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「俺は 今も 紫のイメージですか?」


『そうだな・・・やっぱ紫 かな?』


ユノさんの作ってくれたカクテルは 


大人びた味で でもほんのり甘い・・・


「一番 好きな色です」


『似合ってるよ?』


これからも きっと 作ってくれるんだよね?


アルコールのせいで


少しだけ ふんわりとした


解放的な気分になる・・・





俺たちは


自然に ベッドに移動して 


もう1回だけ 愛を確かめあった


息が詰まりそうなほどの幸せ


ユノさんの 匂い


肌の 感触


耳を くすぐる甘い声


その全てを 身体中に


焼きつけて おきたくて・・・


夢中で 抱き合った





『チャンミンの 匂い・・・』


「あ・・・んん・・・
ユノ もっと・・・」


執拗に 舐められる身体


「ユノにも・・・つけたい」


『うっ・・・チャン・・・ミン・・・はぁっ』


白い肉感的な 胸に唇を這わして


実は かなり敏感な乳首に 囚われる・・・


隙間が無いくらいに 


お互いの身体を 味わい尽くして


ふわふわと浮いているような感覚の中


今持つ ありったけの愛を 吐き出した








気だるい空気


暫くの放心状態


そんな 沈黙を破る ユノの言葉





『送ってくよ!シャワー行こ!』


「このまま・・・でいい・・・
ユノの感覚 落としたくない」


『チャンミン・・・いいのか?』


「このまま 帰ります」


俺の言葉の意味を 理解したのか


ユノさんは ギューっと俺を抱きしめた


”ありがとう” そんな言葉が


聞こえてきた





時間は 待ってくれない


仕方なく 起きあがると


気替えに 手を伸ばす


『俺も 着替えるな』


ユノさんが クローゼットを開けた途端


バサっ!と 大きな音がして


中から 脱ぎっぱなしと思われる服が


大量に 飛び出してきた


「えっ? それって・・・」


『アーハーハー バレた?』


目を丸くする俺に


片手を頭に持っていって あの照れ笑い・・・


さっきまでの 欲情していた姿との


あまりのギャップに 


悶絶しそうになった・・・


「片付けや洗濯 苦手なんですね・・・」


『まあな・・・でも何とかやってる』


「今度 来たらしてあげます」


恥ずかしそうに 服を着るユノさんの


また新しい一面を 知った気がして


嬉しくなった








刻一刻と 


迫り来る 別れの時間


荷物も まとめて


俺たちは 何をするでもなく


部屋の中で くっついていた


俺は ユノさんの肩に 頭を凭せかけ


じっと していた


『そろそろ 行くか?』


ソファーから 立ち上がろうとするユノさん


「1人で 帰ってもいいですか?」


『・・・』


「1人で 帰ります・・・」


『・・・わかった』


俺の考えていること きっとわかってる


送ってもらったら


余計に 辛くなるから・・・





だって 俺たちは 


男女の恋人同士みたいに


手を 繋いで歩くことも できないし


腰に 手を回すことも


肩を 抱くことも できない現実


別れを 惜しむ恋人たちが


別れ際に キスをしたり


指を 絡めたりして


抱き合う姿を 


新幹線のホームで見るのは 


キツイから・・・





だから 1人でいい


ここで


ユノの家で


最後の抱擁をして


次に 会うまでのお別れを すればいい


そうじゃないと


キツ過ぎる・・・





週末には また会えるから


女みたいに 女々しく別れたりしない


つもり・・・


たった 2時間半だ


ちょっと寝れば 会える距離じゃないか?


大丈夫!大丈夫!


自分に必死に言い聞かせた





「じゃあ そろそろ 行きます・・・」


『本当に 1人で いいのか?』


「はい・・」


『じゃあ 気をつけてな!』


「はい・・・」


『着いたら 電話しろよ?』


「はい・・・」


『寝過ごすなよ・・・』


「はい・・・」


『毎日 俺のこと 考えろよ?』


「はい・・・」





もう 行かなきゃいけないのに・・・


靴も履いたのに・・・


動けなくて・・・


玄関に 突っ立ったまま・・・


ユノさんが 何か言うたびに


”はい” しか 言えなくて


ユノさんも どうでもいいことしか 言わなくて


でも 


この会話を やめたら


もう 出て行かなくちゃいけなくて・・・


わかってるのに・・・


わかってるのに・・・





『時間だな・・・』


「はい・・・」





もう 


本当に 行かないと・・・


最終に 乗り遅れてしまう





「本当に 行きますね」


『ああ 行ってこいよ』


涙が 滲んで 


ユノさんの顔が よく見えない・・・


『早く 行け!』


ユノさんの声が 震えてる?


「はい・・・行きます・・・じゃあ」


ユノさんに 背を向けて


ドアノブに 手をかけた





ドアを開けようとしたとき


ふわりと 後ろから 抱きしめられた


「!!!」


『チャンミン!』


「ユノ?」


ダメだよ・・・


そんなことされたら


本当に 行けなくなる





『チャンミン!チャンミン!俺のチャンミン!』


そう言いながら


抱きしめる腕に どんどん力が入る


後頭部に ユノさんが 


顔を埋めているのが わかる・・・


ユノさんの腕に そっと手を重ねた


「ユノ・・・好きです
待ってて 必ず 帰るから・・・」


『好きだよ チャンミンだけが 好きだよ』





俺が ユノの腕を はずそうとしたのと


ユノが 俺を 振り向かせようとしたのは


殆ど 同時だった





涙で濡れた頬


その目は 潤んだままで・・・





そんなに 愛しそうに 見つめられたら


涙も 止められないよ・・・


 


自然に 重なる唇


少しだけ 舌も絡めあって


最後は チュッ!と 


リップ音を 残して 唇が 離れた


『これからは 2人で歩こうな?』


「ずっと 2人ですよ?」





別れ際の甘い口づけは


紫色のカクテルの味がした





End





『紫色の誘惑』 終了しました

長いお話でしたが 

最後まで お付き合いくださり

本当に ありがとうございました

丁寧なコメントや 拍手

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毎日 ありがとうございましたm(_ _)m

ユノとチャンミン

毎日会えなくても

2人の気持ちは 繋がっているから 

大丈夫ですね!

明日は あとがきを アップします!








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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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