赤い華 26
category: 赤い華 (終了)
過去は 封印して 生きてきた
忌々しい体験をした
自分が 許せなかったし
あんなことになってしまったという
自分の運命を
呪っていた・・・
どうして?
あれは 犯罪だ・・・
考えただけでも 悍ましい!
でも もしも・・・
あの頃 同じ場所に
ユノさんが いたのなら・・・
否が応でも また思い出すことになる
確かめなくては・・・
あの 練習生の中に
ユノさんが いたのかどうか・・・?
甘くて 美味しいジュース
練習で疲れた 育ち盛りの子供には
蜜の味・・・
なのに・・・
ぼんやりと 意識が戻った俺の
目に 映った信じがたい光景
何で 眠ってしまったのか・・・?
確か お店の中の部屋に いたはず・・・
ここは何処?
何の音・・・?
ピチャピチャ じゅるじゅると 変な音と
身体に感じる 違和感
だんだん 意識が戻り始めて
少し肌寒く感じたし
薄暗い明かりに
自分が今
普通じゃない状況に置かれていることだけは
わかったから
目を擦ろうとしたら・・・
“はっ! ん? えっ!何?何で?”
声にならない!
手が 動かせない!
何かで 縛られている?
裸・・・?
自分の股の間で モゾモゾと動く 黒い髪・・・
ああ・・・
何か 触られてる・・・?
瞬きを 繰り返し
薄暗い部屋の明かりにも 慣れてきた
俺の目に映ったのは・・・
「ひぃっ! な 何を・・・してる・・・ん・・・ですか?」
「ちょっ! 止めて・・・止めてくだ・・・い」
目は 覚めたのに
頭が ついていかなかった
なにか 変なことを されてる!
それだけが わかった・・・
かろうじて 絞り出した声に
男は のっそりと頭をあげて
にやにやと 緩みきった気持ちの悪い顔を
俺に 向けた・・・
その時に見た 悪魔のような顔
気持ち悪い・・・
”やっと気づいたの?
君 最高に可愛いね・・・”
うっ!
そのときの 例えようのない気持ち悪さ
嫌悪感
吐き気がした・・・
”思った通りだよ
君 初めてなんだろ?
気持ちよくしてあげるから このままね!”
うっ!!!
俺のを 口に咥えてる!
やめろ!
怖くて・・・
恐ろしくて・・・
悲しくて・・・
声にならなかった・・・
急に ぶるぶると震えだし
叫ぼうとしても
声が 出なくなった・・・
男は 俺が叫べないのをいいことに
一向に 止める気配はない
”可愛い・・・
汚れてない・・・綺麗な身体・・・
ここも まだ小さいけど 美味しい!”
・・・!!!
頭を動かしながら
俺のモノを じゅるじゅると
音を立てながら
舐め続ける・・・
”ああ こんな綺麗な子を
抱けるなんて・・・”
声が出なくて
その分必死に 身体を捩って
抵抗を試みるけれど
”ああ いいね・・・
その怒ったような顔も しなる身体も・・・
もっともっと 暴れさせたくなる!
どこもかしこも 綺麗だ・・・
ん〜ああ ほら 少し 感じてきたか?”
キチガイだ・・・!
その汚い口と 指を
何とかして 引き剥がしたい!
俺の意思とは裏腹に
慣れてる感じの 気持ち悪い男は
息を どんどん荒げていき
ハァハァ 言いながら
俺の身体に くまなく舌を這わせた・・・
”誰でも経験するんだ・・・
怖がらなくていい・・・
経験がものを言うんだよ?
君が 素晴らしい表現者になれるように
俺の手ほどきを 受けておいたほうがトクだよ?
興味あるだろう? SEX・・・”
芸能界では よくあることだと言われ
それからは 何を言われても
何をされても
もう 抵抗する気力がなかった・・・
ただ ただ 怖くて・・・
目をギューっと 瞑って
血が出るほど 唇を噛んでいた・・・
”お父さん! お母さん! 助けて・・・”
心の中の叫びは 誰にも 届かなかった・・・
ごめんなさい!
あと少し 可哀想なシーンが 続きます(T_T)


