あなたに出逢うまでは 38
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翌日は それぞれ仕事に行った
僕は ユンホさんとの満たされた夜を過ごしたおかげで
とても 潤っていた
お肌も つやつやしてると思う
店で 久しぶりに会うキュヒョンからは
僕の体調を気遣ってなのか
冷やかされているのか わからないけれど
首筋にできた 生々しい印を見て
”チャンミン どうしたの?” と
笑いながら わざとらしく聞かれた
しらばっくれようかとも思ったけれど
キュヒョンなら 特に害なしと判断し
「キュヒョンの想像通りだよ」 と答えた
”チャンミン 本気なの?”
「わからない・・・ただ 僕も好きになっちゃったみたい」
”やめとけよ 俺たちはさ こんな仕事してるんだし
本気になっても 捨てられるだけだよ・・・
そりゃあ あっちのスキルは一般人よりもあるかもしれないけどさ
所詮 身体だろ?
飽きたら ポイだよ・・・”
「・・・そう・・・かな」
”そうそう! そうに決まってるよ
それで ショックを受けてまた この仕事に戻ったヤツ
何人も知ってるぜ”
「そうだね・・・別に 男同士だからさ
そんな深刻に考えてないけど」
”うん まぁ 焦るなよ?
一時の感情で 先走らないほうがいいと思うよ”
「・・・」
”この仕事もさ そんなに長く続けられるわけではないし
きっぱり足を洗ってから 相手を見つけた方がいいんじゃない?”
「サンキュー キュヒョン
まだ 何も決まったわけでもないし
焦ってるわけでもないんだ だから安心して?
ほんと ありがとな・・・」
日本の映画で 似たようなのを見たことがある
昔の遊郭っていうところで
要は 男に身体を売るところなんだけど
吉原・・・って言ったっけな
遊女と呼ばれる女が 自分に入れ上げてる客と恋仲になって
将来を期待して 仕事を辞めるんだけど
結局は 捨てられる・・・みたいな話
男も女も 関係ないのかな・・・
ユンホさん やっぱり 僕みたいな職業の男と付き合ってること
家族に知れたら きっと サヨナラだよね・・・
その日
僕は いつもの親父さんに たっぷりと抱かれた
いまだ消えない いくつかの
ユンホさんとの情事の跡が
親父さんを 余計に燃え上がらせたようで
"印をつけた奴は誰か教えろ"
"お前にご執心のアイツか?"
それはそれは エキサイティングで
”悔しいが お前は 堪らなく色っぽい”
そう言って 執拗に僕の身体を愛撫した
ユンホさんとの 愛の時間を
全て 上書きされて
僕は キュヒョンの言葉を思い出した
親父に 激しく突かれ
愛してもいないのに 感じてしまう淫らな自分を責め
こんな淫乱な自分は
やはりユンホさんと一緒にいたら迷惑をかけるのかもしれないと
ちょっとした夢を見た自分を嘲笑った
「あ・・・もうっ・・・もうダメです・・・あっ」
イキ疲れて 意識も朦朧とする頃
僕は 予定通りに 外国に行こうと思った
せっかく父が残してくれたものもある
自分の居場所を見つけなくては・・・
そう思った
ユンホさん 本気だって言ってたけど
やっぱり 僕は自分で決めた道を
1人で歩いて行くよ
あなたに迷惑は かけられない
いつかどこかで ばったり会えたら
その時は あなたが幸せでいてくれるよう願うよ
隣りに 僕じゃない誰かがいたとしても
僕は
僕は
きっと 大丈夫だから・・・
あと何回
ユンホさんと会えるんだろう?





NEW ALBUM の詳細が発表になりましたね♪
ツアーが始まる一週間前発売とか・・・
初回限定盤は今までのアルバムとは違う限定動画付きなんですね
ROAD のMV も収録!
アルバムが どんどん豪華版になって 高くなってる~
東方神起のものなら欲しいけど
ますます働かなくては(*´ー`*)





なかなかコメ返できずにすみません💦
週末になっちゃうかもしれません😔
猛暑が続いています
皆さまも体調をくずされませんよう❣️
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