黒い瞳が邪魔をする ~ 第一幕 偶然の再会 1話 ~
category: 黒い瞳が邪魔をする(連載中) > 第一幕 《偶然の再会》
何かとせわしない 12月に入りました
お知らせしていた通り
今日から 新しいお話の連載を開始します
ホミンです
チャンミン目線と ユノ目線が 交互になります
ちょっと切ない系・・・です

Changmin
見覚えのある 黒い革のジャケット・・・
あと 数メートルで
横断歩道を 渡り終えようとしたとき
視界の隅に 写りこんだのは
いつか 僕と一緒に選んだ服では なかったか・・・?
僕の すぐ横を 通り過ぎていく
黒い革のジャケット・・・
まるで そこだけが 絵の中の世界になってしまったように
足が 止まる
ドキドキ跳ねる心臓・・・
ゆっくりと 右斜め後ろを 振り返れば
足早に 去っていく 後ろ姿
ユノヒョン・・・?
ヒョンだ・・・
間違いなく あれは ヒョンだ・・・
どんどん 歩いていく後ろ姿を
視線の先で 追うのに
足は 1歩も 動けなかった
信号が 変わり始めていることにも
全く気付かずに
よろよろと 歩き出した途端
キキキキキーーーーー!
目の前で 止まった 乗用車
驚いて 尻もちをつく
立ち上がらなければ・・・
信号が 変わったのか
すぐ横を クラクションを鳴らしながら
何台もの車が 通り過ぎていく・・・
動けなかった
今 自分の置かれた状況が 理解できなかった
バタン!
車のドアが 閉まる音とともに
背の高い男性が 降りて来た
”アブねえだろ? どこ見てんだ!”
謝ることもできずに その人を 見上げると
物凄く 怒った顔が
怪訝そうな顔に 変わる
”動けないのか?”
返事をすることもできず
ボーっとしている
1人で立てない僕を起こして
身体を支え 歩道へと連れていく
”大丈夫か? ぶつかってはいないだろ?”
「あ・・・すみません」
”全く・・・何があったか知らないけど
そんな 死神みたいな顔して歩いていると
幸せが 逃げていくぞ?”
「はい・・・」
”なんだ? やけに素直だな・・・
これ 持っていろ! もし どこか痛むところがあったなら
いつでもいいから 連絡してくれ!
じゃあ 急ぐから! 気をつけろよ?”
高級そうなスーツに 身を包んだその人は
車に乗り込み そのまま 去っていった・・・
手に握らされた名刺には
社長 チェ・シウォン
余裕そうだったもんな・・・
自分の 情けない姿に苦笑しながら
名刺を握りしめて
空を 見上げる
ヒョン・・・
僕には 気づきもしなかったね
それとも
僕の顔なんて
もう とっくに 忘れたの・・・?

チャンミン 寒い中 野外の訓練とかあるんですよね
辛いだろうな・・・
カウントダウンアプリ!
私も入れてみました

今後の予定ですが
”かるた” の年内完結は 無理そうなので
チャンミンのお誕生日までには 終わらせたいと思っています
そして 新しいお話を 何種類か
書き始めていますので
順次アップしていく予定です!
複数のお話が 混在することになるかもですが
これからも 読んでいただけたら嬉しいです
東方神起完全体まで
あと 626日!
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ホミンです

チャンミン目線と ユノ目線が 交互になります
ちょっと切ない系・・・です


Changmin

見覚えのある 黒い革のジャケット・・・
あと 数メートルで
横断歩道を 渡り終えようとしたとき
視界の隅に 写りこんだのは
いつか 僕と一緒に選んだ服では なかったか・・・?
僕の すぐ横を 通り過ぎていく
黒い革のジャケット・・・
まるで そこだけが 絵の中の世界になってしまったように
足が 止まる
ドキドキ跳ねる心臓・・・
ゆっくりと 右斜め後ろを 振り返れば
足早に 去っていく 後ろ姿
ユノヒョン・・・?
ヒョンだ・・・
間違いなく あれは ヒョンだ・・・
どんどん 歩いていく後ろ姿を
視線の先で 追うのに
足は 1歩も 動けなかった
信号が 変わり始めていることにも
全く気付かずに
よろよろと 歩き出した途端
キキキキキーーーーー!
目の前で 止まった 乗用車
驚いて 尻もちをつく
立ち上がらなければ・・・
信号が 変わったのか
すぐ横を クラクションを鳴らしながら
何台もの車が 通り過ぎていく・・・
動けなかった
今 自分の置かれた状況が 理解できなかった
バタン!
車のドアが 閉まる音とともに
背の高い男性が 降りて来た
”アブねえだろ? どこ見てんだ!”
謝ることもできずに その人を 見上げると
物凄く 怒った顔が
怪訝そうな顔に 変わる
”動けないのか?”
返事をすることもできず
ボーっとしている
1人で立てない僕を起こして
身体を支え 歩道へと連れていく
”大丈夫か? ぶつかってはいないだろ?”
「あ・・・すみません」
”全く・・・何があったか知らないけど
そんな 死神みたいな顔して歩いていると
幸せが 逃げていくぞ?”
「はい・・・」
”なんだ? やけに素直だな・・・
これ 持っていろ! もし どこか痛むところがあったなら
いつでもいいから 連絡してくれ!
じゃあ 急ぐから! 気をつけろよ?”
高級そうなスーツに 身を包んだその人は
車に乗り込み そのまま 去っていった・・・
手に握らされた名刺には
社長 チェ・シウォン
余裕そうだったもんな・・・
自分の 情けない姿に苦笑しながら
名刺を握りしめて
空を 見上げる
ヒョン・・・
僕には 気づきもしなかったね
それとも
僕の顔なんて
もう とっくに 忘れたの・・・?





チャンミン 寒い中 野外の訓練とかあるんですよね
辛いだろうな・・・

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今後の予定ですが
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チャンミンのお誕生日までには 終わらせたいと思っています

そして 新しいお話を 何種類か
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