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忌々しい体験をした
自分が 許せなかったし
あんなことになってしまったという
自分の運命を
呪っていた・・・
どうして?
あれは 犯罪だ・・・
考えただけでも 悍ましい!
でも もしも・・・
あの頃 同じ場所に
ユノさんが いたのなら・・・
否が応でも また思い出すことになる
確かめなくては・・・
あの 練習生の中に
ユノさんが いたのかどうか・・・?
甘くて 美味しいジュース
練習で疲れた 育ち盛りの子供には
蜜の味・・・
なのに・・・
ぼんやりと 意識が戻った俺の
目に 映った信じがたい光景
何で 眠ってしまったのか・・・?
確か お店の中の部屋に いたはず・・・
ここは何処?
何の音・・・?
ピチャピチャ じゅるじゅると 変な音と
身体に感じる 違和感
だんだん 意識が戻り始めて
少し肌寒く感じたし
薄暗い明かりに
自分が今
普通じゃない状況に置かれていることだけは
わかったから
目を擦ろうとしたら・・・
“はっ! ん? えっ!何?何で?”
声にならない!
手が 動かせない!
何かで 縛られている?
裸・・・?
自分の股の間で モゾモゾと動く 黒い髪・・・
ああ・・・
何か 触られてる・・・?
瞬きを 繰り返し
薄暗い部屋の明かりにも 慣れてきた
俺の目に映ったのは・・・
「ひぃっ! な 何を・・・してる・・・ん・・・ですか?」
「ちょっ! 止めて・・・止めてくだ・・・い」
目は 覚めたのに
頭が ついていかなかった
なにか 変なことを されてる!
それだけが わかった・・・
かろうじて 絞り出した声に
男は のっそりと頭をあげて
にやにやと 緩みきった気持ちの悪い顔を
俺に 向けた・・・
その時に見た 悪魔のような顔
気持ち悪い・・・
”やっと気づいたの?
君 最高に可愛いね・・・”
うっ!
そのときの 例えようのない気持ち悪さ
嫌悪感
吐き気がした・・・
”思った通りだよ
君 初めてなんだろ?
気持ちよくしてあげるから このままね!”
うっ!!!
俺のを 口に咥えてる!
やめろ!
怖くて・・・
恐ろしくて・・・
悲しくて・・・
声にならなかった・・・
急に ぶるぶると震えだし
叫ぼうとしても
声が 出なくなった・・・
男は 俺が叫べないのをいいことに
一向に 止める気配はない
”可愛い・・・
汚れてない・・・綺麗な身体・・・
ここも まだ小さいけど 美味しい!”
・・・!!!
頭を動かしながら
俺のモノを じゅるじゅると
音を立てながら
舐め続ける・・・
”ああ こんな綺麗な子を
抱けるなんて・・・”
声が出なくて
その分必死に 身体を捩って
抵抗を試みるけれど
”ああ いいね・・・
その怒ったような顔も しなる身体も・・・
もっともっと 暴れさせたくなる!
どこもかしこも 綺麗だ・・・
ん〜ああ ほら 少し 感じてきたか?”
キチガイだ・・・!
その汚い口と 指を
何とかして 引き剥がしたい!
俺の意思とは裏腹に
慣れてる感じの 気持ち悪い男は
息を どんどん荒げていき
ハァハァ 言いながら
俺の身体に くまなく舌を這わせた・・・
”誰でも経験するんだ・・・
怖がらなくていい・・・
経験がものを言うんだよ?
君が 素晴らしい表現者になれるように
俺の手ほどきを 受けておいたほうがトクだよ?
興味あるだろう? SEX・・・”
芸能界では よくあることだと言われ
それからは 何を言われても
何をされても
もう 抵抗する気力がなかった・・・
ただ ただ 怖くて・・・
目をギューっと 瞑って
血が出るほど 唇を噛んでいた・・・
”お父さん! お母さん! 助けて・・・”
心の中の叫びは 誰にも 届かなかった・・・
ごめんなさい!
あと少し 可哀想なシーンが 続きます(T_T)


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Comments
うーん
minkさんついに出てきましたね。
チャンミン先生の辛い過去。
もう少し続くのですね。覚悟しておきます。
でも、そこを乗り越えたからこその、今。
そして、これから素敵な事が沢山あると信じて。
辛い過去のために、前に進むことを躊躇う事があっても、きっと来る幸せを信じて。
なんか、話し方が思い切り昭和臭漂うわたし。
cherry_b URL 2015-08-05 21:46
Re: うーん
cherry_bさんコメントありがと~(^^♪
なんか変なシーンでごめんなさい・・・
きっと来る幸せ

うん 大丈夫です!
忘れさせてくれる人が いるから・・・
あと 少しご辛抱ください

mink
mink URL 2015-08-05 23:07