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紫色の誘惑 35


今 何時だろう・・・?


時計を 確かめたいけれど


ここで 大きく動くと ユノさんが 起きてしまう


少し 外が白んできたから 明け方か・・・?


きっと 俺は 転んで 気を失って


病院に 連れてこられたんだ


情けない姿を ユノさんにも 見られてしまったんだ





微動だにしないユノさんを


じっくりと 眺める幸せ


俺の左手を握る ユノさんの右手 


自分の右手を 


ユノさんの 手に重ねた


ユノさんの右手を 両手で包むように


優しく 重ねた


「ユノさん・・・」


俺たち2人以外に 誰もいない部屋


どうどうと ユノさんを眺め


どうどうと ユノさんに 触れられる


まあ ユノさんが 寝ているからなんだけど・・・


”俺 やっぱり ユノさんに 会いたい”


だから ”Paper Moon” に 通う


ミノに誘われても もう断らない


アッコさんが いても 構わない


少しでも 傍にいられるのなら


ユノさんと 話ができるのなら


ユノさんの姿を 見ていられるのなら


また お店に 行くから・・・


邪魔もしないから いいよね?


店の常連になるくらいなら


きっと ユノさんだって 嫌じゃないよな・・・


それに 俺の気持ちに 気づかれることもないだろう


ボウリングで 一緒のチームになり


俺が ヘマをして


病院に 運ばれたのは


きっと 


叶わぬ思いに 気づいた俺への


神様からの プレゼント


少しだけ ユノさんと お近づきになれて


彼を知る機会を 与えてくれたんだ


そして


”諦めなさい”


そう言っているんですね・・・


わかります


だから


朝が来るまで


こうしていても いいですよね 神様





もう2度と ないであろう 貴重な時間


ユノさんの寝顔を 眺めながら


ユノさんの 手を握る


なんか ちょっと 悲しい





今 失恋してる・・・?


失恋の 真っ最中・・・?


「ユノさん・・・」


愛しさが こみ上げて


涙目になる





「ん・・・」


!!!


そっと 目を開けたユノさん


じっと 寝顔に見入っていた俺を


心臓が飛び出そうなくらい 驚かせたのは


ユノさんの目が 


とんでもなく 優しく 俺を見たから・・・


こんな 近い距離で


見つめ合うなんて・・・





「あ チャンミン? 気づいた?」


「あ はい」


そのとき ユノさんが


重なった手に 目をやる


「あ ごめんなさい
何でもないんです」


慌てて手を引っ込めようとした俺の手を


ユノさんが 素早く握り直した


「良かった 気づいたんだね
俺のこと わかる?」


何度も 両手で 俺の手を握る


「ユノさん・・・」


「ああ 良かった! 心配したんだぞ!
良かった 良かった!」


そう言いながら 起き上って


俺を 布団の上から 抱きしめた





何が 起こっているの・・・?


ユノさんが 俺を 抱きしめているのは 夢?


それとも・・・?







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2015_03_08

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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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