紫色の誘惑 44
category: 紫色の誘惑 (終了)
夕方 ユノさんが
帰ろうとした頃に
ミノが 来た
「チャンミン 大丈夫か?」
「ミノ!」
「あっ ユノさん 昨日は
ありがとうございました」
「いいって
ほら!もうチャンミンこんなに元気だから」
「仕事 これからですよね?
あとは 俺がみてます!
はいっこれ!お土産」
ミノは 缶ビールを持ってきた
「ビールかよ?」
「飲みたいだろ?
冷蔵庫に入れておくから
夜 こっそり 飲めよ?
病気じゃないんだし 大丈夫だろ?」
「気が利くねー」
俺も 親指を立てて ミノにポーズ!
これがなくちゃ 夜はつまらない
「チャンミン 本当にビール 好きなんだな?」
ユノさんが 感心したような顔で 俺をまじまじと見る
「はい お酒は 何でも好きです」
「じゃあ 俺はそろそろ行くよ
よろしくな!ミノ
チャンミン 無理するなよ?
また 連絡するわ」
「もうピンピンしてるから大丈夫です!
ありがとうございました」
ユノさんは
敬礼のような ポーズをして
風のように 去っていった
カッコいい・・・
また 見とれてしまう・・・
「ユノさん ずっと
ついててくれてたの?」
「うん 朝起きたら ここにいて・・・
午前中 一度シャワーに帰ったんだけど
また 来てくれたんだよ」
「そうなんだ・・・」
「さっき ヒチョルさんたちも来てくれてさ
すげー賑やかだったんだよ
今は 嘘みたいに 静かだったけど」
「お前が 急に倒れるから
ほんと びっくりしたよ!
記憶喪失とかにならなくて
良かったよ・・・
サリーちゃんは?」
「サリーも 朝 来てくれたよ」
ミノが なんか 不思議そうな顔をする
「あ そうそう ミノ・・・」
「ん?」
「あのな・・・」
「何だよ 言えよ」
「うん・・・俺 サリーとは
別れたんだ・・・」
「えっ? そうなの?
やっぱ 本当だったんだ・・・」
「えっ?本当って?」
「メグがさ この間から 気になるって言ってて・・・
もしかしたら チャンミンとサリーちゃんは
別れたんじゃないかって・・・」
「さすが・・・女のカン?って 怖いな」
「だから あまり4人で会いたがらなかったんだな
でも 何で?
別に 喧嘩別れには 見えなかったけど?」
「別に喧嘩してないし・・・
マンネリって ヤツかな・・・?」
あまり 盛り上がってないことは 事実だったし
当たり触りなく こんな答えを したんだけど
「そうか・・・でも 普通に会えるんだ?
サリーちゃん それで良かったのかな?」
「俺から 言い出したから・・・
サリーには 申し訳ないと 思ってはいるけど」
「サリーちゃんは
”チャンミンほど 好きになった人はいない”って
前に メグに言ったらしいぜ」
「・・・」
また サリーに対する罪悪感で
胸が 押しつぶされそうになる
「お前 誰か 好きな人でも できた?」
そう 聞かれて
ドキッと 心臓が跳ねたことは
ミノには 言えない
「別に そういうわけじゃ・・・」
「さっきさ 病室についたとき
ユノさんとお前が
あまりに にこやかに話してて
付き合ってるのかと 思った」
???
何だって?
そんな風に見えた?
まずいまずい・・・
「やっ やめてくれよ・・・
何だよ 急に・・・」
激しい動悸が 隠せない
「まっ もし そういうことなら
言ってくれよ?」
「ありあえないって!
俺 男だから・・・
それに ユノさんだって アッコさんいるし
変なこと 言うなよ」
ミノが 俺の顔を じっと見る
数秒 間が空いて
ふっと 笑った
「だよなー?
だよな ありえないよな
悪い悪い」
その顔を見て マジで焦ったことは
絶対に 言えないなと 思った
やべぇーやべぇー チャンミン バレちゃうよ?


