
チャンミン side
ハヌルと別れてからの僕は
取り立てて変わったこともなく
今まで通りに 勉強に打ち込んだ
英語も喋れるようになればなるほど
面白く感じるようになってきた
僕の英会話の上達ぶりには ブラウンさんも舌を巻くほどで
今では TVも ニュースなどは専門用語でなければ
何となくわかるまでになっていた
やはり 習うより慣れろ!だな
ハヌルは 会えば普通に話はするけれど
以前のように ずっと一緒にいることはなく
授業は 離れた場所で聞き
ハヌルも 違う国籍の女のコ数人とランチに行ったりしているようだった
そんなハヌルを遠くで見つめ
早く 僕を忘れて いい人と一緒になれるといいねと
心の中でエールを送った
アメリカは 韓国に比べると
性に対しての考え方が オープンだ
街中でも 男性同士のカップルをよく見かけるし
手を繋いで歩いたり
見つめあっている幸せそうな男性たちもいた
そんな光景を見るにつけ
僕は未だユノヒョンに囚われてる自分を
再認識せざるを得なかった
ある寒い冬の日
僕は ユノヒョンとお揃いの革ジャンを着て
映画を見に行った
前から見たかった恋愛ものだけど
セリフが多いと聞いていて
自分の英語力で 全部理解できるかどうかが疑問で
敢えて 避けていた映画だった
大体は理解できたことで
僕は 教授が言っていた”アメリカで仕事をすること”について
真剣に考えようと思った
アメリカでの生活は
僕にとって人生の中でもとても有意義な時間になるだろうことは間違いない
そう考えると
ハヌルと別れて良かったのかもしれない
僕は この先も かの愛しい人以外を愛せる自信なんて
全くないのだから・・・
ブラウン夫妻が 娘のところに遊びに行くと言う週末
僕は クラスのマークたちと キャンプにいくことにした
キャンプと言えるほど立派なものではないけれど
キャビンがいくつも点在する大きな公園が
車で30分足らずのところにあったのだ
女の子も含めると10人くらいだろうか
たまには大勢でワイワイやるのも楽しい
せっかく自由の国にいるのだから
たくさんの友達と触れ合わないと
久しぶりにみんなでたくさんお喋りして
騒いで スッキリした
そして このキャンプで
僕は初めて 缶ビールを飲んだ
どうしてだろう?
韓国で口にした時は
こんな不味い飲み物を美味いと言う大人が
信じられなかったのに
何と 2本も飲んでしまった
アルコールとの相性は
実は悪くないのかもしれないと思った瞬間だった





アルバム聴いてますか〜?
This is my love ❤️がお気に入りです♪
オープニングはやはり
1曲目かな?





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