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僕の手料理

category: 2人のSS  

『チャンミナ! お疲れ』


「お疲れ様でした」


『明日は レコーディングだな』


「そうですね」


『・・・』


ユノヒョンが 僕をほんの一瞬 見つめた気がした


何か言いたげな感じで


『あの 今日さ 飯でも食いに行く?』


「え・・・?」


『せっかく早く終わったんだしさ 
どうかな?って 思って・・・』


「・・・」


言葉に詰まる


『あ ごめん 嫌ならいいんだ 無理にとは言わない』


「あ いえ そういうわけじゃ・・・」


『うん うん ごめんごめん 
困っちゃうよな』


「僕 キュヒョンと約束してて・・・」


そう言うと ユノヒョンの目が 少し大きく見開かれた


「ユノヒョンも お友達たちと約束あるんじゃないですか?」


『ん? まぁ俺の友達はいつでも大丈夫だからな・・・
そうだな この間の撮影のお礼もしなきゃならないしな
アイツらと 飯でも食ってくるよ』


「・・・はい」


『悪かったな 返事に困るようなこと言って』


「いえ そんなこと・・・」


『キュヒョンによろしくな』


「はい・・・」


少しだけ 苦笑いした僕


『チャンミナもキュヒョンも 2人で飲んでばかりいないで
早く 彼女 作れよ?』


ユノヒョンは 僕に手を振って 先に打ち合わせをしていた部屋を出て行った


出て行くとき 一瞬だけど 振り返って僕を見た


お互い無表情で 目が合うこと2~3秒


でも ユノヒョンは 何も言わずに出て行った





シーンと静かになった事務所の一室


僕は 大きなため息を吐いた


これでいいんだ


本当は キュヒョンと約束なんて していなかった


キュヒョンは 今 海外だ


よくよく考えれば ユノヒョンにだってすぐにわかること


だって キュヒョンの予定は スーパージュニアの予定なんだから・・・


今 ソウルにいるわけないのに・・・


どうせ ドンへやウニョクのインスタで すぐにバレるんだろう


僕も情けない


咄嗟にキュヒョンの名前を出すなんて


キュヒョンしか友達がいないみたいじゃないか・・・


ある意味 そうだけど・・・


ミノは今 いないし


他の友達とは そんなにしょっちゅう飲んだりはしない


つまらない嘘をついて またユノヒョンに呆れられちゃったかな?





”あれ? ユノは帰ったのか?”


一人で ボーッと立っていた部屋に マネージャーが戻ってきた


「はい 友達と予定があるみたいで」


”そっか じゃあ チャンミナは家でいいか?”


「はい お願いします」


僕はマネージャーの運転する車で 家に帰った





静まり返った僕の部屋


シャワーを浴びて ビールを開けた


冷蔵庫に残っていたものを 少しテーブルに運び ビールと一緒に流し込んだ


最近は 2人で使っていた部屋にもあまり入ってない


想い出が あり過ぎて


ユノヒョンの匂いが 僕を捉えるから 足を踏み入れるのが少し怖いんだ





別れを切り出したのは 僕からだった


今でも ユノヒョンを愛している


大勢から愛されるユノヒョンを 僕だけのものにしてはいけないような気がして


少し前から 考えていたことを口にしたとき


ユノヒョンは とても驚いたようだったけれど


『チャンミナがそうしたいなら・・・』と言った


もともと 男同士の関係


ゲイではない僕とユノヒョンが結び着いたのは 必然だった


何年も そんな関係を続けて来たのだ


お互い 好きな女性ができたら その時は潔く相手の幸せを願うようにしよう


そんな冗談めいたことも 言いあってきた


大好きで 大好きで 今でもユノヒョンしか見えなくて


でも ユノヒョンを縛らずにいたかった


もっともっと輝いてほしかった


理由はそれだけだ 


理由を問いただされたり


引き止められたり もなく


ユノヒョンは何も聞かなかった


ただ静かに考え込んで さっきの言葉を発したのだ


それは 彼なりの配慮だったのだろう


きっと言いにくいに違いない僕のための・・・


理由を聞かずに僕を見るユノヒョンの 黒い瞳に 


「僕も30を過ぎて そろそろ ちゃんとした彼女を作りたいなって思うようになって・・・
母さんもうるさいしさ
だから 別にユノヒョンのことが嫌いになったとかいうわけでは全然ないんだよ
これからの人生をちょっと真剣に考えてみたくなったんだ」


『そうか そうだよな 俺たち 30過ぎたいい大人だもんな
チャンミナみたいないい男 
きっとヨジャは放っておかないよ』


穏やかな笑顔で 僕にそう言ったユノヒョン


ヨジャが放っておかないのは あなた ユノヒョンだよ?


僕たちの東方神起は これからも続くから


嫌いだとか 重たいだとか 見え透いた嘘はつきたくなかった


もっともらしい嘘をついて 別れたはずだった


昔のような兄と弟のような関係に戻るはずだった





きっと今頃 ユノヒョンは 仲のいいいつものメンバーで


クラブにでも行って踊っているのかな?


僕は 相変らず 料理に熱中している毎日


小腹が満たされた後


僕は夢中で新しい料理に挑戦した


あの部屋で ユノヒョンに食べてほしかった料理


今日のメニューは パエリア


ユノヒョンならきっと


『チャンミナ 天才だよ すげー美味いよ』


喜んで食べてくれるね


黄色いご飯粒を こぼしながら・・・


僕はご飯粒の代わりに涙をこぼしながら


妙に上手くできた黄色い料理を口に運んだ





💖 💖 💖 💖 💖

ごめんなさいね〜🙇‍♀️

また暗いSSになってしまいました〜

今回はチャンミンからの別れ

目線はチャンミン

もともと切ないお話も大好きだからな〜

2人はこんなことにはなっていないと思いますが

どうにも寂しさが埋められません😭

明日は明るいお話を書きたいわ〜

コメントで【黒い瞳…】の続きが読みたいといただきました

私のトン作活動の中の一番の大作なので

思い入れもありますので必ず書き上げます!
(思い入れはどの作品にもありますが)

もう少しお待ちくださいね♪

BLサイトについては皆さんそういうのは見てないのかな?

おススメいただいた作品は読んでみるつもりです

ありがとうごさいました😊

遅ればせながらコメ返してますので

今更とは思いますが見てみてくださいませ





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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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