2人の約束 19
category: 2人の約束 (休止中)
僕の 頑張りが 通じたのか
ユノと 同じグループでの
デビューが決まった
内心 『やった―!』と
叫びたい心境だった
「よろしくな」
そのときには
もう 既に
ユノは 僕の特別だったけれど
それは 同じ男として
憧れや 目標にも似た
羨望の眼差しの方が 強かったように思う
そして ユノも
一番年下の 大人しい僕を
人一倍 気にかけてくれていたことを
僕は 今でも 忘れていないんだ
~ C ~


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ユノと 同じグループでの
デビューが決まった
内心 『やった―!』と
叫びたい心境だった
「よろしくな」
そのときには
もう 既に
ユノは 僕の特別だったけれど
それは 同じ男として
憧れや 目標にも似た
羨望の眼差しの方が 強かったように思う
そして ユノも
一番年下の 大人しい僕を
人一倍 気にかけてくれていたことを
僕は 今でも 忘れていないんだ
~ C ~


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2人の約束 18
category: 2人の約束 (休止中)
ユノヒョンは 事あるごとに
僕に 話しかけてきた
「お前 何で オーディション 受けたの?」
「え・・・スカウトされて・・・」
「やっぱそうか・・・すげーのが入ってくるって 評判だったからさ」
「そうなんですか?」
「うん 確かに可愛いし お坊ちゃんって感じだもんな?」
「そんな・・・」
ぶっきらぼうに はっきりとモノを言う ユノヒョンは
ちょっと 恐くて・・・
年上だし なんか 僕のこと いつも見てるし
でも 僕だって 初めてのことに挑戦してみたいんだ
新しい世界に 飛び込みたいんだ
きっと
そのときの僕は 練習生の中でも
変わった存在だったんだろうなということが
今となっては よくわかる
親元を離れて
お腹を空かせながら レッスンに励む仲間たち
僕は 恵まれているんだな・・・
だから 人一倍頑張らないと
バカにされる!
生ぬるい温室育ちと言われても
歌やダンスで 頑張って
皆と 対等になれば
ユノヒョンにも 認めてもらえるんだから
疲れても
僕は 決して口には 出さなかった
そんな 僕を 父も母も
無言で 見守ってくれていた
いつしか
ユノヒョンに 認めてもらいたい
それが
僕のモチベーションを上げる
原動力になった
~ C ~


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僕に 話しかけてきた
「お前 何で オーディション 受けたの?」
「え・・・スカウトされて・・・」
「やっぱそうか・・・すげーのが入ってくるって 評判だったからさ」
「そうなんですか?」
「うん 確かに可愛いし お坊ちゃんって感じだもんな?」
「そんな・・・」
ぶっきらぼうに はっきりとモノを言う ユノヒョンは
ちょっと 恐くて・・・
年上だし なんか 僕のこと いつも見てるし
でも 僕だって 初めてのことに挑戦してみたいんだ
新しい世界に 飛び込みたいんだ
きっと
そのときの僕は 練習生の中でも
変わった存在だったんだろうなということが
今となっては よくわかる
親元を離れて
お腹を空かせながら レッスンに励む仲間たち
僕は 恵まれているんだな・・・
だから 人一倍頑張らないと
バカにされる!
生ぬるい温室育ちと言われても
歌やダンスで 頑張って
皆と 対等になれば
ユノヒョンにも 認めてもらえるんだから
疲れても
僕は 決して口には 出さなかった
そんな 僕を 父も母も
無言で 見守ってくれていた
いつしか
ユノヒョンに 認めてもらいたい
それが
僕のモチベーションを上げる
原動力になった
~ C ~


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2人の約束 17
category: 2人の約束 (休止中)
僕は がむしゃらに 頑張った
大人しくて
目立たなくて
あまり 他の練習生とも 絡まない
レッスンが 終われば 大きなカバンを持って
塾に直行する毎日
そんな僕を
”変な奴”と思う 練習生も 多かったと聞いた
でも その時は 無我夢中で
他の人のことなんて 考えられなかった
ただ
『BoAちゃんのいる事務所でしょー?』
と言って嬉しそうな顔をした
大好きな 母を喜ばせたい
その一心で
アーティストという 職業に興味を持った
厳しい父に 認めてもらいたいという意地と
優しい母に 喜んでもらいたいという素直な気持ち
そして
「すぐに 諦めるなら さっさとやめろ!」
そう言った あの人
ユノヒョンに対する 複雑な思い・・・
きっと そのときから僕は
ユノヒョンに 認めてもらいたかったんだ
~ C ~


