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紫色の誘惑 99


『チャンミン・・・?』





ユノさんが 目の前で しゃがみ込み


物凄く 驚いた顔をして


俺の顔を じーっと 見る





『チャンミン 
本当なの?』


「はい・・・本当です」


ああ きっと 今 耳まで 真っ赤だ・・・





『チャンミン!』


ユノさんが ギューっと


俺を 抱きしめた





『チャンミン!チャンミン!』


何度も 何度も


俺の名前を 呼んだ





ペタっと 尻もちをついて


女の子みたいに ひざを折って


カーペットに へたり込む俺を


膝をついたユノさんが


抱えこむように 抱きしめる





『チャンミンの好きな人って
てっきり 女の人かと 思ってたよ・・・
まさか・・・
本当に 信じていいんだね?』


「ユノさんの 好きな人も
女性だとばかり 思っていて
全く疑いませんでした・・・
だから・・・」


『だから 言えないって?
そういうことだったの?』


「はい・・・
ユノさん ストレートだと思ってたし
気持ち悪いって 思われるよりは
我慢しようって・・・」


『チャンミン! 好きだよ!
本当に 好きで好きでたまらないよ!』


大好きな声が 耳元を 掠めて行く・・・


大きな 温かい手が


俺の頭や背中を なでる





俺の存在を 確かめるように


優しく 時に強く


その手から 愛を感じる





「ユノさん!」


俺も ユノさんの背中に 


恐る恐る 手をのばして


その広い背中に 初めて


手を 添えた





硬い 筋肉質な背中


自分よりも 肉厚ながっしりとした上半身


ユノさんに 触れている・・・


今 ユノさんに 抱きしめられているのは


他の誰でもない シム・チャンミン 俺だ!





ユノさんは 抱きしめたまま


なかなか離してくれなかった





『チャンミン・・・良かった・・・
俺 諦めないで 良かった・・・』





ときおり 漏れる声


もしかして 泣いてる?





ユノさんが 俺の身体を 離すまで


じっと その背中を 抱きしめていた





どのくらい そうしていたかは わからない


そーっと 身体を離したユノさんは 


もう 泣いてはいなかった





そうっと 俺の手を取り


立ちあがらせてくれた





今度は 俺が


ユノさんの首に 腕を巻きつけて


近づく・・・





ユノさんの 大きな手が


背中に回り 


顔は 俺の肩の上


コクコクと 頷くユノさん





「夢じゃないんですよね・・・?」


『ああ 夢なんかじゃない』


「もう ”友達”って 言わないですか?」


『ああ 言わない』


「良かった・・・」


『それ 気にしてたの?』


「・・・」


『バカだな・・・』





「言われる度に 胸が痛んで・・・」


『そうでも 言わなきゃ 俺が 
気持ちを押さえられなかった』


「俺も・・・押さえるのに 必死でした」


『もう 何も気にするな』


「はい」


見つめ合うと


やっぱり この人が好きだと 実感する





少しずつ 街の明かりが消えて


日付が 変わるころ


どちらからともなく


唇を 重ねあった





今までの どんなキスよりも


それは


甘くて


優しくて


温かかった・・・





ユノさんの 唇の感触


忘れられなかった感触を 


今 こうして 現実に感じている





上唇を・・・


下唇を・・・


何度も 吸いあい


時折り 目を開ければ


目を閉じたユノさんがいて


その瞼さえも 愛おしく感じた


「ん・・・んあ・・・」


『チャン・・・ミン・・・ん・・・』


ぴちゃっと 軽いリップ音の後 


離れた唇


舌先を 突き出せば


ユノさんも 舌を差し出して


お互いの 舌先を絡めあいながら


しゃぶるような キスをする


お互いの舌を 追いかけ合い


そのキスは どんどん深くなっていく





息が苦しい・・・


でも やめられない・・・


長い長いキス
 




「んん・・・ユノ・・・さん」


『チャンミン 好きだよ・・・』





唇が 離れたあとも


息を 弾ませながらも


愛しい相手の 目から 目が離せない・・・





『色っぽいよ・・・チャンミン
俺が想像した通りだ』


「ユノさんこそ エロホルモン吹きだしまくりです・・・」


『そう・・・?』


「・・・はい」





急に 照れくさくなって 下を向いた


『ああ もう 嬉しすぎる!
チャンミンが 俺を? 
考えただけで もう眠れないよ』


「寝てください」


この先 どうしたら いいんだ?


もっと 触れたいけど


触れたら


その先へ 進んじゃうわけだよな・・・?


進みたい 


でも 


怖い・・・


それでも 


ユノさんに 触れていたい・・・





俺は 下を向いたまま


おでこを ユノさんの肩に 


コツンと当てて


「好き・・・」 と 言った







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2015_05_16

Comments

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    2015-05-16 18:35  

Re: タイトルなし 

鍵コメ Sさん
コメントありがとうございま~す♪

気持ちが通じて 私もホッとしましたv-238
甘く甘く 溶けてもらいましょうか・・・

そして リアルユノねv-359
お仕置きが必要かしら?

ユノは別に悪くないですがv-403

次のお話(紫色の誘惑の次のこと)では
ユノを いじめちゃおうかな?
なんて 心の狭い私は 考えちゃったのです・・・

こんな些細なことから 
ストーリーが 浮かんでしまうんですねv-397

でも大丈夫!
この2人のラブストーリーは
もう少し 続きますv-343
応援してくださいね!

mink
mink  URL   2015-05-16 22:50  

 

minkさん
あんにょん🎵

やっと、やっと気持ちが通じましたね(T.T)(T.T)(T.T)
良かった~~(*≧∀≦*)
チャンミン良かったねーー💕
辛かったよねーー😫
感情移入してしまって胸が痛かったです😭
熱い熱いキスまで交わして
あ と は ❤❤❤❤

ドキドキーーー(*≧∀≦*)

cha-sama  URL   2015-05-17 12:30  

Re: タイトルなし 

cha-samaさん
コメントありがとう~♪

はい!
やっと やっとでした・・・ほっv-344

このお話の2人には 幸せになってほしいので
はやく結ばれて 心も身体も一つにv-346
私の 鼻血ブーなお願いなんです!

想像で 書いてみます!
さて どうなるのでしょうか?!

mink
mink  URL   2015-05-17 14:58  

やっと 

mink さま
紫色の誘惑、最新のお話でコメントさせて頂こうかと思っていたのですが、そう思いながらもなかなかきっかけがつかめず、ただ、私的にこのあたりのお話がとても好きで、何度も読み返しているところだったので、紫色の誘惑、初コメはここから失礼します。
何だか随分と前置き長く、失礼しました。

ユノとチャミが、お互いを想いながらも、気持ちが違う人へ向いていると思っているもどかしさ、お願いだから、早く気持ちを通わせてほしい、、、。
やっと、お互いの気持ちを伝え合えたこの瞬間、思わず涙がこぼれました。
なんだかね、リアルの二人がお互いを想っている感じと、被るんですよ。
なぜだろう?kissのところも、まんま想像できてしまって。
思わず赤面。もうドキドキです。


cherry b  URL   2015-06-21 00:24  

Re: やっと 

cherry b さん
コメントありがとう~♪

このお話を気に入ってくださって
凄く嬉しいv-363
私にとっても とても大切なお話だから・・・

お話を書くときに
いつも 2人を思い浮かべますv-346

ユノとチャンミンが キスをするときは
こんな感じかしら?とか
色々と 想像しながら・・・ねv-415

何度も読み返してくださったなんて
感激ですv-344
これからも よろしくお願いいたします!

mink
mink  URL   2015-06-21 00:56  

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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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