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東京到着時刻が


刻一刻と 近づいてくる・・・





「ユノさん 3日ぶりの仕事ですね」


『ああ・・・』


「俺 今日明日は○○ホテルに 泊まります」


『仕事は 遅いの?』


「いいえ 多分7時くらいには 終わると思います
ただ その後 会合があると思うんで
帰り時間は まだわからないんです・・・」


『そっか・・・まあ 俺も仕事だしな・・・
終わるのは 夜中だから 今夜は会えないな・・・』


わかっては いたことだけど


はっきりと ”会えない” という言葉を耳にすると


何故だか 胸が ズキン!と痛む


バーテンダーの仕事は 


終えてから 帰宅すると


だいたい3時くらいだと


ユノさんは 言った





とてもじゃないけれど


その時間から 会うわけにはいかない


ユノさんだって 疲れてるはずだ


「今晩は 家でゆっくり休んでください
きっと この3日間で 疲れたはずです」


『サンキュ! 明日は?
午後なら時間取れるけど』


「明日は 午前中 実家に顔を出してくるので
午後は フリーです」


『じゃ ホテルに行く!
仕事の時間まで 一緒にいられる』


明日は 土曜日だから


俺は 休みだけど


ユノさんは 夜 仕事がある


夜は ミノやキュヒョンから


誘いが来ているから


丁度いいかもしれないな・・・


時間が許す限り


少しでも ユノさんと 一緒にいたい


考えただけで 顔の筋肉が 緩む


握っていた手を 更に強く握り合って


顔を 見合わせた





約束があるって いいな・・・


明日のために 今日も頑張れる!





東京駅に 到着したことを告げるアナウンスとともに


車内に残っていた乗客たちが


ぞろぞろと 出口に向かう


俺達も 荷物を持って その列に並ぶ





「また 連絡します
ユノさんも 仕事がんばってください
あっ それと・・・
ヒチョルさん達に よろしく伝えてください」


『りょーかい!
それからさ・・・』


少し言い淀んだユノさんの様子を


怪訝に思いながら


その端正な顔を 見る


『チャンミン・・・
しばらく ”Paper Moon” には 
来ない方がいい・・・』


「えっ?」


ヒチョルさんとドンヘさんに 不義理を働いてるなあと


思っていたから 


何処かで顔をださなくてはと


考えていた 


明日あたり ミノから


お店に行こうと 誘われるだろうと予想もしていた


「・・・?」


『オーナーたちには チャンミンが
”よろしく” って 言ってたこと 伝えとくから』


「何か・・・あったんですか?」


ユノさんが 何か 隠しているような気がして


聞いてみたけれど


『何もないよ!
たださ ひやかされるのは 勘弁だろ?
あいつら うるせーからな』


そう言って 笑うだけだった・・・


明日 ゆっくり 聞いてみよう


新幹線の改札を 抜けたところで


ユノさんと 別れた


乗り換えに向かう


ユノさんの 後ろ姿が


人並みに かき消されると


一抹の不安を 抱えたまま


俺は 会議のために 本社に向かった・・・







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2015_06_22


新横浜が近づくと


降りる準備をする人達で


車内が ざわめきだす


トイレに立つ人や 


網棚の荷物を下ろすために 立ち上がる人


さすがに いつまでも 


くっついているわけにもいかないと思い


「ユノさん・・・ 起きてください」


小さい声で 言ってみる


全く起きる気配がない・・・


わざと?


いや そんなことはない


寝息が 聞こえるから・・・


この状況で よく寝られるな?と


変なことに感心をしながら


頭ごと そうっと 動かして


自分のシートに 凭れさせる


自分の席で 寝ている分には


全く問題ないから


品川まで 寝かせてあげよう





その寝顔を 覗きこむと


ああ やっぱり 綺麗だな・・・って


改めて感じる


今 回りに誰もいなかったら


迷わず その形のいい唇に 


キスを落として


何秒経ったら 目を開けるか


試してみるのに・・・





新横浜を出ると


ユノさんが 自然に目を覚ました


『あ 俺 ずっと寝てた?』


「はい ずーっと!」


そう言うと


『ん? なんか トゲのある言い方』


「さっきまで 俺の肩に・・・」


そこまで言うと 恥ずかしくなって


少し赤くなってきたのが 自分でわかった


『そっか ごめん!
恥ずかしい思いを させちゃったな』


って 


顔を 覗きこまれて


それだけで 好きが溢れる・・・





『チャンミン おはよ』


ちゅっ!


