


ユノはもう中学3年生になるんだ


ガールフレンドくらいできたって おかしくないんだよな・・・


手に持った ユノを包むためのマフラーと傘


僕は なんて過保護なことをしているんだろう


男の子だし 少し気にし過ぎたかな・・・?


だんだん近づいてくる2人 


ユノは 僕には気づかない


何やら 話をしているみたいだけれど 表情まではよく見えなかった





ここで待っていたらおかしいよね


ユノだって お父さんが迎えに来たなんて 女の子に知られたら恥ずかしいに違いないし


僕は 咄嗟に 門の脇に身を隠した 


このまま 背中を向けて歩き出したら ユノから見えてしまうと思ったからだ





そして 考えた挙句 来た道とは反対の方向へ歩き出した


少し遠回りになるけれど


ユノが通らない道を使って 家に帰ろう


普段 走るような運動はほとんどしていないけれど


今日は 走らねばならないだろう


ユノよりも早く帰宅できるよう 僕は遠回りの道を走った


表通りと違って この道は暗くて危ないんだな なんて感じながら


僕は 走って走って走った


家に着いたときは 真冬でありながら 


汗がびっしょりだった





💛 💛 💛 💛 💛

台風19号の被害が思いの外大きくて 驚いています

未だに続く河川の氾濫によるライフラインの普通や避難生活

被害に遭われた方々の生活が落ち着く日を祈っています

自然の力の前では 人間は無力ですものね

私の住んでいる地域に特に被害がなかったのも ダムとか色々なところで守られているからなのだと聞きました

感謝して生きて行かないといけないなと身に沁みて思いました

* * * * *

拍手コメント み〇さん
ずっと読んでくださっているのですね
このお話が一番好き♪と ありがとうございます
私も書くのがとても楽しいです
ユノの成長をゆっくりと書いて行けたらと思っています

拍手コメント Hさん
スパショ神起 全ステ発言可愛かったですね
つまりはユノとチャンミンで相談しているということですものね♪
本当に2人は仲良しだわ~💛

拍手コメント ひ○さん
ひ〇さんのところも避難勧告がでたのですね・・・
自然災害は本当に恐ろしいですね
どうか大きな被害に遭われませんように

コメント は〇〇〇さん
うちは大丈夫でした
張り切っている息子に感謝しましたよ(笑)
何もなかったから笑っていられるけれど被害の大きい地域はね・・・
これ以上の自然災害は止めてほしいですよね



いよいよ明日は アルバムのフラゲ日ですね♪



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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2019_10_14

