俺のバンビに手を出すな! vol.63
category: 俺のバンビに手を出すな!(完結)

『チャンミン・・・
その・・・1週間我慢したら 許してくれるか?』
「何を我慢するんですか?」
『っ! だから そなたに触れることだ』
「本当に我慢できますか?」
『ああ そなたを傷つけた罰だと思って 我慢する!
私は 王だ
そのくらい 自制することには慣れている』
「・・・」
疑わしそうな目を ユンホ様に向けるチャンミン
チャンミンだけだと言いながら
過去のお世話係とのことを 口に出したこと
ユンホ様は 今更ながら 後悔していました
どうも はっきりと言い過ぎる傾向にあるようです
国民から絶大なる支持を得る 大人気のイケメンユンホ大王様が
小さくなって 必死にチャンミンにお伺いを立てているサマは
傍でこっそり見ているドンへ公やイェソン伯にも
なんだか ユーモラスにさえ映りました
嫉妬深い王様も 唯一無二のパートナーには
とても弱いようです
お付きの2人は
”これからは お願い事はチャンミン様にしよう!” と
内心ほくそ笑んでいたことは ユンホ様は勿論知りません
嫉妬されることは 嬉しくても
罰を与えられるとは思わなかったので
チャンミンを これまで以上に大切にしなくては?!と
しみじみ感じたユンホ様
『チャンミン 私を信じてくれ
1週間 絶対にそなたに触れはしない
約束する!
だから 頼む! 機嫌を直してくれ!
そして ファンクラブイベントへの出演を取りやめてくれ!』
暫くの沈黙のあと
「わかりました
じゃあ 1週間我慢できたら ファンクラブイベントは止めますね♪」
ニコッと 可憐な
野に咲くマーガレットのような笑顔で
首を傾げて微笑むチャンミン・・・
なんて可愛いのだろう・・・と
ユンホ様が ポカンと口を開けていると
チャンミンが スーッと寄ってきて
ユンホ様の唇に チュッと 口づけました
カァーッと 火を噴くように
顔が熱くなったユンホ様
いつもと立場が逆転しています
『チャ・・・チャンミン・・・そなたは・・・』
見れば 目の前で
手を口に充てて 少し俯き加減で盛大にはにかむバンビが・・・!
チャンミンの あまりの可愛さに
鼻血を出しそうになりながらも
ユンホ様は 力強い腕で
チャンミンを抱き寄せ
『チャンミン! 可愛すぎる!』
ぎゅうっと 抱きしめ
可愛い唇を 勢いよく塞ぎました
「ん・・・んんっ・・・ ダメッ・・・ユン・・・ホ・・・さまっ・・・んんっ」
『んはっ・・・あ・・・チャンミン・・・んんんー』
必死に抵抗するチャンミンの
唇を強引に割り
自らの器用な舌を 差し入れ
逃げようとするチャンミンを 腕ごとしっかりと抱え込み
身体を密着させて 口づけを続けました
次第に観念していく腕の中の宝物
熱い吐息が漏れ始めると
チャンミンの腕が
ユンホ様の背中に回るのに
そんなに時間はかかりませんでした
ひとしきり口内を貪り
ゴクリと喉を鳴らして 口離したユンホ様
熱く真剣な眼差しのアーモンドアイの前には
うっとりと 欲の色を滲ませたチャンミンがいました
ユンホ様を見つめる美しい瞳は
幸せそうに潤み
目の淵を ピンク色に染めていました
そんなチャンミンを見ていたら
ユンホ様の身体が 反応しないわけはありません
そのまま ベッドに雪崩れ込もうと企んだ時
「これで 1週間我慢できますね?」
『えっ?』
「本当は 今 約束を破ったので
1ヶ月にしたいところだけど・・・」
『何? 今のもダメなのか?」
「当たり前です」
『チャンミンだって うっとりと欲情していたではないか?』
「そっそうだけど・・・
だからっ・・・1週間のままにしてあげます」
『何だよ? だからって』
「ユンホ様の口づけが 上手過ぎて
気持ち良くなっちゃったからですー!」
大きな声で それだけ言うと
チャンミンは プイッと背を向けて
部屋を出て行ってしまいました
『・・・』
呆然として
うな垂れたユンホ様の目に映ったのは
戦闘態勢の自分のはりきったもの・・・
はぁ・・・
これで 1週間お預けかと
しょんぼりしつつ
口づけが上手過ぎると言った
チャンミンの言葉に
密かに ニヤニヤとしてしまうのでした





今日のカウントダウン!
バンビがバンビを抱えてる~


これは2014年のエイネのリハだったかな?
黒髪がセクシーでしたよね


「ユノヒョン もうすぐですね♪」
『ああ チャンミナを待ってるよ♪』

東方神起 完全体まで
あと 129日!
これからもお付き合いくださる方!
応援お願いします♪
↓


にほんブログ村
スポンサーサイト