「!!!!!」


それは とんでもない不意打ちで・・・


早技で・・・


反則だった・・・





俺は 自分でもはっきりとわかるくらい


真っ赤になり


動けなくなった・・・


「ダ・・・ダメですって・・・」


『大丈夫! ほらっ 回り いないし・・・な?』


見れば


隣りも 斜め前も 斜め後ろも


回りは ほとんどが 


新横浜で 降りたようで


誰もいなかった・・・





「ふーっ」


少し安堵して 息を吐く





隣りを見ると


ユノさんは 反対を向いて涼しい顔


口を結んで 睨んでやる!


俺を見ないくせに


いたずらな手が 俺の手を ぎゅーっと握った


慌てて 振りほどこうとしたけれど


強く握られていて 全然離れない


「ちょっ ユノさん・・・
困りますっ」


手を引こうと 躍起になる俺を


あざ笑うかのように


振り向いて


ニヤっと 笑う


そんな顔も めちゃくちゃカッコいいから


俺の心臓は 忙しいんだ





『いいじゃん! 誰もいないんだし!
それに 俺の方が 力 強いね!』


「・・・」


何度も 攻防戦を 繰り広げたけれど


ユノさんの言う通り


力では 敵わなかった・・・





東京駅に着いたら


この手を 離さなければならない・・・





言いようのない不安に駆られて


俺は その手を 握り返した







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2015_06_21


結局 俺は


ユノさんに 抱かれ


狭いシングルベッドの中で


2人 寄りそって 眠った





こんな日常が 


ずっと 続けばいいのに・・・


毎日 触れることが できたらいいのに・・・








少しだるい身体を 奮い立たせて


朝早い新幹線で 東京へ向かった


車内は 一目で出張とわかる人達でいっぱい


黒 紺 グレー・・・


似たような色のスーツを 着たビジネスマンばかりで


同じ車両の中には


女性は1人も いなかった


勿論 俺もスーツを着ているが


色は黒でも カジュアルな服装のユノさんが


1人だけ 異彩を放っていた・・・





運よく取れた D・E席


駅で買った サンドイッチとコーヒーで


朝食を済ます


ユノさんと 新幹線に乗る日が来るなんて


想像もしなかったな・・・


ちょっと 旅行気分を 味わえる感じ





ウキウキと 嬉しそうな俺を見てか


『チャンミン なんか楽しそうだな?』


「ええ とっても楽しいです」


だって 隣りに あなたがいる・・・


朝食を終えると


ゴミを捨てに行ったユノさんが


キョロキョロしながら 戻って来る


『この車両さ 葬式みたいだな・・・』


ふふふ・・・


朝早い新幹線なんて こんなものだ


静かで 物音ひとつしない


大体 寝ているか 書類に目を通すか


新聞を読むか スマホやPCをいじるか・・・


することは ほぼ決まっている


ユノさんは 落ちつかないみたい


『俺 浮いてるな・・・?』


耳元で こっそりと言うユノさんが


なんか 可愛らしい


「ほんと 色気ないですよね この車両」


『俺は チャンミンがいるから いいけどね』


太ももの上に置いた 俺の手に


自分の手を重ねるから


慌てて 手を引っ込めた


「ユノさん!」


『ああ 悪い悪い』


ダメだよ・・・


外では・・・ね





京都~名古屋を過ぎて


暫くすると


殆どの人が 寝る


俺も 少し眠くなってきたみたい・・・


目を閉じよう・・・





”ただいま 予定通り 小田原を 通過致しました”


車内アナウンスで 目を開けると


もう 次は 新横浜だった・・・


随分 寝ちゃったな・・・


ひゃっ!


俺の肩に ユノさんが・・・


うっ・・・どうしよう・・・?


