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第四幕 ユノ ①





ユンホ side





時差ボケに惑わされることもなく


翌朝は すっきりと目が覚めた


時差ボケは 遅れてくるって そういえば誰かが言ってたな・・・





今日は チャンミンの大学に行ってみようと決めていた


アメリカの大学は広い


そんな中で チャンミンを見かけることすらできないかもしれないけれど


普段 チャンミンがいるであろう場所に


行ってみたかった





『ドンへ 9時には出られるようにしろよ』


8時に起きて のんびりと髭を剃る


朝食は 昨日買っておいた簡単なパンとジュース


ドンへは 俺が 髭を剃り終えても 起きてこなかった


ツインルームのもう一つのベッドで ぐっすり眠っているドンへを無理矢理起こす


『ドンへ 起きろよ お前が誘ったんだからな
ほらっ 早くしろよ』


”・・・ダメ”


『はっ? どうした?』


ブランケットを勢いよく剥いだ俺の目に飛び込んできたのは


うずくまるドンへの姿


『どうしたんだよ?』


”痛い・・・腹・・・痛い”


マジか?!


きっと 昨日調子に乗って食べた 付け合わせのフライドポテトだ


あれが 胃にもたれてるんじゃないだろうか?


『お前 食い過ぎなんだよ・・・』


”ん・・・わかってる ユノ 悪い
今日 俺 動けそうもない”


『あ? マジかよ・・・』


"埋め合わせ するから"


この期に及んで俺のことを気にするなんて


ドンへらしい


『そんなこと いいよ 気にするな
わかったから 薬飲んだ方がいいな』


外国は 勝手が違うし 事情も違うし 言葉も満足にはわからないし と


母親から 薬をたくさん持たされたのはドンへ


”ユノ そこのカバン取って・・・
中に 薬が入ってるから 出して・・・”


外国では 言葉が通じないと薬を買うのは怖いし


法外な診療費取られそうで医者になんてとても行く気になれないと俺の親も言っていたから


素直に ドンへの鞄から薬を出してやった


『これ飲んで 寝てろよ・・・』


”ああ 悪い ごめん ほんと・・・”


本当に辛そうなドンへ様子に 心配だったけれど


何かあれば すぐに電話をするよう言い残し


俺は ホテルの部屋を後にした





ドンへから受け取ったメモを頼りに


チャンミンの通う大学を目指す


自分の通う大学とは 比べ物にならないくらいの広大な敷地


大学名を聞いて ある程度はネットで調べてきたが


ここまで広いとは・・・


こんなところで チャンミンに偶然逢えるなんて保障は全くない


さて 困った・・・





俺は チャンミンの留学している学部の建物を探し


周辺を歩いた


チャンミンの行きそうな場所


好きそうな場所を 探して・・・


図書館や 大きな木が目印の小高い丘


そして 売店のような店


これ 至難の業だな・・・





手ぶらで 歩いているのが珍しかったのか


それとも いかにも ここの学生ではない雰囲気が 伝わったのか


すれ違う学生たちに チラリと視線を送られる


一日中歩いても これでは チャンミンの姿はおろか


何の手がかりも掴めそうにない





少し休んで ドンへに電話をしようと思い


大きな木の太い幹に凭れ


スマホを手にしたとき


聞こえてきた言葉


”ビジュアルは チャンミンに到底 敵わないけどね”


ハングルだった・・・


”未練あるの?”


”そりゃあ チャンミンは素敵だったもの・・・”


その声は 幹の反対側から聞こえてきた


きっと座って話し込んでいたのだろう


”じゃあ なんで 別れたのよ”


”彼には 想い人がいるのよ・・・
私が いくら頑張っても 敵わない人
どんな人か知らないけど・・・”


”ふーん じゃあ何でハヌルとつきあったのよ”


”いいの わかるから・・・
きっとね 彼は 忘れたかったのね その人のこと”


"気になるわね
こんなに美人で気立てのいいハヌルを振るなんて
ちゃんみの忘れられない人ってどんな人がなんだろうね"


"彼は 聞いても何も言わなかったわ
いつも遠い目をしてた
ただの恋人ではない感じで あまり聞いてはいけないような気がしたの"


”ふーん 何だかドラマみたいね
でもさ ハヌルもチャンミンを忘れるためなのかどうか知らないけどさ
新しい彼氏をさっさと捕まえちゃったんだもんね
ああ 羨ましい~”


”チャンミンと結婚したかったな・・・
身体も相性も悪くなかったのに
ここで 同じソウル出身の恋人ができて 有頂天だったのにね”


”人生 上手くいかないこともあるわよね”


”チャンミンのことはずっと好き
でも 今は ボブの優しさに救われてる"


”さ 行こう チャンミンが忘れられない ハヌルさん”





ハングルを話す2人連れが


俺の横を通りすぎる時


その女を ちらりと見た


同じように 俺を見た女と目が合った





”こんにちは
見かけたことないけど 韓国の方?
ここの学生?”


彼女から声をかけてきた


話をしたら やはり


チャンミンの 元カノだった





     

今日もガイシですね♪

参戦の方 ファイティンです💪

     

拍手やコメント
ありがとうございます❣️
コメ返は明日になりそうです





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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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