黒い瞳が邪魔をする ~ 第三幕 色褪せぬ想い出 28 ~
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ユンホside
俺には チャンミンが何を言っているのか
さっぱりわからなかった
『嫉妬・・・?』
「はい・・・」
『何に嫉妬したの?
何か チャンミナに嫉妬させるようなこと 俺 した?』
「ううん・・・してない・・・です」
『じゃあ 何で?』
「僕の勝手な思い込みで・・・ごめんなさい
もう いいです」
『はっ? ちょっとわけわかんないんだけど』
「僕が 1人で考えすぎたみたいです
キュヒョンに呆れられちゃった!」
そう言って やっと俺の顔を見て
恥ずかしそうに にっこり笑う・・・
『チャンミナ だーめ 教えて?
俺たちさ 今 離れてるじゃん?
だから チャンミナのこと ずっと見ていられるわけじゃないし
困っていても 声をかけることもできないし
チャンミナの様子がまったくわからないんだよ?』
「・・・」
『だからさ 逢ったときくらい 何でも話してよ
じゃないと 別れてから余計に心配になる』
「・・・」
『それとも 誰かに何か言われたの?』
「違う・・・僕・・・
急に 僕と逢っていないときのユノヒョンが どんななのか知りたくなって
大学生活を送るユノヒョンの素の日常が どんな風なんだろう?って
内緒で 見てみたかったんだ・・・」
『で キュヒョンにつき合ってもらったってわけ?』
「うん・・・
キュヒョンが 先に遠くのユノヒョンを見つけてくれて・・・」
ベンチに腰かけたまま 下を向いて ぽつりぽつりと話し出す
「ユノヒョンは いつでも仲間たちの中心にいて 笑っていて
ああ ユノヒョンはここでも人気者なんだなって・・・
男の友達だけじゃなくて 女の人もいて・・・」
ああ そういうことか・・・?
何だか 見えてきた
よくよく考えてみれば 真面目なチャンミンの考えそうなことだ
まだ 下を向いているチャンミンの顔を すぐ近くで覗き込んだ
「わっ!」
『チャンミナ・・・』
「・・・何です・・・か?」
『チャンミナ 可愛い!』
「へっ? ヒョン・・・どうしたの? 急に・・・」
『あーはっはっは あー可愛い』
「なんで 笑うの?」
今度は チャンミナがポカンとしている
これが笑わずして いられようか・・・?!
ベンチから 立ち上がると スッキリした気分で 伸びをした
『あーっと! わかったよ
俺が 女のコと一緒にいたから?
だから 誤解したんだろ?
あ いや 誤解じゃなくて・・・ヤキモチ妬いたんだろ?』
「なんで わかるの?」
『お前 面白すぎ! わかるって・・・』
真面目なチャンミンに 何と言ったらわかってもらえるのだろう?
『どうして 隣にいるだけで そういう思考になるの?
あの時 一緒にいたのは 全員同じクラスの奴
女とか 男とか 考えたこともないよ・・・』
「そう・・・なの?」
『そんなに 信用ないの? 俺』
「そうじゃないけど・・・ 別にその人とユノヒョンがどうかなってるなんて
思ったわけじゃなくて・・・
ユノヒョンには 新しい世界があるんだ・・・って 思ったら
急に寂しくなっちゃって・・・」
やっと 話してくれた・・・
俺は いつもと全く変わらないのにな・・・
そんなことで 頭をぐるぐるさせて
逃げ出したチャンミナが 可愛く思えてしかたない
チャンミナの頭をぐしゃぐしゃと撫でた
『チャンミナ 考えすぎ!』
「ヒョンが・・・大人に見えた」
大学という 未知の世界を目の当たりにして
少し 遠く感じたんだろう・・・
『自分は子供だから・・・とか 考えるなよ?
チャンミナはさぁ~ 可愛くて儚げで 弱いように見えるかもしれないけど
芯は 誰よりも強いだろ?
しっかりと 自分を持ってるんだから
確かめもしないで 悲観するな』
「ヒョン・・・ごめんね」
『いいよ もう・・・
そんな小さなことで 真剣に悩んでいたのかと思うと
良かったって・・・』
「良かった?」
『ああ チャンミナに何かあったわけじゃなくて!』
「ヒョン・・・」
『俺にとっては 小さいことでも
チャンミナにとっては 大きなことなのかもしれないな・・・
でも
今は どうしようもない・・・
大学生は 違う世界に思えただろ?』
「うん・・・」
2年後は チャンミナも 大学生だ
すぐに追いつくだろう
『確かに 高校生と大学生は全く違うよ・・・
だからって 俺とチャンミナの関係が変わるわけじゃないから』
「そうだね ヒョン・・・」
ああ やっと笑った
『チャンミナ 行こう!』
手を取って 立ちあがらせる
歩き出すと スーッと手を引かれてしまったけど・・・
早く部屋に行って 抱きしめたい!
小さな声で 可愛い嫉妬を白状した
その唇を 奪いたい・・・
『チャンミナ・・・もうすぐ 文化祭だな』
「うん 早いね」
『あれから 1年か・・・』
去年の文化祭での出来事とか 懐かしく思い出された
家が見えてきた・・・
『チャンミナ・・・
俺 お前に出会ってから 他には誰も見えてないから・・・
それだけは わかって?な?』
「うん」
『チャンミナしか 見えないんだ・・・』
家に着いたとき
チャンミナが 恥ずかしそうに俺を見て
「ヒョン・・・ありがとう」
と言った
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
TILL 2 キマシタねー!
TILL が 47都道府県全て終わったところで
感想をブログに書くつもりでした
そして 5月にTILL 初参戦したときに
第二弾があるよねー?って チングと話してたんです
書く前に 第二弾の案内が来た(爆)
本人不在のアリーナツアーですって!!!
前代未聞なんじゃないですかね?!
東方神起ならできちゃうのよ~♪
エイベ ちゃんと抑えてたんだね ← 上から
おそらく 2018年は ドームツアーがあるでしょうから
その前哨戦ですかねー!って毎年ツアーしてるけど
いずれにしても 嬉しいです♪
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
空港チャンミン💛 巻き巻きしてないけど垂らしてる!

ユノはこういう デニムの短パンにスニーカー 似合いますね♪

おー!おー!あー!わー!やー!
やっぱ 2人はステージの上で最高に輝くわ


東方神起完全体まで
あと 274日!


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