あなたに出逢うまでは 26
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僕は いつもと変わらない生活を送る
毎週水曜日には あの親父に抱かれる
そして 週に一度は 僕を指名するお客さんがいる
ユンホさんだ・・・
彼が 顔を出す日は 僕はユンホさんだけの貸し切りとなった
ユンホさんの休みは不定で
次はいつか?ということは ユンホさんからの連絡で初めて知る
僕は 次にユンホさんに逢える日を心待ちにし
毎日 数人の客を取っていた
本当は ユンホさんだけがいい・・・
でも 自分が決めたことだから
あと少し 目標金額を達成するまで
僕は 見知らぬ男に身体を開くのだ
はじめこそ 恐ろしく怖かったけれど
今は 仕事と割り切っているから 怖くはない
もう少しだから ユンホさん 許してね
仕事の後は 身体を念入りに洗うから・・・
ユンホさんと逢う時も
いつも以上に 身体を綺麗にするから・・・
だからお願い こんな僕を軽蔑しないで・・・
『まぁ 俺もチャンミンのことをとやかく言えた義理ではないけどな・・・』
「ユンホさんは ゲイだって言ったよね」
『ああ』
「その・・・アフターって言うか・・・」
『お持ち帰りのこと?』
「う うん・・・
女の人と そういう事になったとき
ベッドで・・・」
『ははは 勃つかどうかってこと?
知りたいの?』
「はい・・・」
『自然には勃つわけねーだろ!!』
「え・・・じゃあどうして・・・?」
『知りたい?』
「はい 知りたい・・・」
『薬だよ・・・』
「えっ? 薬?」
『少しお酒も飲んで 更にね・・・
そうでもしなきゃ できないって』
「そんな無理しなくても・・・」
『もう しないよ
チャンミンだけ・・・』
「・・・」
僕も・・・と言いかけて
口をつぐんだ
『チャンミン・・・
俺たちさ』
「・・・?」
『お互いに 今の仕事を辞めたら
一緒に暮らさないか?』
「えっ?」
今 なんて・・・?
『俺 3年くらいだけどさ 懸命に働いたんだよ
だからさ 普通に暮らしてはいけると思うよ
贅沢を望まなければね』
ひとりぼっちで生きて行くと決めた僕
まさか この僕に
こんな言葉がかけられる日が訪れようとは・・・
青天の霹靂とは 正にこのこと
「・・・」
僕は 言葉に詰まった
すぐに はい と言えたら
僕の未来には 少しは
笑う日もやってくるのだろうか・・・
『ん? どうした? チャンミン』
「あ 突然のことで びっくりして」
『ハハハ だよな
別に 返事は今すぐじゃなくてもいい
この間も言ったけど 俺は真剣だから』
「ありがとうございます」
ドキドキした
こんなことってある?
急に現れたユンホさんを
好きになってしまっただけでも
驚きなのに・・・
そんな僕の想いが 報われるの?
ゲイではないのに
何故か 惹かれるユンホさん
やはり 僕たちは似た者同士なのかな
ユンホさんは
『そんな怯えた顔をされると傷つくなぁ』
そう言って 頭を掻いた
汚れた僕
こんな僕で いいの?
不特定多数の男に 平気で身体を開き
毎晩 好きでもない相手との SEX で
快感を得てしまう汚れた僕だよ?
あなたは それでもいいと
こんな僕でもいいと言ってくれるの?
幸せ過ぎて 怖くなった
こんな経験 初めてだから・・・





2人のソロ曲の視聴が始まりましたね😍
チャンミンにはこれからも
もっともっと日本語の歌詞を書いて欲しいです💕





私のブログの記事は
いつも 17時公開の予約投稿にしています
タイミングで 公開時にコメントが承認されていないこともあるかと思いますが
必ず目を通して大切に読ませていただいてます😍
いつもありがとうございます❣️
拍手コメント Hさん
私もこの暑さにフラフラです〜😵
でも食欲はふつうにあります🤣
Mink
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