『しても いい?』
「そんな・・・いきなり・・・
まだ シャワーも浴びてないしっ」
『ん? チャンミンさん 何か勘違いをしている?』
「だから チャンミンて 呼んでください!
で タメ語で話してください
僕は そうしてほしい・・・」
『わ わかったよ・・・チャンミン・・・
なんか 照れるけど・・・
じゃあ もう一度 言うよ?
しても・・・いい?』
「だから まだ ダメですって・・・
もっと ムードが 盛り上がってからじゃないと・・・」
『やっぱり チャンミンさんも ちょっぴり 変態・・・というか
エッチですね♪』
また さんづけだし・・・
でも 今の僕には 何度も指摘する余裕がない
「このまますぐに なんて 僕だって心の準備が・・・」
『何をするか知ってますか?』
「だっ・・・だから その・・・」
『やっぱり・・・勘違いしてます フフフ
ねぇ・・・チャンミンさ・・・
えっと チャンミン・・・
あんなマッサージしておいて なんなんだけど・・・』
「・・・」
僕をじーっと 見つめる漆黒の瞳
何?
僕が 勘違いしたとすれば・・・
ユンホさん 僕に一体何をしようとしてるの?
勘違いした恥ずかしさと
これから何をされるんだろう? という不安と期待・・・
僕
ユンホさんになら 何をされてもいい・・・
ユンホさんは ベッドに座り直して 体勢を整える
そして 言った
『まだ 触れてないところがあるんだ』
「えっ・・・?」
ドキドキ バクバク
心臓が 飛び出しそうだ
どこ? そこに触れて何をするの?
もう 僕の頭は エッチなことで いっぱいだった
中学生のときから そういうことに興味津々で
よく こっそりと 親のパソコンでエッチな動画を観たりしていた
ユンホさん 焦らさないで・・・
きっと今 体温 40℃以上あるかも・・・
変態だって ドキドキするんだ
一度 身体を重ねた僕たちなのに 一体・・・?
『チャンミン わからないの?
じゃあ 目を閉じて?』
あっ・・・
ようやく わかった
ユンホさんと僕は 順序が 完璧なまでに逆だったんだ・・・
だから
今更のように 始まりが わからなかったんだ・・・
今日から ちゃんと始めるんだと思うと
無性に 震えがきた
静かに目を閉じる・・・
ユンホさんの頼りがいのある手が 僕の肩に添えられて
少し 引かれて・・・
あ・・・
近づく気配とともに
僕の唇に 柔らかいそれが 重なった
しばらく 身動きもせず
まるで 知識の少ない中学生が
初めて キスをしたような・・・
唇を くっつけ合うだけの シンプルなキス
なんという 初々しく 甘酸っぱい時間!
初めて 重ねる唇は 少し震えて
キスって こんなに ドキドキするものだった?
動けないくらい 緊張するもの?
ほどなくして 僕の唇に空気が触れた
順序が ハチャメチャだったけど
気持ちを確かめ合って
初めて触れた ユンホさんの唇・・・
唇が 離れても
2人とも 唇が震えていた
これで 触れていないところは もうないのかもしれない
僕たちの初めてのキスを 祝福するかのように
部屋の外から クラクションが聞こえる
そう言えば ずっと 音が耳に入らなかった
それほどまでに
ユンホさんの 一挙手一投足に 神経を奪われていた・・・
”あと365日記念” にくっつけようと思っていたのに
まぁ 気持ちが確認できたってことで 許して~
ベッドに腰かけての会話 長っ!
そして やっと 初チュー
2人は キスは してなかったんですね
このまま・・・?
東方神起完全体まで
あと 363日!
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