くせ 19

category: くせ  

「ユノは 優しいね 
施設の子たちも みんなユノが大好きみたいだ」


『そうかな・・・僕は チャンミンが大人気だと思う』


施設から帰り 晩御飯を食べた後 そんな話をした


「あはは 僕はクッキーをくれるおじさんだからだよ
先生方も ユノのこと とても褒めていたよ」


『チャンミンは 僕のものなのに みんながチャンミンのところに寄って行くから
ちょっとつまらない』


「そりゃあ お菓子をくれるんだから 来るよ」


『でも・・・』


「大丈夫 僕チャンミンは ユノだけのお父さんだから」


『うん・・・そうだよね 僕だけのものだよね』


「ものじゃないけど」


『ごめん でも他の子が チャンミンに抱きついたりするのは好きじゃない』


「ユノは毎日 一緒に寝てるじゃないか 
心配いらないよ」


唇を尖らせて むくれるユノ


そんなに心配するほどのことでもないのに こんなこと言うのは珍しい





僕は 夕食後のお皿洗いの手を止めて 後ろに立つユノを抱きしめた


「ユノ 安心して ユノが不安になるようなことはしないつもりだけど
施設の子たちは まだ小さいし お父さんやお母さんがいないんだ
少しは わかってあげて」


『・・・わかった そうだよね
僕がと同じだもんね・・・
あの子たちにも早く新しいお父さんやお母さんができるといいね』


「そうだね」


そう簡単にいかないことも ユノだって知ってるはず


現に 高校生になってもまだ施設にいる子もいるし


卒業と同時に 一人で巣立って行く子も何人もいるのだ


そういう子は 今後も一人で生きていかなければならない


いいパートナーでも見つかっているといいんだけど


世の中は 結構厳しいと聞いている





「さぁ ユノ お風呂入ろう」


僕にぎゅうぎゅうとしがみつくユノを剥がし


お風呂に誘った





ユノは随分大きくなったけれど 僕たちは一緒にお風呂に入ることが多い


お風呂の中で 裸の付き合いをすることで ユノをしっかりと見てやれるような気がしていたのだ


中学生になって 


いつの間にか 声変わりもし 身体にも毛が生えている


サッカーをしているせいか 子供特有の細い線ではあるけれど


ユノの身体には 程よく筋肉がつき始めていた


狭い洗い場だけど ユノと背中を流しっこする時間は 


僕は本当の父親になったようで とても楽しい時間だった


ユノは 学校の成績は中くらい スポーツは万能で 


いつも明るく優しいので クラスでも中心人物だと 担任の先生から面談の時に言われた


これは 小学生の頃から変わっていないということだ


ユノの自然ににじみ出る優しさは 痛みを知る人間だからなのか


ユノの無くなったご両親の人格によるものなのか


それとも ユノ個人の持って生まれたものなのか


いずれにせよ ユノがあまりにいい子に育ってくれて


僕には 大きすぎる幸せを運んでくれたという思いが募り


毎晩 たくさんのことに感謝する癖がついた





『チャンミンは 細いね』


「そう?」


『僕と同じくらい食べるのに ちっとも太らないね』


「そうだね 育ち盛りのユノと同じくらい食べるかもね
僕は昔から 食べても太らないんだよ」


『ふうん・・・クラスの子のお父さんはお腹が出てたよ』


運動会を見に来る親御さんの体格を ユノは観察していた


『チャンミンが一番カッコよかったし 綺麗だった』


「綺麗? 何だよそれ 男なんだから綺麗はないだろ」


『ううん ほんとうだよ 
僕 たくさんのお母さんを見て来たけど チャンミンより綺麗なお母さんは一人もいないもん』


「そうかな・・・」


『僕ね 大きくなったら立派に仕事をして チャンミンを守るんだって決めてるから』


「僕を守ってくれるの?」


『そうだよ 僕を引き取って育ててくれて 
毎日洗濯して掃除してさ 仕事もして 美味しいお料理も作ってくれて
チャンミンは お父さんとお母さんの仕事 両方やってるんだよ?
こんなスーパーマンいないよ』


「ありがとう 僕はユノと一緒にいられることが嬉しくて
当たり前のことをしているだけだよ」


『チャンミン 世界一だから!
待っててね 僕が大人になるまで 何処にも行かないで』


「行かないよ 何度でも言うよ
僕は ユノとしか一緒にいたくないんだよ」


『僕もだよ チャンミンとしか一緒にいたくない
僕たちは 相思相愛だね』


「驚いた そんなこと言うなんて 
ユノ ドラマが漫画の読み過ぎじゃないの?」


『何で本の読み過ぎって言わないんだよ』


「だって ちっとも本読まないじゃないか」


『漫画の方が楽しいモン』


「ユノと相思相愛だなんて 嬉しいよ」


僕は笑って ユノを抱きしめた


素っ裸で 抱きあう親子って やっぱり変だよな・・・





僕はその時 


ユノの股間が少しだけ固くなっていることに  気づいていた





💛 💛 💛 💛 💛

台風  無事に過ぎ去ったようで安心しました

爪痕を残されたり 避難なさっている方々が早く元の生活にもどれますようお祈りしております

うちは 思ったよりも暴風の時間も短くて いつの間にか終わってました

変な音がしたり 目の前の川の水位が上昇して川沿いの遊歩道が冠水はしてましたが

先月の15号の方が 怖かったです

MUSIC FAIR 台風のテロップ邪魔でしたが 2人は安定のカッコ良さでしたね♪

飛び抜けて2人がアートのようでした~

放送されない地域もあると聞きました

ツイやインスタに上がっている動画でお楽しみいただけたかな・・・

また MUSIC FAIR の公式サイトに写真が数枚上がっています

とても良かったとメッセージを送りました

お時間がある方は 覗いてみてくださいね

https://www.fujitv.co.jp/MUSICFAIR/backnumber/index.html

* * * * *

いつも応援ありがとうございます♪

コメ変できなくてごめんなさい

ジスさん Hさん S-M-さん は〇〇〇さん 

ひ〇さん スミレさん えっぴっちさん 

コメントありがとうございます♪

励みになっています!





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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2019_10_13


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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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