初恋はヒョンの味 15話
category: 初恋はヒョンの味 (完結)

ユノsaide
チャンミナに彼女ができた・・・
今まで おつき合いらしいおつき合いもしたことなかったチャンミナの
初めての彼女・・・
弟の成長を 喜ぶのが普通で
応援してあげるのが 当たり前なのに・・・
俺は どうしても できなかった
作り笑いで 『良かったじゃないか!』 なんて
強がってはみたものの
突然の想定外の出来事に
俺は 己の人間の小ささを 否が応にも思い知ることになったのだった
最近作られた 俺とチャンミナの2人だけの秘密
誰にも言えない秘密の ”練習”
練習中は 少なくとも 他の奴のことなんて
考えられないはずだし
チャンミナも俺との ”練習” を気持ちいいと思ってくれているはずだった
なのに・・・
なのに・・・
年上?
相手から?
胸が大きそう?
チャンミナが本当に
いつかできる彼女とのことを想定して
俺と練習していたのかと思ったら
悲しくなった
『目を閉じて 好きなコのことを想像しながらしてみたら?』 なんて
言ったのは俺だったか・・・
チャンミンが 年上の彼女のことで浮かれているのなら
俺の出る幕はない
キスなんて
もうしなくていいくらいに沢山 ”練習” したし
チャンミナみたいに 目力のあるカッコいい男なら
近寄って抱きしめるだけで 若い女のコなんて簡単に堕ちるだろうし
ましてや 年上の女の人を相手にしても
チャンミナの舌遣いなら 十分に悦ばせることができるだろう
全ては 俺が 教えたんだ・・・
相手がどんな女の人か わからないけれど
きっと 年上だとしたら
進展は早いだろう・・・
彼女がリードして キスなんて すぐしちゃうだろうし
あわよくば 最後まで・・・
あーあーあーっ!
ダメだ!
ダメだダメだダメだっ!
見ず知らずの綺麗な20才過ぎの女性
チャンミナの言う通りなら
スラリとした長身 ボンキュッボン!のナイスバディ
大きな胸を強調するような ピッタリとした服
濃い色で飾られた唇は ぼってりと官能的で
ロングヘアをかき上げる仕草がセクシーだ
少し大きな目は つけまつげが長く 上目遣いでチャンミナを見て
”私のこと 好き?” なんて 聞いちゃうんだろ?
おどおどするチャンミナに近寄って
”ふふ 可愛い” とかなんとか言ってさ
ちゅって キスしちゃうんだ
あーあーあー
俺のチャンミナに何をする!
次から次へと湧き出る妄想
俺は 官能小説が書けそうだと思うくらいに
見たくない場面が とめどなく頭の中に現れる
キスしながら
柔らかい胸をぐいんと押しつけてきて
固くなったチャンミナに向かって
”緊張してるのね?
大丈夫よ 怖がらなくても・・・”
そして 下半身まで押しつけて
ワザとらしく 頬を赤くして 恥じらって見せるんだろ?
”チャンミン君 反応してる・・・”
「あ・・・いえ・・・」
戸惑うチャンミナの手を引いて そっと立ち上がり
ベッドへと誘導していく作戦なんだな?
俺は チャンミナの顔も見れず
背を向けた状態で 一晩中 眠れなかった





皆さま GW いかがお過ごしですか?
私は特に大きな予定もないので
昨日は チャミペンのお友達とランチをしてきました
お天気もよく 楽しいひと時
やっぱりトン関係のお出かけが一番楽しいです♪
今のお話 あまり人気ないかな?って思っていたのですが
チングが凄く面白いって言ってくれて
それだけで凄く嬉しかった~♪
幸せな時間を過ごせたことに感謝します💛
皆さまも こころ穏やかに過ごせますよう
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
コメント 公開拍手コメント くださった方々
ありがとうございます♪
おくればせながら コメ返しています
拍手コメント Hさん♪
いつもありがとう~💛
大昔の忘れかけたネタを少し入れ込んでみました
2人の指輪っていうのもいつも気になりますね!
Mink
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