FC2ブログ


初恋はヒョンの味 42話 (最終話)


初恋はヒョンの味





チャンミンside





「ごめんなさい」


”やっぱりね・・・”


「え?」


”チャンミン君 芸能人だもの
普通のお付き合いは 無理よね・・・”


「まだ 新人だし これから 海外での活動の予定なんかもあって・・・
だから 活動に集中しなさいってことみたいで
本当に ごめんなさい」


”いいのよ 本当はね
まさか 私と付き合ってくれるなんて 思ってなかったの
少しでも チャンミン君の恋人っていう立場でいられたことは
とても嬉しかったわ”


「僕こそ ありがとう
こんな奥手の僕なのに・・・」


まぁ 俗に言う 彼女は最後までいい女だった


塾は続けると言ったら 妹をよろしくと言っていた


別れた彼女の妹だというだけで 僕と気まずくならないようにという


姉なりの配慮だったのではないかと思う





自分の気持ちや 芸能活動のことを考えずに


浮かれて 女の人と付き合ったりして


僕は焦っていたのかもしれない


きっと ユノヒョンもあまりいい思いはしていなかったはずだ


彼女にも 本当に申し訳ない


でも 結果として 


ユノヒョンの気持ちを知ることができたのは事実だから


彼女には 感謝しないと・・・








「ただいま」


『お帰り どうだった?』


「うん ちゃんとお別れしてきたよ・・・」


『そうか・・・』


ユノヒョンは それだけ言うと


黙ってしまった





それだけ?


彼女と別れたってことは 


気持ちの通じ合ったユノヒョンと そういう関係になるってことで


僕は かなり 緊張した





「ヒョン シャワー浴びた?」


『もう とっくに済んでる
チャンミナも浴びて来いよ』


そんな言い方されたら


もしかして 今夜・・・とか想像しちゃうよ・・・





僕にしては珍しく長いシャワータイム


『チャンミナー 大丈夫?
ぶっ倒れてない?』


「ひゃーっ! ちょっとヒョンってば
勝手に開けないでよ」


『あまりに長いからさ どうかしたのかと思って』


「だっ大丈夫だよ」


『ん ならいいけど』


「あっち行ってよ」


『出たらさ 何か飲みながら話そ』


「ん わかった」





結局 僕の早とちりに終わった夜なんだけど・・・


『チャンミナ どうしたの? 今日 いつもと違う』


「ヒョンだって・・・僕が大仕事を成し遂げて来たって言うのに
何も言わないじゃないか・・・」


どことなく ぎこちなくなる2人の雰囲気


こんな時は 賑やかな他のヒョン達がいてくれたほうが和むのかな・・・?