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大人しくて
目立たなくて
あまり 他の練習生とも 絡まない
レッスンが 終われば 大きなカバンを持って
塾に直行する毎日
そんな僕を
”変な奴”と思う 練習生も 多かったと聞いた
でも その時は 無我夢中で
他の人のことなんて 考えられなかった
ただ
『BoAちゃんのいる事務所でしょー?』
と言って嬉しそうな顔をした
大好きな 母を喜ばせたい
その一心で
アーティストという 職業に興味を持った
厳しい父に 認めてもらいたいという意地と
優しい母に 喜んでもらいたいという素直な気持ち
そして
「すぐに 諦めるなら さっさとやめろ!」
そう言った あの人
ユノヒョンに対する 複雑な思い・・・
きっと そのときから僕は
ユノヒョンに 認めてもらいたかったんだ
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2人の約束 16
category: 2人の約束 (休止中)
宿舎には 大勢の練習生がいて
いつも 雑魚寝状態
そんな 慣れない環境で
みんな 明日のスターを目指してる
僕は 自宅から通う
少し 特異な生徒
オーディションに 合格したあと
どうしても 通ってみたいと
お願いした父に 言われた言葉
「学校の成績を 落さないで続けられるなら」
そんな 無理難題・・・
と思ったけど
絶対に 成績を落さずに やり遂げて見せる!
と誓った
僕の ”初めての反抗”だった
~ C ~


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いつも 雑魚寝状態
そんな 慣れない環境で
みんな 明日のスターを目指してる
僕は 自宅から通う
少し 特異な生徒
オーディションに 合格したあと
どうしても 通ってみたいと
お願いした父に 言われた言葉
「学校の成績を 落さないで続けられるなら」
そんな 無理難題・・・
と思ったけど
絶対に 成績を落さずに やり遂げて見せる!
と誓った
僕の ”初めての反抗”だった
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2人の約束 15
category: 2人の約束 (休止中)
「オーディションを うけてみない?」
友達と 中学校の校庭で バドミントンをして遊んでいた放課後
そんな声を かけてきた人がいた
その女性は 僕に 某有名芸能事務所の 名刺を差し出した
BoAが所属していることで 有名な事務所だった
「あら? 面白そうじゃない? 受けてみたら?」
母は 屈託なく そう言った
父には 内諸だった・・・
そのオーディションこそが
全ての 始まり
だって
人前に出ることが 何よりも苦手だった僕が
大勢の審査員の前で 歌を歌ったこと自体
もう 既に特別な記念すべき出来事だったのかもしれないんだから・・・
「踊ってみて」
そう言われたときは 固まったけど
ダンスの経験なんて 皆無だった僕は
足で かろうじて ぎこちないステップを踏みながら
手拍子を打った・・・
結果は ”合格”だった
しかも かなりの好成績で
何よりも 本人が 一番
驚いた
~ C ~


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友達と 中学校の校庭で バドミントンをして遊んでいた放課後
そんな声を かけてきた人がいた
その女性は 僕に 某有名芸能事務所の 名刺を差し出した
BoAが所属していることで 有名な事務所だった
「あら? 面白そうじゃない? 受けてみたら?」
母は 屈託なく そう言った
父には 内諸だった・・・
そのオーディションこそが
全ての 始まり
だって
人前に出ることが 何よりも苦手だった僕が
大勢の審査員の前で 歌を歌ったこと自体
もう 既に特別な記念すべき出来事だったのかもしれないんだから・・・
「踊ってみて」
そう言われたときは 固まったけど
ダンスの経験なんて 皆無だった僕は
足で かろうじて ぎこちないステップを踏みながら
手拍子を打った・・・
結果は ”合格”だった
しかも かなりの好成績で
何よりも 本人が 一番
驚いた
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