HOTEL T の秘め事 76階
category: HOTEL T の秘め事 (完結)

ユノの部屋から 出勤
しかも 車で 裏口まで送ってもらっちゃって
僕は 少し戸惑い気味・・・
なんか 昨日の夜は 夢みたいだった
”チャンミンさん! おはよー!”
フロントで 明るく声をかけられて
意味なくギクリとする 挙動不審な僕・・・
「あ・・・おはよ ミノ君」
”あれ?チャンミンさん・・・
なんか 今日いつもと雰囲気が違いますね
何か ありましたか?
何だろう・・・
こう 色気があるっていうか
艶めいているっていうか・・・”
「えっ? 何それ
僕はいつもと変わらないよ
そんな 色気だなんて・・・」
少し 火照った顔を 手のひらで パタパタと仰ぐ
心なしか 耳が赤くなっている予感がする
”ははーん? さては 早速従業員の誰かとデートでもしましたね?
そして 告白されたんでしょ?
わかりやすいなー チャンミンさん
すぐに 狙われて すぐに手をつけちゃうなんて
もうっ 隅に置けないなぁ~”
僕の腕を 肘でぐいぐい押すミノ君
「ミノ君! そんなんじゃないよっ!」
”彼女いないって言っていたから 僕は札幌のオシャレな
後輩を何人か紹介しようと思って
合コンの設定に奔走していたのにな~
ついでに僕も彼女欲しいなって 計画していたんですけどねぇ
先にいい人作っちゃうなんて~
でも 僕が思った通り チャンミンさん素敵だから
モテますよね・・・
女のコたちも 放っておかないですよね”
「だから ミノ君 そんなんじゃないってば
本当に彼女なんていないし
別に女のコに告白されてもいないし」
”ホント?”
「ほんと」
いい人は いるけれど 女のコじゃないし・・・
だから 嘘じゃないよ
”わかりました そういうことにしましょう!
でもね チャンミンさん!
同じ職場の中での恋愛は よほどのことがない限り
厳重に警戒した方がいいですよ
噂になると厄介だし
別れた後が 超面倒ですからね”
さも その経験が あるような口ぶりのミノ君が可愛い
なんか キュヒョンを思い出した
もしかして ミノ君も頭でっかちのオタクタイプ?
いや キュヒョンよりは 現場経験がありそうだな・・・
「忠告ありがとう 社内では 気をつけるよ
本当にそんな人 いないけどね・・・」
”じゃあ 合コンは 一緒に行ってくださいよ?
ああでも こんなに色っぽい人を連れて行ったら
みんなチャンミンさんに夢中になっちゃうなぁ~”
「そんなことないよ
ミノ君は 僕より若くてかっこいいし
王子様みたいに目がキラキラしていて素敵だよ?
僕が若い女のコだったら 絶対ミノ君のこと
気になると思うけどなぁ・・・」
”チャンミンさんに言われると 照れますねぇ・・・”
「ミノ君は 本当に王子様みたいだよ」
”ありがとうございます
でも今日マジで 色っぽいですね
はぁ・・・溜息出ちゃうな・・・
僕が彼女になりたいくらいですよ”
「なる?」
”チャンミンさん そっちもイケます?”
大きな目で 間近で見つめられ
そっちも・・・とか言われると ちょっとドギマギしてしまう・・・
「・・・え・・・あ・・・まさか」
少しの間を作ってしまった
怪しまれないように 僕は慌てて取り繕った
”もしかして図星だったらごめんなさい
僕は そういうことには寛大ですから気にしないでくださいね”
「まっさか そんなはずないだろ?
僕の前の彼女はFカップだよ?
でも・・・理想は高い方かな」
”Fカップー?
いいっすねぇ どんな感じですか?
僕は そんな大きい女のコは知らないな・・・
もしかして夢の アレしてくれちゃったりするのかな・・・”
うっとりと上を向くミノ君を見ていたら
ロビーの向こうから イトゥク社長が歩いてくるのが見えた
僕は ホテル正面玄関の方を向き直り
未だ でれーっと エッチな想像をしているミノ君の足を膝で突いた
ミノ君にだけ聞こえるように
「社長が来るよ」 と小声で囁いた
”えっ やべっ”
ミノ君は さっさと 顔をシフトチェンジ!
近づいてきたイトゥク社長に向かって
僕たちは 揃って挨拶をした
「おはようございます」
”おはようございます”
すると 通り過ぎると思っていた社長は
フロントに立つ僕の前に つかつかと寄って来た
”何やら 楽しそうだな?”
「あ・・・すみません」
”はい いつも笑顔を忘れずにって
チャンミンさんから教えてもらっていました”
ぷぷっ 調子がいいな・・・
本当に キュヒョンのクローンがいるみたいだ
社長は そうか と笑顔で返事をして僕を見た
”シム・チャンミン君
10時に上の社長室に来てくれ”
「ぼっ 僕ですか?」
”そんなに驚くことではないだろう?”
「はい・・・」
”10分後に”
「はい 承知いたしました」
社長が去ったあと ミノ君と顔を見合わせた
「さっそく 厳重注意かな・・・」
しょんぼりとする僕に ミノ君も
”僕があんなこと言っちゃったから いけなかったんでしょうか・・・”
「大丈夫だよ 行ってくるね」
僕は ミノ君の肩をポンと叩き
社長室へと向かった
事務所が集まる中二階
その 一番奥に 社長室はある
総務の事務室入口の横の扉
開けると 別な事務室
中にいる社長専用の受付嬢に声をかけ 社長に呼ばれたことを告げる
”シム・チャンミンさんですね
少しお待ちください”
そして 僕は その奥の社長室へと通された
💖 💖 💖 💖 💖
名古屋参戦された方 お疲れ様でした♪
ファンのリサーチをしてるチャンミンの話をツイで見て
本当に若いファンがもっと増えたらいいのにって😍
おばさん率が異常に高くてごめんね😣って
なんか申し訳ない気持ちになりました←でも好き😘
ジッパー上げるチャンミン💜
見たかったです(//∇//)
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Comments
お世話に♪
Minkさんあんにょん先ほどたまたまCS観たら
キュヒョンのラジオスター やってて
CNBLUEがゲストでした。
ギュラインの忘年会で
チャンミンが酔っぱらったエピだったので、
「お世話になってます♪」て言っちゃいました。
ツアーにも来てくれたとか。
マジ親友ですねー
諸々なワチャワチャが
WOWOWでも生中継されないかなー💓
ジス URL 2018-01-15 19:35