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紫色の誘惑 97


2人で海に行って以来


こうして じっくりと 話す機会は


なかったような 気がする・・・


まあ 俺が 避けてたって ことになるんだけど


こんな 非日常の シチュエーションで


大好きな人と 一緒にお酒を飲んでいるのに


せっかくの夜景も あまり印象に残らないくらい


俺は 落ちつかなかった・・・








『俺・・・好きな人がいるって 前に話したと思うけど
ダメもとで 告白することにしたよ』


「そう・・・ですか・・・」


『だから チャンミン! 
俺の 背中を 押してくれるかな?』





ユノさんは もしかしたら 俺のことを 


少しは大切に思ってくれてるんじゃないかって・・・


”チャンミンのこと 好きだよ” って言われたから


少なくとも ”特別な友達” だと・・・


皆に ひやかされて ”そうなのかも・・・”


なんて 少しだけ期待してた・・・





大阪まで 会いに来てくれて


実は さっきまで 期待してたんだ・・・


心のどこかで ユノさんと 繋がっているような


そんな 気がしていたのに・・・


そう 感じていたのは 


自分だけだったのかと 思ったら・・・


また 酷く胸が痛む


ズキン!と 痛む


なんか 俺 泣きそう・・・





ユノさんは 心に思う人に 


想いを打ち明けたくて


その相談を 急いでいたのに


淡い期待に 胸を踊らせて


のこのこと ここまで着いて来るなんて・・・


とんだ ピエロだ・・・





『もしかしたら その人とは 
もう会えなくなるかもしれない・・・
それでも 
ずっと 我慢するよりは 気持ちを伝えて
すっきりさせたい』


随分悩んだ末 その人に告白することを 決めたと・・・


俺に それを 言うの?





『今すぐにでも 想いを伝えようかと思う』


「その人・・・大阪にいるんですか?」


『ああ 今大阪にいる・・・』


そっか・・・


だから 来たんだ


俺に 会いに来たわけじゃなくて


その 意中の人に 会うために


大阪に 来たんだ・・・


それで?


たまたま 大阪にいる俺に 決意表明?


俺 バカみたいだな・・・


舞い上がって・・・


”がんばって” と


”ユノさんなら 大丈夫!” と


そう 言ってあげたほうが いいんだよね?








言葉が 出ない・・・


なんか クラクラする・・・


眩暈?


胸が 音を立てて


めりめりと 凹んでいくような


乱暴に つぶされるような


そんな 痛みも感じる・・・








『チャンミン・・・?』


「あ・・・すみません」


『大丈夫?』


「大丈夫です」


『もし 良かったら・・・
背中 押してくれるかな?』
”男なら はっきりしろ”って・・・』


「そうですね・・・
決めたなら 早い方がいいですよ・・・
決心が 鈍らないうちに・・・」


ユノさんの 顔が 見れない


『今も ドキドキしてるんだ
本当に いいのか
これで 一生会えなくなっても
後悔しないだろうか・・・?って』


ユノさんを こんなに 悩ませる相手って


いったい どんな人なんだろうか・・・?


「その人が どういう人なのか
俺は 知りませんけど
ユノさんが そこまで 決めたのなら 
言ってみたらいいんじゃないですか?」


うまく 言えただろうか・・・?


怪しまれなかっただろうか・・・?


心の動揺を 悟られないように


ユノさんを 見ないで話すのが 精いっぱいだった


目の前の グラスを 一気にあおる


何杯でも 飲める気がした


味なんて 全く感じないから・・・





『もしかしたら その人を とても傷つけてしまうかもしれない・・・
本当に 後悔しないかどうか 
確かめるために チャンミンに 会いたかったんだ』


「ウジウジ悩んでるなんて 男らしくないですよ?
というか・・・ユノさんらしくないです!
この先 その人と 会えなくなっても
それでも気持ちを伝えたいんですよね?」


男らしくないなんて


そっくりそのまま 自分に言った言葉みたいだ・・・


『・・・ああ・・・』


マジマジと 真剣な眼差しを向けられているのが


わかる・・・


「なら 頑張って・・・ください」


『ありがとう』








もう ここから 立ち去りたい・・・


好きな人に 自分じゃない 誰かへの 愛を語られて・・・


打ちのめされても


泣くことも許されない・・・








『賭け・・・なんだ・・・』


「・・・」


『俺 頑張るから チャンミンも・・・
その 好きな人に・・・』


「できません!」


もう これ以上 聞きたくない


”チャンミンも 好きな人に ちゃんと気持ちを伝えろ”


そう言うつもりなんでしょう?


『えっ?』


そんなことしたら 本当に 


もう2度と あなたに 会えなくなるんですよ・・・?


知らないくせに そんなこと 言わないでほしい


「俺は できないんです」


『どうして?』


「その人が 俺じゃない誰かを好きだって わかったからです・・・」


だから 言えないって 言ってるじゃないか?!


女々しいヤツだって


思われたかもしれないけど


もう これ以上 その話は 聞いていられないと思った


キツイよ・・・


キツ過ぎます! ユノさん・・・


「もう 行ったほうが いいですよ・・・」


俺が 椅子から 立ち上がると


ユノさんが 驚いたように 俺の顔を見た


『チャンミン・・・?』


「じゃあ 上手くいくことを祈ってます
俺は これで失礼します お休みなさい」


そう言うと ユノさんの目も見ずに


そのBARを 飛び出した


お店を 出るときに 何か音がしたけれど


振り向きもせずに 


スタスタと エレベーターホールに 向かった


『チャンミン!』


ユノさんの 声が 遠く響いた





心配しないでくださいね

長くなったから ここで 区切ったのです

わざと 引っ張ったわけではないんです








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2015_05_14

Comments

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
    2015-05-14 19:35  

Re: ドキドキしますぅ 

鍵コメ Yさん
コメントありがとう〜♪

毎日楽しみにしてくださって嬉しいです(≧∇≦)

私は結構 感情移入して 登場人物の気持ちになりきって
書く方なので 今日のシーンは
ドキドキしてました💕

mink

mink  URL   2015-05-14 21:11  

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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

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また 画像は
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殆どです!
ありがとうございます!

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