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あなたに出逢うまでは 33


あなたに出逢うまでは 1





何のためらいもなく ユンホさんの車に乗った


一人になりたかったはずなのに


やはり 僕にとっても ユンホさんは既に


特別な存在になっているのかもしれない・・・





秘書に貰った封筒を 何度も覗いては 


また 閉じる


そんなことを助手席で繰り返していた





お父さん・・・


秘書から聞いた話が本当なら


僕は 愛されていたことになる


それは 見えないし 確かめることすらできない愛だけど


少なくとも 血が繋がった人間が この世からいなくなったことだけは理解できた


父の僕に対する愛や葛藤は


今の僕には 到底理解できないけれど


僕を不憫だと思ったなら


どうして 一度くらい 僕と2人の時間を持とうとしなかったの?


僕が 家を離れて遠くの土地で寮生活を送っていた6年間も


一度も 顔を見せなかったじゃないか・・・





僕は・・・





僕は・・・





今更ながら 自分の中高生活を思う


僕の寂しさなんて あなたには死んでもわからないだろうけど


あなたが残してくれたものは ありがたくいただくよ


僕にも 他の人と同じように 家族がいたということの証明になるから・・・





一言も発さない内に 車は僕の部屋の前に着いた


「ありがとうございます」


『チャンミン 今日は 仕事を休んだらどうだ?
今の気持ちのまま 仕事に行くのか?』


「・・・」


『今日くらいは お父さんの事を想って過ごしてもいいんじゃないか?』


確かに そうかもしれない


「そうですね・・・僕もその方がいいように思います」


『じゃあ ゆっくりして 
明日からのことは 気持ちが落ち着くまで 
決めなくていいんじゃないかと思うよ・・・』


「うん・・・」


ユンホさんの言うとおりだ


今夜は 父を想って お酒でも飲もう・・・


2人きりで飲むと言う夢 


同じことを考えていたなんて・・・





車から降りようとする僕の腕を掴み


ユンホさんが 声をかけてくる


『大丈夫か・・・?』


その時 僕は 何も考えずに即答していた


「大丈夫じゃないみたい・・・」


『チャンミン・・・』


「ユンホさん 一緒にいてください
僕と 今夜は一緒にいて・・・」


『・・・いいのか?』


「お願いします」


『チャンミンが 1人になりたくないと言うのなら・・・』





車を近所のコインパーキングに止め


一緒に 僕の部屋に入る


この部屋に入った自分以外の人間は


ユンホさんだけだ


ユンホさんは


『部屋にいるから安心しろ』 と言った


僕はシウォンさんに


ユンホさんはクラブのマネージャーに


それぞれ連絡を取り 今夜はフリーになった





さほど広くない僕の部屋は


一人暮らしということもあって 仕切りがない


ベッド脇の小さな勉強机に封筒を置き


溜息をつくと


徐に 封筒の中身を取り出した





名ばかりのリビングにいるユンホさんも


きっと落ち着かない


「ユンホさん・・・」


『俺のことは気にするな
勝手にやらせてもらうから』


「はい すみません」


ユンホさんは 冷蔵庫からコーラを取り出し飲み始めた


小さな音でテレビをつけ


ソファーに腰をおろしたのを見届けて


僕は 通帳や書類を丁寧に見ていった


そして


手紙が入っているという 何の変哲も無い白い封筒を手に取り


ペーパーナイフで綺麗に開ける


折りたたまれた便箋を取り出すと


間に 一枚の写真が挟まれていた





それは


小さな男の子を抱っこした父の写真だった


全く記憶にはないけれど


これは 間違いなく僕だ


若い父が 嬉しそうに微笑んでいる


裏を見ると


"チャンミン 3才の誕生日" と書いてあった


お父さん・・・


その写真から目が離せなくて


長いこと眺めていた


そのうち 霞んで見えなくなった


それが 涙によるものだと気づかずに


瞬きもせず 見つめていた





結構な時間が経ったようで


見かねたユンホさんが 声をかけてくれた


『チャンミン?』


「・・・」


僕の脇に立ち


『それ お父さんか?』


肩にそっと手をかけられて


僕はようやく 顔を上げた


「ユンホさん・・・」


目が合った途端


僕の目から 大粒の涙がポロポロこぼれた


ユンホさんは 一瞬驚いたような顔をしたけれど


何も言わずに


そっと僕を抱き寄せた





        

2人は 毎日 アルバムのレコーディングでしょうか?

すっかり雲隠れ(^_^;)

まぁ いつものことですが

テレビとか出てくれないかな?

昨日は やっと ROAD を手にしました😊

ユノもチャンミンも頑張ってくれてる!

今夜もじっくり聴きたいと思います❤️

     

コメント ジスさん yukiminhoさん
拍手コメント Hさん
コメントありがとう〜♪
感謝です〜😘
Mink



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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
2018_07_26

Comments

あやかれた?😁 

Minkさんあんにょん

札幌ドームアリーナ席
一番前着席の先輩に
触ってあやかれた?ようで
仙台1日当たりました〰️💗
次は席だな😏
お話のユンホさんの包容力💖
やっぱり尊敬しちゃうー
でも私は、そんなユンホに
素直に甘えるのが
下手なチャンミンが
大好きです😝💗
ジス  URL   2018-07-26 22:26  

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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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