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タオルで 濡れた髪を拭きながら


チャンミンのいる場所に 恐る恐る足を踏み入れる





『お待たせ! チャンミンも浴びて来いよ』


「うん・・・」


チャンミンは Tシャツにジーンズというシンプルな出で立ちで


俺と入れ替わりに シャワーに向かう





着替えたのか・・・?


そう言えば 寝ている時は何を着ていたのか見ていなかった


ベッドの上には きちんとたたまれたTシャツ


寝るときにきていたものなのだろうか・・・


すれ違う時に 


「ユノさん そんなに構えないでよ・・・
なんか 調子狂っちゃう!
そんなに気にされると やりにくいな・・・」


俺とは顔を合わせずに 下をむいたまま ぼそっと言う


『嫌な思いをさせて 悪かった・・・
ガイド ありがたいと思ってるよ』


すると 大人しい笑みをたたえた顔が 上を向いて


俺と目を合わせてくる


「ユノさんは 僕が思うよりも 真面目な人みたいだ
軽く接してごめんなさい 
僕よりも 年上なのに・・・
次のアルハンブラ宮殿まで案内したら 
僕 マドリ-ドに帰るよ・・・
もう バスとか 大丈夫だよね?」


『えっ?』


「じゃ 浴びてくるね・・・」


問いかける隙もなく


チャンミンは 扉の向こうに消えた





帰るって・・・?


その瞬間 物凄い罪悪感に苛まれて


俺は 言葉を失った


相手が誰であれ


傷つけたのは事実であり


それは 自分にとっても 不本意なことだった


濡れた髪を拭く気も失せ


俺は さっきまで チャンミンがいたであろう 


まだほんの少し生暖かいベッドに ドスン!と腰を下ろした





チャンミンに謝らなくては・・・


好意で ここまで着いてきてくれたというのに


その好意を 俺は踏みにじったも同然だ


たとえ 俺にその気がないとしても


もっと誠実な接し方はなかったか・・・?


1人で 撮影するはずが


今 チャンミンがいなくなると思ったら・・・


チャンミンを一人で マドリードに帰すなど


してはいけないことのような気がした





それでも どうしたらいいのかわからず


目の前に置いてある チャンミンのバッグのただ一点を見つめ


ぼーっとしていた





チャンミンが シャワーを終えて 


ドライヤーまで済ませ すっかり外出できる身なりで


俺のそばに来たことにも気づかなかったなんて


なんて マヌケなんだ? 





「ユノさん あれ?
まだ 髪拭いてないの? 濡れてるよ?
乾かしてあげようか?」


ベッドに腰かけたまま 見上げると


さっきまでの寂しそうな表情は 何処にも見当たらず


バンビのような大きな目で にっこりと微笑むチャンミンがいた





ハッとした





『あ・・・あ 俺 何やってんだろうな・・・
髪 乾かしてくるわ』


「ユノさん 僕が乾かしてもいい?
最後に・・・
ユノさんに 何かしてあげたくて・・・
いい?」


そんな純粋な顔で 許可を取るな!


俺は 黙って 洗面台の前に立った


チャンミンは 優しく俺の髪にドライヤーを当て


指を入れて そうっと乾かした


何も喋らずに 俺の髪を整えていく慣れた手つき


俺は そんなチャンミンをじーっと見ていた


時折 鏡の中で目が合うと


チャンミンは 恥ずかしそうに目を逸らし


ドライヤーをかけ続けた


けれど


俺は チャンミンから 目を離すことはできなかった





「ユノさん 出来上がり!
僕のブロー技術は どうかな?
気に入ってもらえると嬉しいんだけど・・・」


『・・・』


ドライヤーを片付けながら 俺に質問するチャンミンは


店で 初めて会う男に声をかけて誘うような種類の男には見えない


「あの・・・ユノさん?」


『あ・・・ああ・・・いいよ 凄くいい
気に入った』


「ほんと? 良かった~」


チャンミンは 花が咲いたように 


ぱぁっと 明るい笑顔を向けてきた





「朝ごはん 食べに行こう!
ここのホテル オムレツが美味しいらしいよ」


少し ぎこちない態度で 


俺に声をかけるチャンミン


可愛い・・・


可愛いんだ チャンミンという男は・・・


「ユノさん さっきから変だよ?
撮影の邪魔して ごめんね
迷惑かけるつもりじゃなかったんだけど
僕がいると お仕事になりそうもないね・・・
本当に アルハンブラでサヨナラするから!
そこまで 案内させて?」


『そうじゃない・・・
邪魔じゃない』


「・・・?
ならいいけど・・・
じゃ ご飯食べに行こう!」





何故 こんな行動を取ったのか


必然といえば 必然だった


俺は 洗面台の前から動こうとしたチャンミンの


腕を咄嗟に掴み 勢いよく振り向かせ


そのまま 自分の腕の中に


華奢な身体を 包み込んだ


何か 大切なものを捕まえたような気がした





     

拍手コメントをくださったHさん
昨日は 予約投稿にしていたので気づくのが遅れてごめんなさい(>_<)
一昨日の雨は本当に凄かったですね
仕事中で建物の中にいたので濡れずに済みました😊
お気遣いありがとうございます😘
濃厚なHシーンは苦手になってきたのに
私の書く濡れ場はドキドキすると?!
大変光栄なお言葉ですぅ😍
ドキドキすることは大切ですものね♪
ユノとチャンミンを妄想してくださいね\(//∇//)\
Timeless はですね~
う~ん 課金必要かもです!
私もゲームなんてしたことなかったですが
Timeless は私の中では
”2人の写真や声を集めるアプリ” という感覚です
フィーバータイムを利用してラブ度を上げると
多く貯まります! Mink





今日のカウントダウン!

OZ から・・・
2人107日_convert_20170503005739

完全にカップル💛
2人107日_(2)_convert_20170503082707





東方神起完全体まで

あと 107日!








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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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