にほんブログ村
帰ろうとした頃に
ミノが 来た
「チャンミン 大丈夫か?」
「ミノ!」
「あっ ユノさん 昨日は
ありがとうございました」
「いいって
ほら!もうチャンミンこんなに元気だから」
「仕事 これからですよね?
あとは 俺がみてます!
はいっこれ!お土産」
ミノは 缶ビールを持ってきた
「ビールかよ?」
「飲みたいだろ?
冷蔵庫に入れておくから
夜 こっそり 飲めよ?
病気じゃないんだし 大丈夫だろ?」
「気が利くねー」
俺も 親指を立てて ミノにポーズ!
これがなくちゃ 夜はつまらない
「チャンミン 本当にビール 好きなんだな?」
ユノさんが 感心したような顔で 俺をまじまじと見る
「はい お酒は 何でも好きです」
「じゃあ 俺はそろそろ行くよ
よろしくな!ミノ
チャンミン 無理するなよ?
また 連絡するわ」
「もうピンピンしてるから大丈夫です!
ありがとうございました」
ユノさんは
敬礼のような ポーズをして
風のように 去っていった
カッコいい・・・
また 見とれてしまう・・・
「ユノさん ずっと
ついててくれてたの?」
「うん 朝起きたら ここにいて・・・
午前中 一度シャワーに帰ったんだけど
また 来てくれたんだよ」
「そうなんだ・・・」
「さっき ヒチョルさんたちも来てくれてさ
すげー賑やかだったんだよ
今は 嘘みたいに 静かだったけど」
「お前が 急に倒れるから
ほんと びっくりしたよ!
記憶喪失とかにならなくて
良かったよ・・・
サリーちゃんは?」
「サリーも 朝 来てくれたよ」
ミノが なんか 不思議そうな顔をする
「あ そうそう ミノ・・・」
「ん?」
「あのな・・・」
「何だよ 言えよ」
「うん・・・俺 サリーとは
別れたんだ・・・」
「えっ? そうなの?
やっぱ 本当だったんだ・・・」
「えっ?本当って?」
「メグがさ この間から 気になるって言ってて・・・
もしかしたら チャンミンとサリーちゃんは
別れたんじゃないかって・・・」
「さすが・・・女のカン?って 怖いな」
「だから あまり4人で会いたがらなかったんだな
でも 何で?
別に 喧嘩別れには 見えなかったけど?」
「別に喧嘩してないし・・・
マンネリって ヤツかな・・・?」
あまり 盛り上がってないことは 事実だったし
当たり触りなく こんな答えを したんだけど
「そうか・・・でも 普通に会えるんだ?
サリーちゃん それで良かったのかな?」
「俺から 言い出したから・・・
サリーには 申し訳ないと 思ってはいるけど」
「サリーちゃんは
”チャンミンほど 好きになった人はいない”って
前に メグに言ったらしいぜ」
「・・・」
また サリーに対する罪悪感で
胸が 押しつぶされそうになる
「お前 誰か 好きな人でも できた?」
そう 聞かれて
ドキッと 心臓が跳ねたことは
ミノには 言えない
「別に そういうわけじゃ・・・」
「さっきさ 病室についたとき
ユノさんとお前が
あまりに にこやかに話してて
付き合ってるのかと 思った」
???
何だって?
そんな風に見えた?
まずいまずい・・・
「やっ やめてくれよ・・・
何だよ 急に・・・」
激しい動悸が 隠せない
「まっ もし そういうことなら
言ってくれよ?」
「ありあえないって!
俺 男だから・・・
それに ユノさんだって アッコさんいるし
変なこと 言うなよ」
ミノが 俺の顔を じっと見る
数秒 間が空いて
ふっと 笑った
「だよなー?
だよな ありえないよな
悪い悪い」
その顔を見て マジで焦ったことは
絶対に 言えないなと 思った
やべぇーやべぇー チャンミン バレちゃうよ?


にほんブログ村
スポンサーサイト