紫色の誘惑 32
category: 紫色の誘惑 (終了)
俺は あまり運動神経が 良くない
でも ボウリングは 皆で楽しめるから 好きだ
仕方なく 参加したイベントだったけど
目の前に ユノさんがいるから
楽しい
うまく 言えないけど 嬉しい
ヒチョルさんの人柄なのか
ここに集まる人たちは
皆 裏表のなさそうな
気持ちのいい人ばかりで
安心できた
”そっち”の人が 多く集まるお店ってとこだけが
ひっかかったけど
個人的な性的趣向は ありのまま認める
そんな 心の広い人達に囲まれて
俺も 気を許していた
目の前で ユノさんとアッコさんが
いちゃいちゃしているから
少し 胸が痛むけど
俺とサリーに対しても
同じ様に 接してくれる
その心遣いが 嬉しかった
「チャンミンさん 頑張ってー!」
アッコさんは 元気な人だ
スペアを 取れば 全員とハイタッチ!
勿論 俺にも・・・
でも ユノさんには ハグ
「チャンミンさん 結構美味いじゃん!」
ユノさんに 言われても 素直に喜びを
表せないけれど
恥ずかしさよりも
心の中は 嬉しさで いっぱいだった
ユノさんと 手が触れた瞬間は
胸が 高鳴る
思わず その手を 握りそうになる
「アッコさんも ボウリング上手なんですね~」
サリーが アッコさんに 話しかける
「ユノが 好きなのよ 前から
良く一緒に行ってたから」
「ボウリングデート!いいですね」
「うん 盛り上がるわよ~」
ズキン・・・
やっぱり つきあっているのか?
ユノさんと アッコさん・・・
2人とも 上手だから
ストライクや スペアも多くて
そのたびに
目の前で ハグされると
少し 凹む
俺が ストライクを出したら
ユノさん ハグするのかな?
なんて 考えてたら
本当に ストライクが出た!
そして・・・
「チャンミン! やったじゃん!
すげーすげー!」
って
いきなり ハグされた
俺は
瞬間沸騰湯沸かし器みたいに
頭から 湯気でも出たように
身体中が 一気に熱くなった
そして 頭の中が 真っ白になって
固まってしまった
ユノさん・・・
なんて素敵な笑顔で
俺を 包むの?
動けなくなった俺に
サリーが 驚く
「チャンミン? 大丈夫?」
「あ うん・・・」
「ごめん ごめん!
いきなりで ビックリしたよな?」
なんか 友達みたいに
慣れ慣れしいユノさんに
面食らった
カウンターの中で
クールに カクテルを作る姿と
違いすぎて・・・
そして 照れ笑いを浮かべ
また 片手を頭にやった
どうしよう?
抱きしめたくなるくらい
可愛い・・・
あっけにとられていたら
「ほんと ごめんな?」って
俺の 頭を なでた
やっぱり 嬉しかった


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でも ボウリングは 皆で楽しめるから 好きだ
仕方なく 参加したイベントだったけど
目の前に ユノさんがいるから
楽しい
うまく 言えないけど 嬉しい
ヒチョルさんの人柄なのか
ここに集まる人たちは
皆 裏表のなさそうな
気持ちのいい人ばかりで
安心できた
”そっち”の人が 多く集まるお店ってとこだけが
ひっかかったけど
個人的な性的趣向は ありのまま認める
そんな 心の広い人達に囲まれて
俺も 気を許していた
目の前で ユノさんとアッコさんが
いちゃいちゃしているから
少し 胸が痛むけど
俺とサリーに対しても
同じ様に 接してくれる
その心遣いが 嬉しかった
「チャンミンさん 頑張ってー!」
アッコさんは 元気な人だ
スペアを 取れば 全員とハイタッチ!
勿論 俺にも・・・
でも ユノさんには ハグ
「チャンミンさん 結構美味いじゃん!」
ユノさんに 言われても 素直に喜びを
表せないけれど
恥ずかしさよりも
心の中は 嬉しさで いっぱいだった
ユノさんと 手が触れた瞬間は
胸が 高鳴る
思わず その手を 握りそうになる
「アッコさんも ボウリング上手なんですね~」
サリーが アッコさんに 話しかける
「ユノが 好きなのよ 前から
良く一緒に行ってたから」
「ボウリングデート!いいですね」
「うん 盛り上がるわよ~」
ズキン・・・
やっぱり つきあっているのか?
ユノさんと アッコさん・・・
2人とも 上手だから
ストライクや スペアも多くて
そのたびに
目の前で ハグされると
少し 凹む
俺が ストライクを出したら
ユノさん ハグするのかな?
なんて 考えてたら
本当に ストライクが出た!
そして・・・
「チャンミン! やったじゃん!
すげーすげー!」
って
いきなり ハグされた
俺は
瞬間沸騰湯沸かし器みたいに
頭から 湯気でも出たように
身体中が 一気に熱くなった
そして 頭の中が 真っ白になって
固まってしまった
ユノさん・・・
なんて素敵な笑顔で
俺を 包むの?
動けなくなった俺に
サリーが 驚く
「チャンミン? 大丈夫?」
「あ うん・・・」
「ごめん ごめん!
いきなりで ビックリしたよな?」
なんか 友達みたいに
慣れ慣れしいユノさんに
面食らった
カウンターの中で
クールに カクテルを作る姿と
違いすぎて・・・
そして 照れ笑いを浮かべ
また 片手を頭にやった
どうしよう?
抱きしめたくなるくらい
可愛い・・・
あっけにとられていたら
「ほんと ごめんな?」って
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