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『この店 どうかな?』


「わぁっ! 素敵だね
テラスからはお庭も見えるし
開放感もあって 適度な広さ!
僕 ひまわり植えたい」


『夏しか咲かないぞ?』


「それがいいんだよ
他の季節には違うの植えればいいし!
夏は ひまわりで決まり!」


チャンミンは 何て嬉しそうに笑うんだ


その笑顔だけで 俺は 胸がいっぱいだよ・・・





チャンミンに店を持たせようと考えてから


あらゆる情報を調べ上げ


知り合いに 知恵を拝借し


少しでも早く 生活の基盤ができるように 手を尽くした





愛しい俺の天使の住まうマドリードに


何度も行こうと試みたが


仕事の都合と同居の準備で それもままならず


最終的には チャンミン親子が写真展に来てくれてから3か月後に


正式に 韓国に移住するという時まで


俺たちは 逢うことができなかった





おかげで 新居や店のメドもつき


チャンミンが編入試験を受けられる大学の手配まで


ようやく整ってきたときには 季節は冬になっていた





俺は 母さんには 2人の関係をはっきりと言ったわけではないが


一緒に食事をしたときの様子で


何となくわかったみたいで


その後 やんわりと聞かれたりした


”本当は素敵な女性と結婚してほしかったけれど
ユンホの人生はユンホのものだから・・・” と


半ば 諦めるような形で 俺の選んだ道を認めてくれた


父は既に他界していたが もし生きていたらと思うと


ちょっぴり 冷や汗が出た


ジへ 後は頼んだぞ!


たった一人の妹に 孫を産んでもらえばいい


それしか 考えられなくて 


母さん!ごめんな・・・


そのかわり 不自由はさせないから!


俺は 生きる張り合いが また一つ増えたと前向きに捉え


チャンミンとの新しい生活を心待ちにした





自然を活かしたカフェになっている店
は 


2階に俺の事務所を構えたため


毎日 様子を見に行くことができる


今は 知り合いのイェソンが切り盛りしているが


田舎の両親の元で 農業を手伝うことになり


店を手放す準備を進めていたところへ


俺が相談に来たという 空前絶後のナイスタイミング!


少しリフォームすれば そのまま使えそうな 


雰囲気のある店だった





チャンミンに引き継ぎができ次第


田舎に帰ることになっている


何か月も待ってくれなんて


友人以外には頼めない


まずは チャンミンは 俺と同居して


韓国語をバッチリ覚えることから始めなければ


お話しにならないしな・・・





イェソンの店の人たちが そのまま数人は残ってくれそうで


オーナーは俺 チャンミンは従業員という形で


他の従業員の反発を買わないよう


立場を考えたり


待遇を改善したりもしなければならないだろう


やることは いくらでもある





俺の母さんとチャンミンのお母さんは 


同郷ということもあり 


意気投合して 早速一緒に出掛ける約束をしていたから


特に問題もなさそうだ


俺の母さんのほうが 少し年上で


隣りの小学校出身だった


地元の店の名前とか 2人が知っていることもたくさんあり


懐かしそうに 話に花をさかせていたのが 3か月も前だったなんて





チャンミンのお母さんには


俺たちの新居と同じマンションの部屋を考えたが


ご本人の希望で 俺の実家のすぐ近くのマンションを借りることにした


”ラブラブな2人に当てられちゃいそうだから!”


面と向かってはっきり言われると 妙に恥ずかしい・・・


そんなこんなで


全てが 地下鉄で3駅以内という近さに整えることができて


俺は 満足していた





あとは 初めて韓国で暮らすチャンミンが 


ここでの生活に うまく適合してくれるかどうか・・・


俺の心配は それだけだった





幸い 候補となるイェソンの店を チャンミンはたいそう気に入り


メニューとか 設えとか


ああでもない こうでもないって 


1人楽しそうに考えていた





『チャンミン・・・
これからは 何があっても俺が一緒だ
変に気を遣ったりしないで 
俺には 何でも話せよ?』


「ありがとう ユノさん・・・
僕 夢を見ているみたい・・・」


チャンミンがソウルに来てから数日は 


家の中を整えたりするために


親子で ホテル住まいだったが


晴れて 今日から ピカピカの新居に


愛しい恋人が やって来た





「僕 ずっと借金を返しながら 働いていくんだろうなって
将来を少し悲観していたんだ」


『そんなこと この俺がさせない』


真新しいベッドは チャンミンが来てから使うと決めていた


「こんな大きなベッド・・・
広すぎて 落ち着かないよ」


『どんなに寝相が悪くても 暴れても 大丈夫だからな』


シャワーを浴びた後 


お互い綺麗な身体で ベッドに腰かけた





「狭いベッドで ユノさんと密着していた旅行中のホテルが懐かしいね」


『そうだな・・・』


「なんか 緊張するね・・・」


恥ずかしそうに 俺を見るチャンミン


少し震えるその手を握り


そっと 抱き寄せた





『チャンミン 愛してる・・・』


「ユノさん・・・僕も 愛してる・・・
それから・・・」


涙で潤んだ大きな瞳を 俺に向けて


「ありがとう」


と言った





俺は 鼻の奥がツンとして


涙が滲むのを隠すように


チャンミンの身体を 抱え込んだ





今夜から 俺たち 


心も身体も 一つになろう・・・





2人で迎えた 新居での初めての夜


俺たちは 逢えなかった半年分の想いを込めて


丁寧に 丁寧に 愛し合った


夜が明けるのが 少し残念だった





〜 SPAIN編 fin ~





     

俺はさすらいのカメラマン ~ SPAIN編 ~ 

終了しました

最後まで読んでくださり ありがとうございました

明日はあとがきを載せます♪



     

今日のカウントダウン!

このときの加工が秀逸で\(//∇//)\

はいはい! わかってますよ〜❤️


耳打ち\(//∇//)\






東方神起完全体まで

あと 53日!








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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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