FC2ブログ



カメラマン①_convert_20160111004702


『チャンミン どういうこと?』


わけが分からなくて このまま帰るわけにはいかないと思った


チャンミンを問い詰めると


ぼそぼそと 話し出した





チャンミンは 韓国人でソウルの出身だということ


ゲイの恋人がいたが 回りに知られて 酷い扱いを受けたこと


親戚のいる この地に来て 2ヶ月ほど・・・


語学学校に通いながら アルバイトをしていること


飾り窓で働くつもりで 部屋を借り始めてから


まだ 2週間しか経っていないこと・・・など





『何で? 俺が 初めてなの?』


「その・・・韓国で・・・
前につき合っていた人が 
僕を女装させるのが好きで・・・
その 興奮するって言ってたから・・・
赤いドレスを着てみたら 
一番初めのお客さんに 殴られて・・・
腫れが引くまで 家に引っ込んでたから・・・」


なんと!


そりゃあ そうだろ!


ここは 男が女を買うところだ


いくらチャンミンみたいに綺麗でも


女と思って入ってきたら 男だったなんて


俺だって キレたんだから・・・


だから? 


久しぶりに窓に立ったときに 


来た俺が 初めての客だと


そういうことか・・・





『バカだな・・・
なんで そんなことした?』


「やっぱり 怖くて・・・
女じゃないとわかれば 抱かないで帰るだろうと・・・
知らない人に 好き勝手にされるのは 
どうしても 怖くて 嫌で・・・」


『じゃあ なんで ここで働こうとしたんだよ?』


「こっちでは まだ 友達もいなくて
寂しくて だからせめて 身体だけでも
慰められたらいいと 思って・・・」


俺は その告白に


盛大なため息を吐いた


『チャンミン もっと自分を大切にしろ
まあ お前を買った俺が 言えた義理じゃあないけど・・・』


少しバツが悪くなって 下を向いた


「ユノ・・・?」


『ごめんな・・・
俺が 余計に嫌な思いをさせたかもしれないな』


「謝らないで!
ユノは 悪くない」


『何の事情も知らずに
興味本位で ここに来て・・・
チャンミンの言う通り
何もせずに 帰ったほうが良かったのかもな?』


「そんなこと 言わないで
僕 実は お兄さん・・・あ ユノのこと
前から知ってたんだ」


『俺を?』


「うん 何ヶ月か前に ソウルで個展開いてたでしょ?」


確かに 3~4ヶ月ほど前に 初めての写真展を開いていた


『まさか 来てたの?』


チャンミンが 恥ずかしそうに無言でうなずいた


「僕も カメラに興味があって
友達との待ち合わせまで 時間があったから
ちょっと目についた看板に惹かれて
入ってみたんだ」


『そうだったのか・・・
そこに 俺 いた?』


「いました
写真も素敵で どんな人が撮ってるのかな?って
思っていたら 受付の女の人が
”あの方が チョン・ユンホさんですよ”って
教えてくれた」


『全然知らなかったよ・・・』


「ふふ 当たり前だよ
ユノは 知り合いみたいな人たちと
楽しそうに談笑していて
眩しいくらいに キラキラしてた」


『で そのまま出て行ったの?』


「うん・・・
その時に 僕は ユノに一目惚れしたんだと思う
ずっと 頭から ユノのことが離れなくて・・・
あ その時はもう 前の人とは別れてたよ
で 次の日 行って見たら
もう個展は終わってて・・・」


9話  ラボ


『ああ 最終日に来たんだな?
あの日は 来客が多くて
一日中 めちゃくちゃ忙しくてさ
せっかく来てくれたのに ごめん』


「カメラマンて 
もっとオジサンなのかと思ってたから
若くて 驚いたんだ
そして 昨日 ここでまた ユノを見かけたから
心臓が止まりそうになるくらいビックリした・・・」


『じゃあ 俺だとわかって 手招きしたの?』


「ごめんなさい・・・
こんなところで働いている僕なんか
本気で相手にしてくれるはずはないって思ったら
一度だけでも この人と・・・って 
思いました」


そんなことが あったなんて


予想だにしなかったこと


あの日は 本当に来客がひっきりなしで


一見のお客さんとか 全く会話する時間はなかったこと


改めて思い出した





俺は チャンミンが 更に愛おしく感じられた


自分がゲイであることで


傷ついたことも多かっただろう・・・


今まで どんな思いをしてきたのか


どんな決心で オランダまで来たのか・・・





申し訳なさそうに 裸で俯く可愛い男を


俺は 心を込めて抱きしめた





『チャンミン 明日も来るし 明後日も来る
だから 客は俺だけにしてくれ!』


「ユノ・・・そんな いいの?
お仕事は?」


『いいんだよ・・・
もうアムステルダムでの撮影は 終わったんだ
あと 数日は ここにいられるから』


「ありがとう」


あと 数日・・・


自分で 言ってから


胸が ズキっと 痛くなった


チャンミンは これから どうするのだろうか?


俺は どうしたいのだろう?





『風邪ひくよ? シャワーで流そう』


「一緒に 浴びても・・・いい?」


遠慮がちに 上目遣いで 言うチャンミンの


願いを 叶えてやりたいと思った


一緒にシャワーをして


キスをしてから


俺は 部屋を 後にした





チャンミン・・・


振り返ると 窓から 


ニコっと笑っているチャンミンが


手を振っていた


俺も 精一杯の笑顔で 大きく手を振って


後ろ髪を引かれる思いで ホテルに戻った





東方神起完全体まで

あと 577日!



ポチいただけたら嬉しいです



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村



スポンサーサイト



テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2016_01_19


12  « 2016_01 »  02

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

カテゴリ

ランキング♪

ひっそりと参加中!

こちらのランキングも

ひっそりと参加中♪

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR




page
top