起こすのは可哀そうかな


少し口を開けて


気持ち良さそうに寝ているユノさんを


暫く そのままにして


肩に 愛しい重みを感じながら


再び 目を閉じた


あと数分 このままで いさせて・・・







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2015_06_20


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2015_06_19


狭いマンションの 一室


ユノさんといる今 空気が 薄い・・・





大阪に 転勤が決まったとき


どうせまた 2~3年で異動だろうと考えて


会社にほど近い 便利な場所を 選んだ


単身者の多く住むマンション


身体の大きい俺は 


ワンルームでは 息が詰まるかと思い


1DKの部屋にした


と言っても ワンルームマンションに


少し毛の生えた程度の広さだけど・・・


簡素なキッチンに ユニットバス


ダイニングとは 名ばかりのキッチン前のスペースには


ダイニングテーブル兼パソコンのおけるデスク


勿論椅子だって 1脚しかない!


そして すぐ隣の部屋には


作りつけのクローゼットに本棚


シングルベッドが 1台だけ・・・





この部屋に 自分以外の人が入るなんて


想定していなかった・・・


新しい土地で 新しい仕事に没頭すれば


ユノさんのこと


忘れられると思ったから・・・


毎日遅くまで 仕事をして


疲れて帰る毎日 


覚えなければいけないことが たくさんで


夕飯は 殆どコンビニ飯か近くの定食屋・・・


シャワーを 浴びてベッドに入れば


速攻で睡魔に襲われる


ユノさんのことなんて 


考える時間もないほどに


疲れていたかった・・・


毎日毎日 疲れ果てて


週末も 何もする気が起こらなくて


気になる映画を1本くらいでも観れば


また すぐに月曜がやってくる・・・


そんな生活を 思い描いていた


1年もすれば 俺の心の中から


ユノさんの存在が なくなるだろうと


勝手に 考えていた・・・


消えてなくなればいい


そう思っていたのに・・・





突然 俺の前に現れて


あっと言う間に 


俺の気持ちを 引き戻した人・・・


俺は今 


幸せの雨に 打たれているようだ





ユノさんは 俺の手をひき


ベッドに 腰かける


隣りあって 座ると


この部屋が 本当に 狭く感じる


シングルベッドに 今夜


2人で寝る・・・?


今更ながら 部屋に誘ってしまったことを 後悔した


恥ずかし過ぎるだろ?


今晩 耐えられるのか・・・?





『チャンミン 今日も一日お疲れ様』


ふんわりと 抱きすくめられて


身体中が ユノさんで満たされる


嬉しいけど ユノさんは 平気なの・・・?





「ユノさん せっかく大阪に来てくれたのに
1人にしてしまって すみませんでした」


『何言ってるんだよ?
俺が チャンミンに会いたくて
勝手に来たんだから そういうことは言いっこなし!』


「それに こんなに狭い部屋で・・・」


『俺は チャンミンの部屋に入れて嬉しいんだよ』


「そうですか・・・
ホテル そのまま連泊にしちゃえば良かったですよね
その方が 広いし・・・」


『いや 俺はここがいいな』


そう言いながら 俺の髪をなでたり


背中をさすったりするから


どんどん 気持ち良くなっていく


「なんか 申し訳なくて・・・」


『だから! 俺はここがいいの!
チャンミンの部屋に来れるなんてさ
思ってなかったし
それに ここで くっついて寝られる!』


や・・・やっぱり・・・


ギューって 抱きしめる腕に力が入る


くっつかないと いけないから


恥ずかしいんでしょうが!


『チャンミンは 嫌なの?
昨日も一昨日も 一緒に寝たのに・・・
あんなことも しちゃったのに ね?』


だからー!


言わないでよ そんなこと!


ユノさんは パッと身体を離し


俺の顔を覗き込む


ドギマギと視線が 下に向いてしまう俺の動揺を


面白がるように


『チャンミン ドキドキしてる?』


「あ・・・あたり前です!」


『フフ・・・俺も ドキドキしてるよ
ほらっ! ね?』


俺の手を取り 自分の胸に持っていった


本当に ドキドキしていた・・・


この人が好きだな


心から そう思った







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プロフィール

Mink

Author:Mink
2011年チャンミンに一目惚れ❤
好きが止まらない❤
愛が止まらない❤
ユノとチャンミンの東方神起が
毎日の生きる糧❤
進化し続ける2人の海に溺れています❤

このブログは私の小さな楽しみ。
日記のように少しずつ
東方神起のことを残しておきたいと
思って作ったものです♪

が・・・
腐ってしまったため
妄想空想想像のお話を
UPしてしまいました!

情報ブログでは
ございません!

また 画像は
お借りしているものが
殆どです!
ありがとうございます!

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