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赤い華 10


食事は 金髪と俺


そして マネージャーのキムさんの3人だった


一人で 行くからいいと


何度も断ったにもかかわらず


キムさんは 一緒の車に乗るように言って


ガンとして譲らなかった


仕方なく キムさんの運転する車で


手配済みの店へと向かった


車の中は


マイケルジャクソンの曲が 流れていた





後部座席で ぎこちなく 座った俺は


居心地が悪くて


取り立てて 話すこともない金髪との


空間に 


”これは 仕事だ” と言い聞かせていた





案内された店は


クリニックから 車で15分ほど


芸能人御用達といえる


名前だけは 知っている店だった


キムさんは よほど慣れているようで


お店の人とも 顔見知りみたいで


俺たちは 待つこともなく


上階の個室へと 案内された





まずは 乾杯ということで


<ビールでいいですか?>


「あ 私は 結構です
仕事関係の食事では 飲まないことに決めていますから・・・
ザクロシジュースとか ありますか?」


<そんな かたいことをおっしゃらずに
1杯だけでいいですから 用意させてください>


頑なに 断るのも 申し訳ないかと思い


1杯だけ 乾杯用のビールを 用意してもらうことにした


でも 口をつけるだけ・・・


口には出さないが 飲むつもりはない





『初めから 仕事と言われると
少し さびしいですね』


「でも 仕事でしょう?」


『そうですね・・・ 
こういう仕事をしていると 僕たちには
なかなか 腹を割って話そうとしてくれる人はいないんです
一見親しげに振舞って こちらが心を許しそうになると
下心が 見えたりして・・・
なかなか 難しいんです』


「そうですか・・・
私は 別に下心も何もありませんよ
ただ 仕事の話を聞きに来ただけですから」


俺が 事務的に話している間に


キムさんは テキパキと オーダーをする


身の回りの世話は 全て


マネージャーが するものなのだろう・・・


いい御身分だな・・・


「私は 自分で言うのもなんですが
悪い人間ではありません・・・
女たらしは 事実ですが
あなたに関しては 別に何とも思っていませんから
安心してください」


『はっきり おっしゃってくださると
こちらとしても 安心します
ただ 誤解のないように言っておきますが
チャンミン先生を 悪い人だとか思ったことはありません!
だから 今回 お願いをすることにしたのです」


そこに ビールが 運ばれてきた


<こうして お知り合いになれたのも
何かのご縁ですので 乾杯!
これからも どうぞよろしくお願いいたします>


まだ 仕事を引きうけたわけでもないのに


もうすでに 決まったような 


キムさんの発声に 苦笑いをしながら


ビールグラスに 口をつけた


金髪が ほっとしたように 口を閉じたまま


静かに ほほ笑んだ





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2015_07_16

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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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