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くせ 20

category: くせ  

狭いベッドで 僕たちはくっついて眠った


ユノは 僕のモノに手を伸ばし 


ムニムニと握ると 安心して眠った


その顔は 中学生とは思えないほど無垢で


この世で 自分がユノにとって 唯一安心できる相手なのだということのしるしに他ならないと知らされたようで


いつまでも ユノが不安など一切感じなくてもいいように


ずっと 見守ってやりたいと 改めて思わされた


そう たとえ ユノが 誰かと幸せになっても・・・


血は繋がってなくても 僕たちは正真正銘の戸籍上の親子なのだから・・・





ユノは 部活で本当に忙しくしていた


サッカー部は 試合も多く その前には練習に次ぐ練習で


早朝練習がある日もあったし


午後の部活もほぼ毎日となって 帰って来るのは夕方6時過ぎ


冬は その時間でも 外は真っ暗で 


僕は ユノが帰って来るまで心配で堪らなかった


世の中のお母さんはこんな感じなのだろうか・・・?


真夏はまだ良かったけれど


この季節は 日が暮れるのが早い


練習の終了時間が 夏よりも1時間は早くても


それでも暗く寒い季節は 心配だった





『ただいまー』


「あ ユノお帰り」


『いい匂い~ 今日はシチュー?』


「うん そうだよ 外での練習で身体も冷えただろ?
温かいものを食べて」


『やったー 楽しみ
チャンミンのシチューは冬しか食べられないからね』


見れば 頬が真っ赤


今日は 気温も低かったから 寒かっただろう


「もうできてるけど 先にお風呂に入る?」


『うん ちょっとあったまってくる
夜はまた チャンミンと一緒に入るね』


「オッケー」


ユノは 練習着を洗濯機に放り込み お風呂に入った


そんなに広い家ではないから オイルヒーター一つで十分暖かい


エアコンは 喉にきつく 肌も乾燥するから


僕は 冬はいつもオイルヒーターを使っていた


コンセントを差し込むから 停電になると困るのだけど


オイルを足したり入れ替えたりする必要もなく スイッチ一つでタイマーも使える優れものだ


強さも選べるこの暖房器具を 僕はずっと愛用していた


ユノが 風邪をひかないように 部屋の中はいつも暖かくしてある





『湯船で温まったから もう寒くない』


今度は 寒さではなく お風呂で温まって頬を紅潮させたユノが


美味しそうに シチューを頬張る


『うめー おかわり』


「たくさん食べて」


『うん ほんとに美味しい
給食のシチューはあまり美味くないんだ』


ユノが通うのは 近所の公立中学校


給食があるから お弁当はいらないので僕は助かるけど


どうも 味がイマイチらしい・・・


「お腹 空くよね
帰りに買い食いとかしてるの?」


『うん 先生にばれないように こっそりコンビニでパン買ったりしてるコもいるけど
僕は チャンミンの美味しいご飯が待ってるから食べないよ』


「あまりにお腹が空いていたら我慢しなくてもいいんだよ」


『我慢じゃないよ チャンミンのごはんが食べたいんだもん』


もうすぐ中学3年生になるというのに


小学生みたいなことを言ってくれる


「じゃあ もっと張り切って作らなくちゃね」


『ありがとう』





翌日もユノは練習だった


天気予報では 夜から冷え込みが強くなり


雪が降るかもしれないということだったし


玄関を見たら ユノの傘が置いてあったから ああ持って行かなかったんだなと思い


たまには 迎えに行こうと思った


窓の外を見ると 既に真っ暗で チラチラと小雪が舞っていた


「これは寒いな 傘と大きなマフラーを持って迎えに行くか・・・」


その日は 僕も早めに夕飯の支度が済んだので 


手袋もして 外に出た





中学校は歩いて15分くらい


道も平たんで真っ直ぐだから すれ違うことはない


時間を見ると もう練習も終わっているはずなのに 


ユノが戻って来る気配はなかった


途中 何人か 同じ学校の生徒にすれ違う


サッカー部と思しき生徒もいたから ユノもそろそろ歩いてくるかと思っていたけれど


会わないまま 結局学校に着いてしまった





グラウンドは 下級生だろうか 練習の後片付けをしている生徒が数人


ユノは 見当たらない


正門は閉められているので 横の通用門に回ってみる


他の部活の生徒たちも続々と帰って行くところだった


みんな 遅くまで頑張っているんだな・・・





ユノと すれ違っっちゃったかな・・・


心配になったけど 他の子に聞くわけにもいかない


大の男が聞いたら きっと不審者扱いされるだろうから・・・


ふと 体育館の横の部室が並ぶところに目を向けた


すると ユノと思われる生徒が こちらも向かって歩いてくるのが見えた


「あ ユノ・・・」


ホッとして 頬を緩めたとき ユノの隣にもう一人 人影が見えた





「・・・」


スカートが揺れていた


ユノの隣には 女の子がいたのだ


そうか そうだよな 


ユノはもう中学3年生になるんだ


ガールフレンドくらいできたって おかしくないんだよな・・・


手に持った ユノを包むためのマフラーと傘


僕は なんて過保護なことをしているんだろう


男の子だし 少し気にし過ぎたかな・・・?


だんだん近づいてくる2人 


ユノは 僕には気づかない


何やら 話をしているみたいだけれど 表情まではよく見えなかった





ここで待っていたらおかしいよね


ユノだって お父さんが迎えに来たなんて 女の子に知られたら恥ずかしいに違いないし


僕は 咄嗟に 門の脇に身を隠した 


このまま 背中を向けて歩き出したら ユノから見えてしまうと思ったからだ





そして 考えた挙句 来た道とは反対の方向へ歩き出した


少し遠回りになるけれど


ユノが通らない道を使って 家に帰ろう


普段 走るような運動はほとんどしていないけれど


今日は 走らねばならないだろう


ユノよりも早く帰宅できるよう 僕は遠回りの道を走った


表通りと違って この道は暗くて危ないんだな なんて感じながら


僕は 走って走って走った


家に着いたときは 真冬でありながら 


汗がびっしょりだった





💛 💛 💛 💛 💛

台風19号の被害が思いの外大きくて 驚いています

未だに続く河川の氾濫によるライフラインの普通や避難生活

被害に遭われた方々の生活が落ち着く日を祈っています

自然の力の前では 人間は無力ですものね

私の住んでいる地域に特に被害がなかったのも ダムとか色々なところで守られているからなのだと聞きました

感謝して生きて行かないといけないなと身に沁みて思いました

* * * * *

拍手コメント み〇さん
ずっと読んでくださっているのですね
このお話が一番好き♪と ありがとうございます
私も書くのがとても楽しいです
ユノの成長をゆっくりと書いて行けたらと思っています

拍手コメント Hさん
スパショ神起 全ステ発言可愛かったですね
つまりはユノとチャンミンで相談しているということですものね♪
本当に2人は仲良しだわ~💛

拍手コメント ひ○さん
ひ〇さんのところも避難勧告がでたのですね・・・
自然災害は本当に恐ろしいですね
どうか大きな被害に遭われませんように

コメント は〇〇〇さん
うちは大丈夫でした
張り切っている息子に感謝しましたよ(笑)
何もなかったから笑っていられるけれど被害の大きい地域はね・・・
これ以上の自然災害は止めてほしいですよね



いよいよ明日は アルバムのフラゲ日ですね♪



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テーマ : 東方神起    ジャンル : アイドル・芸能
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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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