紫色の誘惑 55
category: 紫色の誘惑 (終了)
「あの 違うんです・・・」
「ん?」
「好きな人って・・・
気持ちを伝えられないっていうのは・・・」
「ああ いいよいいよ もう!
言わなくてもさ
誰にでも 言いたくないこと あるもんな
ごめん! いいから 言わなくて」
勝手な人だな・・・
あれだけ 聞いて
勘違いまでしておいて
もういい?
そんなわけには いかない
あなただからこそ
誤解されたままでは ダメなんですよ・・・
「いえ あの そうじゃなくて
不倫とか じゃないですから!
好きになった人が 人妻とか・・・
じゃ ないですから」
「えっ? 違うの?
なんだ てっきりそうなんだとばかり思って
そりゃあ 告白できないよな?って 思ったよ」
「想像力逞しいですね・・・
でも 残念ながら ハズレです」
「じゃあ? どんな わけありなんだ?
気になる」
「それは・・・言えません
それだけは勘弁してください!」
「可愛い俺のチャンミンを こんなに
悩ませて 悪いヤツだ!」
「可愛いって・・・」
しかも ”俺のチャンミン”とか 頼みますよ
ユノさん・・・あんまり
言わないで
期待しちゃう・・・
「とにかく!
言えませんから!」
なんか 口を とんがらせて
少し不満そうな顔をされたけど
言えないものは 言えない・・・
しばらく 話をしながら
湯船に出たり入ったりを くりかえしていたら
少し熱くなった
「そろそろ 出ませんか?
なんか 熱くなってきて・・・」
のぼせてるのか
恥ずかしくて 火照っているのか
自分でも わからないけど
汗をかいて 熱いことは 確かだ
「ほんとだ チャンミン 顔にすげー汗かいてる!
サウナみたい!
顔も 耳も真っ赤だよ!」
また 俺の耳を触ろうとしたユノさんが
耳の近くまで 伸ばした手を
急に引っ込めた
???
「ごめん 触らない・・・
チャンミン 嫌だもんな スキンシップ!
嫌われたくないから 触らないよ」
ユノさんが なんか シュンとしたように見えて
急に 可哀相に感じた
「べっ 別に いいですよ・・・」
「えっ? 何が?」
「いいですよ 触っても・・・
ユノさんなら 嫌じゃないですから
どうぞ ご自由に」
慣れなくちゃ!とは思ったけど
俺は 何てことを 口走ったんだ?!
自分の言葉に 驚く間もなく
目の前には
満面の笑みをたたえた ユノさんの顔
「ほんと? チャンミン ありがとうー!」
そう 言い終わらないうちに
俺は 抱きつかれていた
「うっ・・・」
そこまでしていいとは
言ってないんですけど・・・
裸で 男が男に抱きつくとか
勘弁してくれ!
こんな 人前で・・・
「ユノさん!」
「わぁっ! ごめんごめん
つい嬉しくてさ! 悪い」
また 照れたように 頭に手をやる
この人の このギャップが
どれだけ 俺を惑わせるのか?
”天然”って こういうことを 言うんだろうな・・・
「チャンミンを あまり困らせないように 触るよ」
「そうしてください・・・」
すると ユノさんは
静かに微笑んで
そーっと
俺の耳を 触った
もっともっと イチャイチャさせたい・・・


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「ん?」
「好きな人って・・・
気持ちを伝えられないっていうのは・・・」
「ああ いいよいいよ もう!
言わなくてもさ
誰にでも 言いたくないこと あるもんな
ごめん! いいから 言わなくて」
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あれだけ 聞いて
勘違いまでしておいて
もういい?
そんなわけには いかない
あなただからこそ
誤解されたままでは ダメなんですよ・・・
「いえ あの そうじゃなくて
不倫とか じゃないですから!
好きになった人が 人妻とか・・・
じゃ ないですから」
「えっ? 違うの?
なんだ てっきりそうなんだとばかり思って
そりゃあ 告白できないよな?って 思ったよ」
「想像力逞しいですね・・・
でも 残念ながら ハズレです」
「じゃあ? どんな わけありなんだ?
気になる」
「それは・・・言えません
それだけは勘弁してください!」
「可愛い俺のチャンミンを こんなに
悩ませて 悪いヤツだ!」
「可愛いって・・・」
しかも ”俺のチャンミン”とか 頼みますよ
ユノさん・・・あんまり
言わないで
期待しちゃう・・・
「とにかく!
言えませんから!」
なんか 口を とんがらせて
少し不満そうな顔をされたけど
言えないものは 言えない・・・
しばらく 話をしながら
湯船に出たり入ったりを くりかえしていたら
少し熱くなった
「そろそろ 出ませんか?
なんか 熱くなってきて・・・」
のぼせてるのか
恥ずかしくて 火照っているのか
自分でも わからないけど
汗をかいて 熱いことは 確かだ
「ほんとだ チャンミン 顔にすげー汗かいてる!
サウナみたい!
顔も 耳も真っ赤だよ!」
また 俺の耳を触ろうとしたユノさんが
耳の近くまで 伸ばした手を
急に引っ込めた
???
「ごめん 触らない・・・
チャンミン 嫌だもんな スキンシップ!
嫌われたくないから 触らないよ」
ユノさんが なんか シュンとしたように見えて
急に 可哀相に感じた
「べっ 別に いいですよ・・・」
「えっ? 何が?」
「いいですよ 触っても・・・
ユノさんなら 嫌じゃないですから
どうぞ ご自由に」
慣れなくちゃ!とは思ったけど
俺は 何てことを 口走ったんだ?!
自分の言葉に 驚く間もなく
目の前には
満面の笑みをたたえた ユノさんの顔
「ほんと? チャンミン ありがとうー!」
そう 言い終わらないうちに
俺は 抱きつかれていた
「うっ・・・」
そこまでしていいとは
言ってないんですけど・・・
裸で 男が男に抱きつくとか
勘弁してくれ!
こんな 人前で・・・
「ユノさん!」
「わぁっ! ごめんごめん
つい嬉しくてさ! 悪い」
また 照れたように 頭に手をやる
この人の このギャップが
どれだけ 俺を惑わせるのか?
”天然”って こういうことを 言うんだろうな・・・
「チャンミンを あまり困らせないように 触るよ」
「そうしてください・・・」
すると ユノさんは
静かに微笑んで
そーっと
俺の耳を 触った
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Comments
耳
こんばんは。minkさま。
そっと、耳を触った。で、思い出しちゃいました。
ごきげんよう。
見た瞬間、オロオロしちゃいました。
でも、そんなに赤くなってましたか?
ホントはただユノが触りたかっただけなんじゃ?
もう、あの触りかたが何とも言えなくて、その時のミンの表情も、
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆。
失礼しました。
minkさま、私、時々何故あんなにミンは可愛いんだろう?と
真面目に考える事があるのですが、おかしいでしょうか?
cherry_b URL 2015-06-12 19:58
Re: 耳
cherry_bさんコメントありがとうございます♪
ユノは たまに
うっかり”素”が出てしまうのだと思います
きっと チャンミンのこと
可愛くて可愛くて仕方ないから
もっともっと触ってると思うの・・・

だって チャンミン 本当に
可愛くて綺麗で

でも 中身は男!
奇跡の2人

咄嗟に触られたときの
チャンミンの表情も
なんとも言えないんですよね~

もっとやって!
mink
mink URL 2015-06-12 20:36