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タイトル画 第三幕_convert_20161122171129


チャンミンside





覚悟はしていた


もしかしたら 僕たちは 別れることになるかもしれないと・・・


正確には 


別れを告げられるのではないかと・・・





一緒にいられないくらいなら いっそのこと


分かれた方がマシ! 


そう思い始めた矢先だった





久しぶりに呼ばれた 懐かしささえ感じるユノヒョンの部屋で


自然に身体を重ねた





ヒョンに抱かれるのは 


きっと これが最後・・・


そう思うと 涙が止まらなかった





行為の最中も 嬉しさや悲しみ


愛しさなんかが どんどん湧き上がってきて


このまま 誰もいない世界に 2人で飛んでいけたら


なんて 現実逃避になるようなことばかりを考えていた





激しい交わりのあと ユノヒョンは ハッと我に返ったような表情をして 


いきなり 僕から離れて 毛布をかぶってしまった


何も身に着けていない状態で ベッドに仰向けになっている僕は


隣りで 小さく震えるヒョンの塊りから 小さな後悔を感じ取る





帰ろう・・・


僕たちは もう別れたんだ


留学したら 2年間は逢えない


韓国に残っても 別れたらもう逢えない


どちらに転んでも 逢えないのなら


僕たちは こんな運命だったのかも・・・





止まったはずの涙が また 頬を伝う・・・





そっと 服を拾い集め


身体中につけられているであろう赤い印を 素早く隠す


この印が 完全に消えてしまうと


もう僕たちを繋ぐものは 何もない・・・ 





最後に ヒョンの顔を見たかったけれど


毛布をはがすのは 何故かいけない気がして


「ユノヒョン・・・元気で・・・」 とだけ声をかけて


幾度となく抱かれた馴染みのある部屋を 後にした





バタンとドアが閉まると 


し~んと静まり返る廊下


ワンルームばかりのこのアパートは


エレベーターホールの向こう側の窓が開閉できる


誰が 開けたのか


ホールの向こうから流れてくる風は 


強く そして 冷たかった





1人で いる廊下は 寒々しくて


早く自分の部屋に入って 温まりたい


でないと


凍えてしまいそうだ


僕の心のように・・・





他階の自室に戻った僕はすぐに


バスルームに向かった





身体に残るヒョンの香りを消そう


明日から 僕は 前を向いて歩いて行かなければならないのだから・・・


一人暮らし用の小さな部屋なのに


バスルームについている鏡だけが 無駄に大きい


変なの・・・


素っ裸で 鏡に映る自分の姿


この身体を ヒョンは何度も何度も 愛してくれたんだ・・・


あちこちに見える赤いしるしは 小さいものから大きいもの


赤いものから 少し薄紫がかっているものまで 様々で


その数は 改めて見ると 異常なほど


どれほど ヒョンが僕に愛撫を重ねたのか 一目瞭然だった





ゆっくりと 肩から胸 そして脇腹へと


しるしを指でなぞっているうちに


また 僕の目から 涙が溢れてきた


「うっ・・・ん・・・ううっ・・・ヒョン・・・」


僕は いつまでも いつまでも


熱いシャワーに打たれながら 涙を流し続けた





どうして こうなっちゃったんだろう・・・?


僕が ヒョンのことを 好きになり過ぎちゃったからいけないんだね


明るく 「行ってきます!」 と 言えないからいけないんだよね





ヒョン・・・





ヒョン・・・





僕は 好きだよ 


今も 


今までも


そして これからも・・・





ヒョンが 好きになった女の人と


これから新しい道を歩くのなら 僕も1人で歩いて行かないといけないね


せめて 


『面倒くさい男とつきあっちゃったな・・・』


なんて後悔だけは されないように・・・





シャワーの下で ヒョンへの想いを噛みしめながら


僕は できるだけ早くアメリカに発とうと決めた








ヒョンと別れた翌日


僕は 暮らし始めて日も浅い一人暮らしの部屋を


さっさと引き払った


僕の変わりようには 教授はおろか 


父さんも母さんも驚いて 


こんなに急いで引き上げなくてもいいのにと 少し面食らった様子で


訝しく思っているらしいことも わかってはいたけれど


今 勢いで進まないと ダメな気がしていたんだ








夏休みに入り 


僕は 何度か大学に足を運び 教授とも話をし


それ以外の日々は


手続きやら準備やら 向こうとの連絡やらで


大忙しになった


友達に連絡を取り 知らせると すぐに送別会を開いてくれたりして


本当に休む間もない毎日に 助かっていた


妹のハナの家庭教師をしてくれることになったのが 親友のキュヒョンだったことは


本当に救い


これが ドンへさんだったら・・・


否が応でも ユノヒョンの影を感じてしまうことになるからだ


キュヒョンには 一度うちに来てもらい


僕の部屋で 本当のことを話した


”いいのかよ? それで・・・”


親友の心配は 有難かったけれど 


僕の決心が


これ以上揺らがないように 聞く耳は持たないと決めていたんだよ


毒舌だけど いつも優しいキュヒョン


これからも 僕は君を頼っていいかな?





僕が 部屋を引き払ったり 大学が夏休みに入ったおかげで


ユノヒョンとは あれから 一度も会っていないし


連絡も 取っていない・・・





憧れのユノヒョン


きっと あなたは 自分の思い描く未来へ


真っすぐに 突き進むのでしょう


隣りには ユノヒョンを支える可愛い女の人がいて


明るい 太陽のもとで


成功者への道を 確実に歩んで行くのでしょう・・・





ユノヒョンには 日なたが似合うよ


僕に見せてくれたように そのおおらかな笑顔で


回りの人たちを 幸せにしてね・・・


陽の当たる道を 堂々と歩く姿 見てみたいよ・・・





いつか 笑って 話せる日が来るように


ヒョンに遭ったときに 笑えるように


僕は 自分の足で 歩いてみせるよ


だから ヒョンも 頑張って!








涙もろい母さんが 見送りに行く行かないで揉めるとか


家族だけの貴重な時間を 持った後


僕が 留学先のアメリカへ旅立ったのは 


7月も終わりに近い


とても 暑い日だった





アメリカへの旅立ち_convert_20170131110616





さようなら・・・





大好きな人・・・





僕が 初めて愛した人・・・








第三幕 色褪せぬ想い出 終了です

最後まで 読んでくださりありがとうございました

明日はあとがきと 明後日からの予定をアップします♪






     

今日のカウントダウン!

【黒い瞳・・・】 の2人にちなんで 少し若い頃の写真で♪


199日_convert_20170131104924

ユノ79日_convert_20170131104944

いいムードだなぁ
2人199日_convert_20170131104901





東方神起完全体まで

あと 199日!






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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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