Lunch Time Dreamer 21
category: Lunch Time Dreamer (終了)

初デートの翌日
僕はルンルン気分で 仕事に臨んだ
”店長~ わかりやすいね!”
ニヤニヤしながら ミノが 寄って来る
「何だよ~?悪かったな
顔面制御できなくて」
”わかってるんだ?
もう 皮膚の毛穴の一つ一つから
幸せですオーラが 噴き出てるみたいだよ”
そ そんなかな・・・?
恥ずかしいけど ミノは全てお見通しだな
「ミノのおかげだよ・・・
ありがとう」
僕は大好きなミノに 素直にお礼を言った
”店長! 小さい頃から可愛かったけど
チョンさんに恋してから 凄く綺麗になった”
子供の頃から 僕を慕ってくれるミノは しっかり者で
何だかんだ言いながらも
僕のことを いつも気にかけてくれる
「僕 変じゃないかな?
その 浮かれすぎて 気持ち悪くない?」
”う~ん その輝くばかりの笑顔を見たら
誰でも ああ この人は幸せなんだな って思うから
いいんんじゃない?”
ミノに言われて 締まりのない自分の顔を思い出す
今朝 洗面所で 顔を洗おうとしたときの
鏡に映った上気した艶のいい顔
自然に漏れる鼻歌
オムレツにケチャップで書いた ユンホさん♡ の文字
はぁ・・・
どんだけユンホさん♡ のことが好きなんだろ?
「仕事!仕事!」
僕は 自分の頬をぺチぺチと叩いて
開店準備を続けた
今日は天気もいい
早くユンホさん♡ に逢いたいな
逢えたら 昨日のお礼をまた言わなくちゃ!
Yランチのチーズ増量バージョンを
こっそり 脇に避けた
ウキウキとした僕の気持ちを 弄ぶように
今日の一番ノリは なんと 僕の苦手なあのコ
姿を見つけるや否や
僕は ミノに任せて 車の中に引っ込んだ
”今日は 店長さん いないんですか?”
ミノが 苦し紛れに 僕を見る
仕方なく 出て行く僕
この際 我慢だ
営業!営業!
心の中で 言い聞かせて
ミノに言われた幸せオーラをこれでもかと振りまいて
って 自分ではよくわからないんだけど
「いらっしゃいませ!
いつも ありがとうございます♪」
思いっきり 微笑んで見せた
ハッと驚いたように 目を大きくしたそのコが
少し 頬を赤く染めた
”あ いえ 今日はここで食べてもいいですか?”
「はい!どうぞ ごゆっくり」
うん! 僕にしては上出来だ
更に車から出ると
白いパラソルのテーブルセットまで 案内して
椅子を引いてあげた
「今 お持ちしますので お待ちくださいね」
首を傾げて にっこりと微笑めば
更に赤くなる顔
車に 戻ろうと顔を上げたその時
『優しいんだね』
ユンホさん♡
キラ~ン

待ってましたー
そこには 眩しげに目を細めて
ワイシャツの袖を捲る愛しい人
今日も 一段と素敵です♪
「いらっしゃいませ♡ 」
瞬間的に 女のコのことは 僕の頭から消え去り
身体中で ユンホさん♡ を見ていた
『僕も ここで 食べていいかな?』
「どうぞ! いつものでいいですね?」
『ああ』
そう言って 車に戻った僕
テーブルまで 2つのランチBOX を 持って歩き出した
何とも 気ごちない感じの2人が 同じテーブルに座っている
ドギマギした感じの顔の赤い女のコと
今日も超絶カッコいい 僕のユンホさん♡
でも 心なしか
ユンホさん♡ 少し怒ってる?
「お待たせしました・・・」
ランチBOX を 置いた僕の目に
『ありがとう
じゃあ 食べようか?』
えっ?
隣りの女のコに にっこりと微笑む恋人の姿が・・・
ユンホさん♡
僕以外の人に そんな顔
見せないでください
少しだけ 痛む胸を押さえて立ち竦む
車の前にできた行列を
手際よく捌いているミノに
呼ばれていることに なかなか気づけなかった





チャンミン頑張れ!
ユンホさん♡ を想うチャンミン♡

「今日も来てくれるかな?」

東方神起完全体まで
あと 481日!
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