でも 


ユノヒョンと2人きりでいられることの方が少ないんだから


貴重な時間を大切にしないと・・・





ヒョンが買っておいてくれたコーラを飲みながら 2人


向かい合うテーブル


『チャンミナ・・・』


テーブルの上に 無造作に置いた僕の手に


ユノヒョンの手が 重なる


息が止まるんじゃないかと思うくらい 驚いて


思わず ビクッと震えて手を引っ込めた





僕のことを じーっと睨んでいたユノヒョン


やっぱり こんな反応じゃ ヒョンも怒っちゃうよね


何となく 僕たち そういう関係なんだって 思ったら


妙にドキドキして どうしていいかわからなくて


とても 昨日までのように キスしたりできそうもないや・・・





シャワーを浴びたばかりだというのに


また 浴びたいくらいに僕は 汗をかいている





『アーハーハーハー』


突然 ユノヒョンが笑い出したから もう 何が何だか・・・


『チャンミナ お前 意識し過ぎ!』


「・・・」


『手 出して』


出そうとしても 身体中が コチコチに凍ったみたいになって


動かないんだよ・・・


『・・・もう 仕方ないな』


ヒョンは 椅子から立ち上がり


僕の後ろにやって来た


『チャンミナ 何もしないよ・・・
今すぐ取って食ったりしないから 安心しな』


「別に そういうわけじゃ・・・」


『こんなに 緊張させて ごめんな』


「・・・」


呆れられちゃうかと思ったのに


ユノヒョンは 今までにないくらい 優しかった


『ほらっ! そんなに固まってると 明日の収録で上手く踊れないぞ』


「う・・・うん・・・そうだよね」


椅子に座ったまま 未だ動くことができない僕を


後ろから ふんわりと包む 僕と一緒のボディソープの香り


頭から背中にかけて感じる 温かく柔らかい空気と熱


『チャンミナ 俺たち まだ若いし
いつも一緒にいられるんだから 
何も焦ることはないよ そうだろ?』


「ごめん 僕 変に意識しちゃって・・・」


『同じ部屋で眠るんだし 
俺は 手を繋ぐだけでも嬉しいと思ってるよ』


昨日も ヒョンは言ってたよね


僕たちは ゆっくりでいいんだって・・・


「僕も ユノヒョンと毎日一緒にいられるだけで嬉しい
手を伸ばせば 届くところにヒョンがいて
僕は それだけで 凄い強い力になってる」


『俺も チャンミナがそばにいてくれるだけで 力になるよ』


僕の肩から 胸にかけて置かれたユノヒョンの腕が


顎の下で交差する


その手に そっと触れる


温かい・・・





僕の大好きな ユノヒョンの手


何だか とても満たされている


この手に包まれて 僕も少しずつ大人になろう


焦らなくていいって 言ってくれたから


僕 ヒョンの隣りにふさわしい男になる


そう決心した





『チャンミナ これから よろしくな』


僕を抱きしめたままのヒョンが 


後ろから ぬーっと顔を出して


僕の唇に チュッと軽くキスをした


「僕のほうこそ よろしくお願いします」


『ハハハ 2人きりのときは キスくらいはしてくれるよな』


「もちろん!」





その晩 僕たちは 一つのベッドで


手を繋いで 眠った





お互いの血液が


握られた手のひらで 行き来する


僕は ユノヒョンの隣りで 僕になる


こんなにも 生きる活力がみなぎるのは 


きっと ユノヒョン・・・


あなたの情熱が 僕に 乗り移ったからだね





「おやすみなさい ヒョン・・・」


『おやすみ チャンミナ』





もう  ”練習” は卒業だね


今夜は いい夢が見られそうだと思った





fin





     

初恋はヒョンの味 おしまいです

えーっ? って声が聞こえてくるわ!

繋がらないのかって?

ふふふ 2人ゆっくりなんです

明日は あとがきなど

書かせていただきます

ではまた 明日~ ← 逃げる

     

拍手コメント Hさん
コメントありがとう〜😊
Mink



応援してくださる方
ポチお願いします!



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2018_05_31

Comments

美しく😉 

Minkさんあんにょん

初恋、ですからね😉
美しくウブくいままで
い~っす!
ふたりはこの先
ムフフ💕💓💕なのは
間違いないですから〰️💗
どうかMinkさん、引き続き
ラブラブお願いしまーす🙆
ジス  URL   2018-05-31 22:25  

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
    2018-05-31 22:49  

Re: 美しく😉 

ジスさん
コメントありがとう~♪

そうそう!
この先ムフフ💛は間違いないですものね~
ああっ!てなるラブシーンを書きたいです~v-408

ジスさんのおかげで
ウブいという新語を覚えましたv-308

Mink
Mink  URL   2018-06-01 00:41  

Re: ふーっ。ほっ。 

鍵コメ Tさん
コメントありがとう~♪

パス解けて良かったですv-308
2人は若い頃はどうしていたんでしょうね~
そういう欲求ばかりのお年頃をどう乗り越えたのか?!
気になりますよねv-408

そして 
”かるた”を読んでくださっているのですねー
嬉しいv-344
私けっこうお気に入りなんです!
ホミンかるたならまだ作れそうですよん♪

これからもラブラブな2人にお付き合いくださいねv-415

Mink
Mink  URL   2018-06-01 00:45  

 管理者にだけ表示を許可する

07  « 2018_08 »  09

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

ランキング♪

ひっそりと参加中!

こちらのランキングも

ひっそりと参加中♪

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR




page
top